古峰山
- GPS
- 04:50
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 572m
- 下り
- 570m
コースタイム
天候 | 曇り時々小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
「古峰山登山道入口」の白い看板から未舗装路に入ってすぐのところ。 登山口付近に駐車場はなく、路肩スペースをみつけて駐車した。 登山口の看板に次のように書かれていた。 「駐車場が有りませんので車のすれ違いの出来る場所に駐車して下さい 上田地域ビジョン」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〈登山ポスト〉 なし。 登山届は提出していない。 家族にはおおまかな計画を伝えておいた。 〈水場〉 山と高原地図(2011年版)では登山口に水場が表示されているのだが、水場の標識はみあたらなかった。神字川から引かれた水路を指すのだろうか。 〈道の状況〉 登山口および登りはじめのルートは、地形図の点線とは位置が異なる。 第1展望台の手前でGPSのトラックがようやく地形図の点線と重なった。 登山口から山頂まで30−40分。 道は整備されており、真新しいトラロープも設置されていた。 迷いそうなところはなかった。 登山口の杉林は数分で雑木林に変わる。 第1展望台をすぎると道はしだいに岩がちになる。 遊歩道の感覚では歩けない。 第2展望台の先にハシゴの設置された岩場がある。 ヤブに隠れた崖にはロープが張られている。 標高が低いので眺望はかぎられるが、気持ちのいい尾根道が続く。 山頂には古峰神社の石柱がある。 山頂から先に進むと、姥沢川・南入沢への下山路を示すらしき赤テープが2ヶ所ある。 1つは山頂の次のピークの手前で、地形図にある分岐とは位置が異なる。 もう1つは山頂から30分ほどのところで、道標の白いポールが立っている。 尾根道は一応そこまで。 割引岳への古い登山道がその先にも続いているが、木の枝におおわれている。 姥沢川・南入沢に下る場合、もとの台原登山口までの周回ができなくなっていることに注意。 これは、台原・学校林連絡通路(所要時間15分)が水害で完全に崩壊していることによる。 現在、その一帯では大規模な復旧工事がおこなわれている。 |
ファイル |
(更新時刻:2013/10/06 21:58)
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写真
装備
個人装備 |
つば広帽子
腕時計 SUUNTO vector
GPS GARMIN etrex20
カメラ NIKON coolpix AW100
30Lザック ザックカバー
電子国土地形図
山と高原地図 越後三山 2011年版
コンパス
筆記具
水 0.8L
行動食
雨具
スパッツ
ヘッドランプ 予備電池
救急用品
シェルター HERITAGE エマージェンシーソロシェルター
シュラフカバー
熊よけ鈴
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感想
古峰山は、巻機山のふもとにあって目立たない山だ。
古峰山と書いて「こがらさん」と読む。
めずらしい読みだ。
山頂にまつられている古峰(ふるみね)神社にちなんだ山名だろう。
古峰神社の本社は日光の古峯ヶ原(こぶがはら)にあり、神社を指して「こぶがはら」と呼ぶことがある。
こちらの古峰山も古峰原峰(こぶはらみね)、古峰神社が古峰原神社(こぶはらじんじゃ)と呼ばれていたらしいことは、『越後の山旅』に見える。
古峰山の「こがら」という名前は、ひょっとすると「こぶがはら」あるいは「こぶはら」からきているのかもしれない。
この小さな山に登ってみたかったのは、割引岳に登るコースがここに存在したからだ。
神字山および割引岳には巻機権現がまつられており、かつては盛んに登拝がおこなわれていた。
その習慣がすたれるとともに、姥沢の巻機山登山道も見捨てられてしまった。
そのコースを下山した貴重な記録がヤマレコにある。
1980年の時点で、すでに「3〜4年程手入れしていない」状態だったという。
[url=http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-323497.html]巻機山(牛ヶ岳〜割引岳) 1980年06月28日(土) tyojinbo3[/url]
近年の様子については、途中まで登山道をたどった人のブログ記事がある。
「斜里岳なんて比じゃないくらいシャレにならないヤブこぎ」になるらしい。
ヤブ尾根を下るときの危険についても参考になった。
[url=http://nut2john.ciao.jp/fooenikki/?p=1335]緑色の風に吹かれて(古峰山:新潟県) 2009年 6月 27日 ふうたろう旅日記[/url]
今回私のたどった970Mあたりまでは、まだ本格的なヤブこぎがはじまらない。
かなり木の枝におおわれてしまっているが、しっかりした登山道が残っている。
数年前に設置されたのではないかと思われるロープも数ヶ所あった。
ふつうのヤブこぎルートではそんなことをしないのだが、登山道をふさぐ木の枝を手当たりしだいに折りながら進んだ。
枝を折るのに熱中して、登りにも下りにも思わぬ時間がかかった。
コメント
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当方も、古峰山から巻機山に行けるのでは?と思い、2006年9月に挑戦し貴兄と同じ付近で引き返しました。1980年でやっと通過でき、2009年で無理。有意義なレポート、ありがとうございました。 南入沢の方に降り、最短ルートで金城山高棚コースの入口へ行って確認し、六日町駅まで歩いたのですが・・・この時、高棚コース入口近くの、カラオケスナック?の客に車で追いかけられ、5〜6人に囲まれ不審者呼ばわれされ、たいへんな目にあいました。そうです、夜中に古峰山〜巻機山を登ろうという無茶をしたのでした。成功する可能性0パーセントでした。
goraikou3さま
コメントに気づかず、お返事が遲れて失礼しました。
検索してもほとんど見つからないけれど、やはり古峰山から巻機山をめざす人はいるのだとわかってうれしいです。
しかもそれが鋸山をホームにしているgoraikou3さんであればなおさらです。
さらに夜中に登られたとあっては、想像を絶します。
私はせいぜいのところ登山シーズン週末の井戸尾根を登るとしたら人の少ない夜中に登りたいというくらいのことを望んでいます。
高棚ではひどい目にあわれたのですね。
これはきっちりとリベンジすべきですよ。
南入ノ頭もしくは高棚ノ頭に対して。
私はまだ金城山の高棚コースを登っていないのでそちらが先ですけど。
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