笠ヶ岳〜双六岳〜三俣蓮華岳:悪天により短縮行程
- GPS
- 28:55
- 距離
- 43.3km
- 登り
- 3,417m
- 下り
- 3,431m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 10:22
- 山行
- 7:57
- 休憩
- 3:14
- 合計
- 11:11
- 山行
- 4:47
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 6:47
天候 | 6日:曇り時々晴れ、昼過ぎ一時雷雨 7日:晴れのち曇り、次第に風強まる 8日:雨、森林限界では風も伴う 低気圧暖域内、山岳域では下層湿りで前線通過前からしっかり降るものと考えるべきだったかも。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 山小屋でのビール販売なし |
写真
感想
つまらん山行になってしまった、敗退山行である。
7日に気合で西鎌尾根を歩いて槍ヶ岳山荘まで行くべきだった、後悔。
飛騨山脈南部山域にて3泊以上の山旅を計画していたが、8連休の真ん中が悪天候になる予報、やむを得ず未踏の笠ヶ岳絡めた2泊で楽しめないか検討する。
初日は笠ヶ岳で泊まるとして、天国が約束される7日をどうするか、やや長めの行程ではあるが6年ぶりに西鎌尾根歩いて槍ヶ岳まで歩こうではないか。そうしよう。
6日、新穂高から笠新道を経て笠ヶ岳へ。いつも通り出遅れスロースタート。
上空寒気の影響で雷雨の確度高め、笠新道を登り始め、休憩の度にナウキャスト確認していた矢先、正午前、日本海から前線位相の雷を伴う対流雲が南下中、しかも進行先がちょうど飛騨山脈南部、やべえ雷雨にやられる。
適当な岩陰見つけてレインウェアに身を包み一時退避、やがて遠雷聞こえたのち驟雨となり、数発近くで雷撃あったが、30分ほどで収まる。必要最低限のレインウェアでは、岩陰に擦った程度で穴が開いた。
雨の後は一気にクリアスカイ、しかし束の間でやがて夕方にかけてガス多くなる。15時過ぎて標高2800mのキャンプ場到着、山荘までの標高差30mがキツい。先に設営を済ませ、受付済ませた後サクッと笠ヶ岳のピークを踏む。飛騨山脈の100名山で唯一の未踏であった。ガス多めで大展望とはいかず。
月曜日であったが、笠ヶ岳山荘のテント場は20張程度はあった。ここでなんと大学の後輩が居ることが発覚、後輩とはいえ直接の知り合いというわけではなくかなり年齢は離れているが、軽く世間話を交わした。夜はいつも通り肉を焼く。日が暮れるとかなり冷え込んだ。
7日、双六小屋で時間オーバーとなり、ここでテント泊となる。
笠ヶ岳での朝は冷え込み、霜がおり氷も張った。テント内の結露も霜となった。この日も出遅れ、5時過ぎての出発。西鎌尾根行くには9時双六岳には着いておきたいところ、最悪10時をタイムリミットと設定した。
笠ヶ岳から双六小屋まで3時間ぐらいで行けるでしょうと目論んでいたが大外れ。双六小屋への縦走路はピークいくつもありアップダウンあり。途中弓折岳と思ったピークが実は違っており、GPSが止まったのかと勘違いした。
そんなこんなで双六小屋に10時着、明らかな時間オーバー。槍ヶ岳山荘までの西鎌尾根は標準5時間、まいて歩けば行けなくはないだろうが、へとへと状態になりたくない。翌8日の午前中は天気もつから、早朝発で西鎌尾根歩いて奥丸山経由で下山すればいいだろうと考え、ここ双六小屋でくたばることにした。
さっさと設営済ませ昼寝して、時間もあるので三俣蓮華岳までお散歩。稜線ルートはガスに覆われたが、三俣蓮華岳からは展望効いた。戻りは巻道ルート。夜にかけて次第に風強まりテントのバタつく音が気になるため、耳栓して就寝。
8日、
朝から強風ガス雨、もうだめだ小池新道エスケープ一択。雨のなか、真っ白のなか敗退下山。
10日は剱岳早月尾根日帰りしようと、9日富山県で停滞するつもりでいたが、効率悪いと考え、翌早朝新潟に戻ることにした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する