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Yamareco

記録ID: 34967 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走 十和田湖・八甲田

南八甲田 駒ヶ峯 乗鞍岳(パラダイスコース)

情報量の目安: S
-拍手
日程 2009年02月28日(土) ~ 2009年03月01日(日)
メンバー , その他メンバー1人
天候一日目曇りのち晴れ
二日目晴れのち曇り
アクセス
利用交通機関

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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]

2/28 酸ヶ湯(8:00)〜傘松峠(9:50)〜パラダイスコース265番でお昼40分間〜ニセ駒(12:30-14:00)C1イグルー作る〜駒ヶ峯(14:40-15:10)〜ニセ駒のC1(15:30)
3/1 C1(7:00)〜乗鞍岳(8:00-9:00)〜C1(9:50-11:00)〜傘松峠(12:00-12:40)〜酸ヶ湯(14:00)
コース状況/
危険箇所等
除雪は酸ケ湯温泉の先地獄沼手前まで

駒ヶ峯の西、南側が急傾斜の稜線上で、雪庇が剥がれるためにできるヒドゥンクレバスあり。深さ3mほど、落ちると驚く。
過去天気図(気象庁) 2009年02月の天気図 [pdf]

写真

ニセ駒山頂の標識版
2009年02月28日 12:53撮影 by PENTAX Optio 43WR, PENTAX Corporation
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ニセ駒山頂の標識版
乗鞍岳山頂より岩木山(遠くの薄い山)
2009年02月28日 14:42撮影 by PENTAX Optio 43WR, PENTAX Corporation
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乗鞍岳山頂より岩木山(遠くの薄い山)
駒ヶ峯西のヒドゥンクレバス帯、結構深いよ
2009年02月28日 14:42撮影 by Canon IXY DIGITAL 10, Canon
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駒ヶ峯西のヒドゥンクレバス帯、結構深いよ
ダイヤモンドダストと太陽氷柱
2009年03月01日 07:08撮影 by PENTAX Optio 43WR, PENTAX Corporation
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ダイヤモンドダストと太陽氷柱
乗鞍への登り。後ろは高田大岳と猿倉
2009年03月01日 07:48撮影 by PENTAX Optio 43WR, PENTAX Corporation
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乗鞍への登り。後ろは高田大岳と猿倉
乗鞍山頂より北八甲田
2009年03月01日 08:14撮影 by PENTAX Optio 43WR, PENTAX Corporation
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乗鞍山頂より北八甲田
乗鞍山頂全員
2009年03月01日 09:12撮影 by PENTAX Optio 43WR, PENTAX Corporation
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乗鞍山頂全員

感想/記録

たがじょ一行の八甲田山行に参加。この週末は決定的高気圧が来るので期待満々で参加。冬の真白い八甲田は初めて。さすが八甲田はスキーの楽しい山と言われるだけある。ほどよいトドマツと緩い斜面が延々続き、心配無用で滑降できる。

酸ヶ湯温泉の離れの駐車場をから先、地獄沼の北側を捲いて車道の除雪終点に降りる。笠松峠まではラッセル無しでのんびり行く。峠から南は八甲田らしいトドマツ点在林。青森、十和田市境の緩い尾根状ではなく、その東の緩い沢の中を行く。下りのスキーが快調だから。このルートはパラダイスコースというそうだ。八甲田ではたくさんのコースがあり、三浦敬三さん達が青森営林署時代に取り付けた標識版がたくさん残っている。これらコースの看板番号をそらで覚え、全てのコースをご存じなのがこの度の成田師範である。何十年も通い詰め、朽ちた看板を拾い上げ、整備点検もされているのである。勿論勤労奉仕で。歴史的なコース体系だが、利用者ははっきり申し上げてこの一行含め少数派かも。今時滑り重視のスキーヤーはたくさんいても登って登って登って滑るというリズムのスキーヤーは少数派だから。

ニセ駒ヶ峯は駒ヶ峯と猿倉岳間の最高点。この下にテント、今回はイグルーは便所用。僕はテント泊は相当久しぶり。慣れないテント泊でガソリンバーナーで火を噴かせ、テントの壁に穴を開ける失敗をした。二台使う時はホースを外すときもう一台の火がついているのでかなり危険だ。

