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Yamareco

記録ID: 3407093
全員に公開
沢登り
谷川・武尊

ゼニイレ沢 谷川岳一ノ倉沢を背景に登るスラブ沢 奥壁以降が核心でピンチに

2021年08月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
りえ その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
11:16
距離
7.0km
登り
1,007m
下り
994m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:06
休憩
0:10
合計
11:16
6:16
21
6:40
6:40
536
15:36
15:44
99
17:23
17:25
7
17:31
17:31
0
17:31
ゴール地点
天候 晴れ後、雷雨、後晴れ
過去天気図(気象庁) 2021年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
白毛門駐車場で前泊
コース状況/
危険箇所等
ラバーソールの沢靴はフリクションがよく効きます。
その他周辺情報 湯テルメ谷川
まずはマチガ沢出合に向けて歩きます
まずはマチガ沢出合に向けて歩きます
今日のメンバー。お世話になります!
今日のメンバー。お世話になります!
一ノ倉沢出合からゼニイレ沢に入ります
一ノ倉沢出合からゼニイレ沢に入ります
湯檜曾川を渡ります。水量少なめ。
湯檜曾川を渡ります。水量少なめ。
ガレ場歩き
ガレ場を少し登ると、一ノ倉が見えてきた。
ガレ場を少し登ると、一ノ倉が見えてきた。
スラブが始まります!
スラブが始まります!
スラブ!!
フリクションが効いて快適に登れる。
フリクションが効いて快適に登れる。
暑いので涼み中
斜度がわかりやすい写真
斜度がわかりやすい写真
順調に高度を稼ぎます。
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順調に高度を稼ぎます。
まだ元気。
いい写真!
Iさんマクロ撮影。キレイ!
Iさんマクロ撮影。キレイ!
一ノ倉沢キレイだなぁ!気持ちいい!!
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一ノ倉沢キレイだなぁ!気持ちいい!!
だんだん沢の幅が狭くなってきました。
だんだん沢の幅が狭くなってきました。
奥壁が見えた!
懸垂下降後のトラバース。
懸垂下降後のトラバース。
どうやって稜線に出るか作戦会議した場所。
どうやって稜線に出るか作戦会議した場所。
お花もキレイ!
雷に怯えつつ、登る!
雷に怯えつつ、登る!
雷雨の中、下山…
雷雨の中、下山…
雨があがると、虹が出ていました!!
私のカメラでは虹は写ってなかったーキレイ!
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雨があがると、虹が出ていました!!
私のカメラでは虹は写ってなかったーキレイ!

感想

今期沢登り3回目。
スラブの沢登りに参加させていただきました!

スラブの沢って初めて。
ラバーソールの沢靴が良いと聞いて、準備はバッチリ。白毛門駐車場で前泊して、出発です。

一ノ倉沢出合から広々としたガレ場歩き。
少し歩くと、背後に一ノ倉沢がどーんと見えてきます。この景色が、奥壁までずっと続くのがこの沢の特徴。ちょっと振り返れば、ずっと絶景。

ガレ場を過ぎると、普通の沢っぽい歩きが少し。
このあたりの水は、スラブ帯でだいぶ温められた水のようです。少しでも涼みたくて水に浸かってみましたが、冷たーい!ってほどではありませんでした。

スラブ沢に突入してからは、まずは靴のフリクションを試します。おお!よく効いてる!!
スメアリングで靴底を押しつけるように歩くと、傾斜のある岩でもしっかり歩けます。

ちょっとここは滑るな、怪しいな、という箇所は、草の根っこを掴んで登れば安心。
どんどん高度を稼ぎます。

沢の下部はだいぶ暑くて、水分・塩分休憩多めでしたが、高度が上がるとだんだん涼しくなってきました。風が気持ちいいー。

そんな快適なスラブ帯も奥壁で終了。
過去のヤマレコやブログを参照して、まずは、右にトラバースするような形で奥壁を登ります。

ロープは出してもらいましたが、割とスムーズに登れました。奥壁を登って、ホッ。
あとは、少しヤブを漕げば登山道に出れるはずー…この認識が間違いでした…。

奥壁を右にトラバースするように登ったら、そこからまた右にトラバースするのが楽なルートだったようですが、そのまま上へと登ってしまいました。しばらく登ってから、あれ?こんなに登る?おかしいな??と…

チームリーダーに周囲を確認してもらい、いったん懸垂下降で下まで降りることに。練習や訓練以外で懸垂下降するの初めて!…緊張しました。

そこからフィックスロープを張ってもらい、右へトラバース。ちょっと落ち着いて座れる場所があったので、そこで作戦会議。
ルートミスをしてしまったが、どう登山道に抜けるか…。

1.もっと右へと藪を漕いで、稜線に出る
2.上部のスラブ壁を登って、稜線に出る

選択肢は2つ。まずは1.にチャレンジ。ゲキ藪を漕いで進むも、稜線の先は切れたっていてとても進めないとのこと。(後から、ここは稜線というより岩だったのでは?とのこと)

しょんぼりと引き返して、意を決して2.にチャレンジ。なかなかクライミング要素強めですが、他に道はない。頑張ります!

手や足場を確認しながら少しずつ登って行くと、不穏なゴロゴロ音が…
雷です。

森林限界を超えた山頂付近での雷は怖い。
落ち着いて登りたい所ですが、気持ちはどうしても焦ります。もう少しで登り切る!というあたりで雨も降ってきました。

なんとかクライミングゾーンを終えたら、藪に突入。途中、なかなかの近さで落雷があり、思わず悲鳴。藪こぎも必死です。しばらく進むと、先を進むM君から「登山道が見えた!」との声。…ホッとしました。

助かったーと思いつつも、ここはまだ稜線上です。雷の危険は変わらないので、ヘトヘトですが、樹林帯までは休まず下山します。

しばらく登山道を降りますが、なかなか樹林帯までたどり着かない…汗
体力の限界で、中途半端な場所で小休憩をもらいました。体力なくて申し訳ない。
エネルギーと塩分水分チャージして復活!
下山再開します。

そこからは、ただ安全に下山するのみ。
だんだん雷の音も遠くなっていってホッ。
下山は2時間ちょっとでしたが、もっと長く感じました。白毛門駐車場に着いた頃にはヘロヘロ。
でも、みんな無事に怪我なく下山できて、良かったー!(特に私!)

みんな、お疲れ様!と労わりあって、温泉へ。
湯テルメ谷川で生き返りましたーーー!極楽。

その後、美味しい中華料理屋さんでご飯。
ここも、安くて美味しくて量が多くて最高。
皆で笑いつつご飯が食べれることに感謝です。

反省会はまた後ほど。
まずはお互いの健闘をたたえあったのでした。

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