赤岳 横岳 硫黄岳 (日帰り)
- GPS
- 10:12
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,678m
- 下り
- 1,681m
コースタイム
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 11:05
天候 | 晴れ後曇り 赤岳山頂はガス無し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
八ヶ岳山荘駐車場(美濃戸口)を利用。 1日500円。下山後コーヒー一杯サービス有 更に2km程先にある やまのこ山荘駐車場は1日1000円。 朝5時から整理券配布開始。 早く着いても5時まで待たなければならないようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
往路で利用した南沢は若干コース不明瞭な箇所がありました。 ピンクリボンが途切れていたりして、コースを確かめながら進みました。 反対に北沢は明瞭な一本道ですが、後半は林道が長く続いて変化に乏しいです。 |
写真
感想
本日26日からせっかく5連休を取ったにも関わらず台風が接近中。
山荘泊を予定していた甲斐駒•仙丈をキャンセルして今日一日で赤岳〜横岳〜硫黄岳の長距離縦走にチャレンジしてみました。
深夜3時半に八ヶ岳山荘駐車場に到着し、ヘッドライト装備で登山開始となりました。
早速ですが、八ヶ岳良いですね…。
南沢からの原生林が最高に幻想的でした。
苔の森は普段以上にマイナスイオンが感じられるし沢沿いを行くので冷んやりと気持ち良く、何故か虫も少ない。
行者小屋までは朝方だったこともあり軽快でした。
小屋でヘルメットを借りようと思ったら、コロナで貸し出し中止中とのこと。調査不足を反省です。
行者小屋からは文三郎尾根を通りますが、ここから一気に急登が始まります。
高度もあってかすぐに息があがってしまいますが、鉄階段でゆっくりと上を目指していきます。
頂上直下は岩稜帯となっており鎖場や岩登りの連続でした。
それらを超えてようやく赤岳登頂!
雲が厚く、もこもことした雲海が視界一面に広がりました。
雲海を突き抜けて見えるのは唯一富士のみで、絶景です。
硫黄岳方面はガスっていましたが、赤岳は快晴でとてもラッキーでした。
赤岳から横岳へ向かう手前にある石尊峰(せきそんほう)は、岩肌がゴツゴツと剥き出していて、鎖場、鉄梯子、岩登りの連続で少しスリリング。
横岳から硫黄岳へ向かうと様相がガラリと変わり、稜線はたおやかだけど非常にザレていて下りは特に気を遣います。
そして硫黄岳直下の浮石地獄。
このあたりでヘルメットがあると良かったかもしれません…。
爆裂火口はずっとガスっていて何も見えなかったのですが、火口付近で粘っていたら急に雲が途切れる瞬間がありその姿を収めることが出来ました。
赤岳〜横岳〜硫黄岳のルートは
非常にバリエーション豊かで
歩きごたえもあり面白かったです。
降りてきてしまえばなんてことはないですが、
標高2000m台後半での登りは非常にキツイものがあり、なかなか思うように進めませんでした。
そして森林限界を突破した後は、
刺すような日差し、冷たくて強い風、雲による影等によって体温調整をこまめに行う必要がありこれらでも結構時間を取られました。
でも森林限界大好きです。
帰りは赤岳鉱泉でビーフカレー(800円)を食べて、足も体力も復活。
レトルトカレーをこんなに美味しいと思ったことはかつてない笑
食べた後は本当に力が湧いてきたのを実感でき、軽快に駐車場のある美濃戸口まで降りることが出来ました。
山荘のサービスは本当にありがたいことです…。
復路で利用した北沢は後半林道歩きが長く、駐車場までが長く感じてしまったので、次回はやまの子山荘駐車場を利用しようと思います。
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