駒ヶ峯を空身で往復。駒の先数百m進んでみたところで、合計3人立て続けにヒドゥンクレバスに落ちる。雪庇が山肌からゆっくりはがれ、亀裂が生じて、そこにフタがされているやつだ。初めて落ちるとなんだか解らずとても怖い。深さ3m、幅1.5mほど。僕は結構何度も落ちたことがあるので何とも思わないが、皆は初めてだと言った。

朝はぴかぴかに晴れた。ダイヤモンドダストのような結晶が青い空いっぱいに降り、朝日の下にはその結晶の柱が出来た。初めて見る美しい現象。乗鞍岳への地獄峠へは朝っぱらから楽しい滑降。乗鞍岳の斜面も無理無い傾斜でホイホイ行ける。登るにつれ北八甲田が美しく聳えるのが見える。乗鞍岳は西端から櫛ヶ峰や黄瀬川源流を眺め。最高点に行ってお昼。ここは無風快晴。

下りも最高のスキー場だ。高田大岳に向かって滑降。雪の具合も丁度いい。天場にもどってまたゆっくりして、ニセ駒ヶ峯からの下りも良いコース。笠松峠からの道路もスコスコ進んで帰着。

無限大の視界なので楽しいばかりだったが、もしも視界が無ければマジ読みの地図読みになるだろう。成田師範は旗竿を立てながら行った。何十回も登っていて、どの木に何番の標識があるか熟知している師範でさえ、竿を刺していくのである。

五人のうち二人はスノーシューだが、シールをつけているうちに追いついたりスキーは疲れるから結構やすんだりで、スピードはそれほど変わらないものなのである。さんは八甲田のクラシックルートを伝承しようと月二回以上の師範の山行にお供している。八甲田の往年のルートこそ無形遺産だと思うなあ。

感想/記録

タイム:2/28 酸ヶ湯8:10―△293 9:10―傘松峠9:50~10:05―△270昼食11:05~45―ニセ駒テント場12:40~14:00―駒ヶ峰14:30―△138 ―ニセ駒テント場15:30(泊)
3/1 テント場7:05―乗鞍岳西端8:00―山頂8:25~9:00―テント場9:50~11:00―△270 11:50―傘松峠12:00~45―酸ヶ湯温泉14:00
内容:2/28 今日明日と好天が望めるとの予報に気も軽く酸ヶ湯から入山。R103号は早くも、除雪に備えてセンター出しの小枝が立てられていた。ラッセル無しで傘松峠に2時間弱。ここから雪原にフラッグを立てながらパラダイスコースを辿る。前回の△270番で早めの昼食を採り、尾根に登り赤白のポールへ。これは、傘松峠に下る地点の目印である。西へ200m進み、無立木の緩斜面を登るとニセ駒に着く。早速テントを設営して、駒ヶ峰方面に散策へ。ところが、駒ヶ峰を過ぎて、馬の背の△138番付近のクレバスに3人が落下。20cmほどの新雪の下がパックリと4〜5mの深さで口を開けていたのだ。よく見ると前後には、窪んだうねりが続いている。無風快晴の天気に気も緩んでいたのだろうか。アクシデントは思わぬときに出くわすもの。これ以上の危険はごめん。即撤退して、テント場へ。夕食を採りながら団欒中に、またしてもアクシデント、ガソリンストーブが引火して、テントを少し焦がす羽目に。私は外で用を足していて、テントの中が2,3度真っ赤になるのをただ見ているだけだった。良くぞ小火で治まったもの。明日に備えて即就寝とする。 3/1 星空で迎えた朝7時テント場を発つ。ダイヤモンドダストが輝いて、朝の太陽の下に神々しい白い柱が立つ。矢櫃沢に滑降して、乗鞍岳を登りだす。今日もラッセルは無し。登るに連れて、北八甲田の峰峰が顔を出す。先日のものと思われるスキーのトレースがあった。西端に寄り櫛ヶ峰、黄瀬沼方面を展望してから山頂へ。十和田湖、十和田三山を展望して下山。テント場には10時前に着く。休憩してテントを撤収して11時下山。シールを外して傘松峠までの滑降を楽しむ。昼食を採り眺める横岳には、スキーのシュプールが見える。酸ヶ湯へは14時に無事着く。

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