記録ID: 3542395
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
日程 | 2021年09月19日(日) ~ 2021年09月20日(月) |
---|---|
メンバー | |
天候 | 19日: 晴れ、20日: 曇り後晴れ |
アクセス |
利用交通機関
糸魚川駅前の駐車場に車を置き、6時発の登山バスで蓮華温泉へ。
電車、
バス、
車・バイク
帰りは欅平から黒部峡谷鉄道で宇奈月温泉、富山地方鉄道で新黒部、北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅から糸魚川駅へ。 糸魚川の駐車場(南側のアルプス口駐車場と北側のヒスイ王国駐車場)では新幹線利用者の駐車料金が96hまで無料。
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2021年09月の天気図 [pdf] |
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装備
個人装備 | 長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 朝食 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ カメラ 現金 シュラフカバー(小屋シーツ代用) タオル(小屋枕カバー代用) マスク 除菌ウェットティッシュ |
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写真
感想/記録
by Nishiden
三連休だったが、初日は台風影響が残って出かけず、2日間で白馬岳へ、登りは初めての鉱山道から、下りは11年ぶりの清水尾根を行こうとした。白馬頂上宿舎のテン場は予約満杯で、白馬山荘は予約できた。営業小屋泊りは2018年11月以来の約3年ぶり。たまには贅沢も良いかと思った。
蓮華温泉小屋から鉱山道へは、キャンプ場の少し先で朝日岳五輪尾根方面との分岐があるのだが、先行者がキャンプ場の奥へとすたすた歩いて行くのを見てなんとなくついて行った。その人が行き止まりだと戻って来て、僕も戻ることに。
木道が苔むしていたり、足幅だけの狭いトラバースになっていたり、如何にも不遇の鉱山道だが、ルーファイに迷うところは案外なかった。樹林帯の割合が多くて退屈する道ではないかと想像していたが、沢から尾根へと変化があり、割と早くから小蓮華方面の稜線の眺めがあり、神の田圃の湿地帯も綺麗、稜線に迫る所の景観も独特で飽きさせなかった。
鉱山道が終わるまでは2人ほど下りて来るに過ぎなかったが、雪倉分岐から三国境から主稜線と次第に人口密度が増え、白馬山頂で極限の賑わいとなった。台風一過の眺めは最高で無理もない。午後2時前に山頂を離れ、10分足らずで白馬山荘着。受付済ませばやらなければならないことはもうなく、余裕たっぷりだ。小屋前のベンチで杓子・白馬鑓や剱岳などを眺めてビール、日本酒と進み一旦出来上がる。それが覚めて来てからまだ時間はあると、旭岳を往復して午後5時。一服して小屋の夕食となる。
翌朝4時には目が覚めて、自炊室でゆっくり朝食を摂る。外はガスで風もやや強く、暗い内に出発する必要もなければ、その気もない。小屋の情報では5時25分が日の出とのことで、5時過ぎて小屋裏の小ピークに上がってみる。ガスが西から山腹を駆け上がり、巻く渦が東に伸びたり、真上になったり激しく動く。日の出が見られるのか皆やきもきしていたが、ガスの動きの中で見ることが出来た。見事な朝焼けにはならなかったが、寒風を我慢していた甲斐があった。
小屋から少し頂上宿舎方面に下ると清水尾根への分岐、これでまた静寂の山旅になる。とは言っても、清水岳までに同じ方向の人達とは5人、不帰の避難小屋から上がって来た人3人と会った。避難小屋泊りは3人だったそうだ。清水岳の最高点は登山道の峠から100mほど北東にあり、11年前には行っていなかった。最高点までの踏み跡はしっかりついているが、ハイマツの最高点には表示もなにもなかった。一方三角点は南西側にある筈で、こちらも探してみたが踏み跡は切れ、見つけられなかった。
