奥秩父・菌界の探索)ナラタケ、ヤマドリタケモドキなど44種
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 630m
- 下り
- 583m
コースタイム
林道下山 14時40分。
天候 | 晴れ、ときどき曇り。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
資源涵養のため、行動範囲の詳細は公表していません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
体調管理のため今回は沢を上がるルートは使わず、下生えが少なめの森をたどりました。 |
写真
感想
週明けから動きがとれない条件になるため、シーズン盛期直前のきのこの撮影に、奥秩父の尾根の森へでかけてきました。
いつもは楽な沢を使って行動するところですが、今回は体をいたわって、藪が少ない斜面をつないで登りました。
森では、シカの鳴き声や移動するときの音が、遠く、近くから、伝わってきます。
鼻にかかったり、口笛のように、細い意図だったり、音程も、ノビも様々で、互いに鳴き声で情報交換をしているのがわかります。
この森は、熊かアナグマが地蜂の巣を掘り返した跡もあったところなので、こちらも周囲の音に気を配りながら、探索と撮影を続けました。
1週間前の台風で、森はあちこちで太い樹木が倒れています。
ただでさえ斜度がある斜面に、地面を埋めるように、大枝、小枝も葉を付けたままで散乱しており、足場が悪い。
そして、せっかく生え出したきのこの中には、葉をつけた枝の下で身動きもならず、傘も開けずというものも見られました。
しかし、さすがにシーズン本番にさしかかり、きのこの種類と数はぐんと増えました。
ナラタケはいっせいに幼菌が生え出し、ヤマドリタケモドキやアカジコウなど、イグチの仲間では見ても、食べても、魅かれる種類に出会えました。
台風から1週間という時期も、良かったのかもしれません。
テングタケ、タマゴタケ、ツルタケ、ドクツルタケはまっさかり。
ハナイグチも最盛期でした。
採集してきたのは、生え出す数量が多い、ハナイグチ、ナラタケ、ショウゲンジの3種類にしました。
ハナイグチの幼菌の刺身風、
雑きのこ3種の濃厚きのこ煮、
この2種類を楽しみました。
今回、期待が外れたのは、ウラベニホテイシメジでした。クリフウセンタケも、幼菌の姿も見えず。秋の訪れは、きのこの時間表で見ると、半月は遅れているように感じます。
コメント
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tanigawaさん、こんにちわ。
体調はいかがですか?
きのこってこんなに沢山種類があるんですね〜
写真に名前が書いてあっても
区別が付かない私です。
tanigwaさんはほんとによく色々とご存じですね
このページをシールにして貼りたいくらい
ひとよたけの溶けだすの、見てみたいです
sakusakuさん、いいシーズンに入ってきましたね。
きのこは、山を眺める目線と区別して切り替えないと、見えてこないことがありますね。私も、普通のきのこ大のきのこ、ではない、ごく小さなきのこは、波長と寸法を切り替えないと、見えてこないことがあります。 今回の写真のなかでは、ベニカノアシタケあたりもそうです。
でも、大中小、1つ、2つと足元に見つかり出すと、これも「パターン認識」なんでしょうか、数m以内のいろんなきのこが、目に入ってきます。
ヒトヨタケ、キララタケなど、今回撮影したなかにも、溶けだすきのこがありますが、アカチシオタケのように、成熟すると自然に鮮紅色の液を浮かび上がらせる美しいきのこもあります。
体調の方は首や腰などいろいろあって、この夏は重荷は無理でしたが、いまはまた、いろんな目に遭っています。でも、時間を見つけながら、森歩きはしたいです。
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