雲ノ平〜鷲羽岳〜黒部五郎岳 ◆紅葉と絶景に浸る◆
- GPS
- 17:29
- 距離
- 42.7km
- 登り
- 3,510m
- 下り
- 3,511m
コースタイム
- 山行
- 9:24
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 10:31
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 6:57
天候 | 【1日目】快晴 【2日目】晴れ〜ガス〜晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
前日夜到着も第1は満車(路肩、路駐も溢れていました)だったので、300m離れた第2駐車場へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全体を通じて危険と思われる箇所はありませんでした。道迷いしそうな箇所もありません。 |
写真
感想
連休の日曜日〜月曜日が天気よさそう。せっかくなら日帰りでは難しいエリアに泊まりで行ってみよう!・・・と思ったものの、山小屋はどこも予約満室。そんな中黒部五郎小舎が空いていたのですかさず予約!いつか歩いてみたいと思っていた雲ノ平を組み合わせて1泊2日の山行にしました。
4:30に折立をヘッデンスタート。7月に薬師岳ピストンしていたので、道の様子はだいたいわかっています。林を抜けた三角点ベンチで雲海の景色が迎えてくれ、前回はガスで望めなかった薬師もその姿を見せてくれていました。
太郎平小屋は多くの人で賑わっていましたが、分岐を折れて雲ノ平へ向かうと行き会う人はぐんと減りました。ガスが流れる幻想的な光景、見えてくる山々の姿、これから出会える景色に期待が高まります。水の流れを聞きながら3度の渡渉(橋)を経て薬師沢小屋に到着。吊り橋を渡って、雲ノ平(直登)へ。
初めに長いハシゴ、その後に短いハシゴを数本こなすと、苔の付いた岩になります。はじめは「なかなか雰囲気いいじゃん」などと思っていたのですが、これが延々と、さらに斜度はキツくなっていきます。途中で会った男女ペアさんと「長いですね〜」と苦笑い。標高1,900mから2,400mまで500mを一気に上げます。そうして登り切った先に「最後の秘境」がありました。
ハイマツを中心に背の低い木々が拡がる光景、実は初めのうちは「この程度か」と思っていたのですが、歩を進めるにつれどんどん惹き込まれていきました。周囲を取り囲む山々の表情、そして自分がいる場所の雄大さ。薬師は表情を変え、水晶が近づいてきます。贅沢な時間と空間、本当にそんな印象でした。
祖父岳を経てワリモ、鷲羽岳へ。鷲羽岳はさすが百名山、多くの方で賑わっていました。三俣山荘まで下ると初日最後のピーク、三俣蓮華岳へ。イメージしていた稜線の先にラスボス風ピークが待ち構えており、くじけそうになりつつも何とか登頂。三俣でテン泊するという男性ソロさん、双六小屋へ向かう女性ソロさんと分かれて黒部五郎小舎へ向かいました。
2日目は小舎の朝食を済ませて5時すぎのスタート。はじめはヘッデン歩行でしたが、間もなく明るくなってきました。水の流れを聞きながら歩を進めていくと目に前にカールが現れました。巨岩が立ち並ぶ光景に圧倒され、そして紅葉の美しさに目を奪われます。ちょうど朝陽が差して、その表情も変わっていきます。昨日の雲ノ平とは違った意味で山や自然の大きさを感じました。
黒部五郎の肩から山頂へ、その後は北ノ俣岳から太郎平を経て折立へ下りました。
※今回の山行でヤマレコマイレージが「レッドステージ」になりました。曲がりなりにもここまで2,500km歩いてきたということみたいです。これからも安全でよい山行を重ねていきたいと、改めて思います。
そしてそして、何より悔しいのが、、、yoisaさん、私と確実に会ってますよ!まだ暗い時におそらく太郎小屋までのどこかで抜かれてます。あー、、何度もニアミスしていて鋸岳以来のチャンスだったのに、未明でお互いに顔もわからずだったと思います。ちゃんと会話出来なくて本当に残念でした〜😓
まだこちらはレコ書けてませんが、またアップしたら時間を覗きに来てくださいね😁
yoisaさんと同じ雲海と朝日を、yoisaさんとかなり近い場所で見てました。素晴らしい1日でお互いに最高の山行になりましたね〜♪ お疲れ様でした!
追伸。あ、レッドステージおめでとうございます!
たぶん5:00すぎくらい。男女ペアさんの男性が私に気づいて「譲るよ〜」と声をかけられ、避けていただいた白キャップの女性。「ありがとうございます」と声をかけて通過させていただいた後「あれ?」と思いましたが、河童橋のオサレなスカート姿が脳裏にあったため自信が持てず、そのまま進んでしまいました。
後から「この天気予報なら」「このタイミングなら」「百高山ラストなら」考えれば考えるほど、haruboさんだったのではないかと思い、確かめに三角点まで戻ろうかと思いました(笑)・・・いや、まじで。
本当に残念でした。お声かければよかったです!!
お近くにいらっしゃったとすれば(もはや確信)、素晴らしい日になりましたね。
記念すべきレコを、楽しみにしています
その前に何人か抜かせていただいて、yoisaさんとすれ違う前にもお一人ソロの男性を抜いたので、もしかしてその方に追いつかれたのかな?抜かさせてもらって失礼だったかな😅と思いながら待機していたところでした。
あー、明るかったらお話ししたな〜って思うととても残念ですが、何度もニアミスがあるのでまたきっとどこかでバッタリ出来そうですね✨ レコは今から仕事の合間にちまちま書き進めます 笑
黒部五郎岳と北ノ股岳の間のどこかですれ違っているかもしれませんね。
おっしゃられる通り、黒部五郎岳↔北ノ俣岳の間でお行き会いしていますね。ご挨拶もさせてもらったかもしれません、ありがとうございました。
横浜にお住まいのようですが、南アルプス、北アルプス、中央アルプスと精力的に歩かれていますね!Yokohama-menさんが6月に歩かれた「笊ヶ岳」は私のお気に入りに入っていて、近いうちに足跡を辿らせてもらえれば、と思っています。
今後もまたどこかでお行き会いできましたら、よろしくお願いします。
またどこかでお会いできたらよろしくお願いします♩
薬師沢小屋の吊り橋から見下ろした渓流、あの流れをを登って行く「沢登り」のセカイがあるのですね!!私は山行途中に渡渉ドボンの経験くらいしか(笑)沢登りは未体験ですが、ukatakaさんのレコでそのセカイを覗かせていただきました。すごく楽しそう!!ルーファイや高巻き判断も含めて、充実感が伝わってきます。
これからも沢沿いの山行ではukatakaさんたちがひょっこり現れるかも!と思って歩きますね(^^)
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