清水岳までは、後立山主稜線の眺めがよく、歩いている稜線の雰囲気も良くて楽しかったが、その後は清水尾根の下り道、直ぐに樹林帯となって辛抱の歩きとなる。避難小屋から1823pを過ぎてその先の鞍部まではアップダウンでなかなか標高が下がらない。その先は「百貫の大下り」となるが、祖母谷の林道に出るまでは「大下り」は上下に分かれ、その間に沢越えを含むトラバースの長い区間があると感じた。この間登ってきた人は1人の若者。唐松岳から祖母谷に下りて白馬岳へと登り返していると。元気いっぱいそうであった。
林道にでてほどなく祖母谷温泉。入浴してくつろぎ、のんびり歩いて欅平の駅で行動終了。トロッコ電車に乗ったのは13時31分だったが、糸魚川駅に着いたのは17時丁度だった。鉄道のつなぎが悪く、宇奈月温泉駅と黒部宇奈月温泉駅の両方で40分以上の待ち時間があった。欅平で1本後の14時37分でも着くのは同じだった。
蓮華温泉小屋から鉱山道へは、キャンプ場の少し先で朝日岳五輪尾根方面との分岐があるのだが、先行者がキャンプ場の奥へとすたすた歩いて行くのを見てなんとなくついて行った。その人が行き止まりだと戻って来て、僕も戻ることに。
木道が苔むしていたり、足幅だけの狭いトラバースになっていたり、如何にも不遇の鉱山道だが、ルーファイに迷うところは案外なかった。樹林帯の割合が多くて退屈する道ではないかと想像していたが、沢から尾根へと変化があり、割と早くから小蓮華方面の稜線の眺めがあり、神の田圃の湿地帯も綺麗、稜線に迫る所の景観も独特で飽きさせなかった。
鉱山道が終わるまでは2人ほど下りて来るに過ぎなかったが、雪倉分岐から三国境から主稜線と次第に人口密度が増え、白馬山頂で極限の賑わいとなった。台風一過の眺めは最高で無理もない。午後2時前に山頂を離れ、10分足らずで白馬山荘着。受付済ませばやらなければならないことはもうなく、余裕たっぷりだ。小屋前のベンチで杓子・白馬鑓や剱岳などを眺めてビール、日本酒と進み一旦出来上がる。それが覚めて来てからまだ時間はあると、旭岳を往復して午後5時。一服して小屋の夕食となる。
翌朝4時には目が覚めて、自炊室でゆっくり朝食を摂る。外はガスで風もやや強く、暗い内に出発する必要もなければ、その気もない。小屋の情報では5時25分が日の出とのことで、5時過ぎて小屋裏の小ピークに上がってみる。ガスが西から山腹を駆け上がり、巻く渦が東に伸びたり、真上になったり激しく動く。日の出が見られるのか皆やきもきしていたが、ガスの動きの中で見ることが出来た。見事な朝焼けにはならなかったが、寒風を我慢していた甲斐があった。
小屋から少し頂上宿舎方面に下ると清水尾根への分岐、これでまた静寂の山旅になる。とは言っても、清水岳までに同じ方向の人達とは5人、不帰の避難小屋から上がって来た人3人と会った。避難小屋泊りは3人だったそうだ。清水岳の最高点は登山道の峠から100mほど北東にあり、11年前には行っていなかった。最高点までの踏み跡はしっかりついているが、ハイマツの最高点には表示もなにもなかった。一方三角点は南西側にある筈で、こちらも探してみたが踏み跡は切れ、見つけられなかった。
清水岳までは、後立山主稜線の眺めがよく、歩いている稜線の雰囲気も良くて楽しかったが、その後は清水尾根の下り道、直ぐに樹林帯となって辛抱の歩きとなる。避難小屋から1823pを過ぎてその先の鞍部まではアップダウンでなかなか標高が下がらない。その先は「百貫の大下り」となるが、祖母谷の林道に出るまでは「大下り」は上下に分かれ、その間に沢越えを含むトラバースの長い区間があると感じた。この間登ってきた人は1人の若者。唐松岳から祖母谷に下りて白馬岳へと登り返していると。元気いっぱいそうであった。
林道にでてほどなく祖母谷温泉。入浴してくつろぎ、のんびり歩いて欅平の駅で行動終了。トロッコ電車に乗ったのは13時31分だったが、糸魚川駅に着いたのは17時丁度だった。鉄道のつなぎが悪く、宇奈月温泉駅と黒部宇奈月温泉駅の両方で40分以上の待ち時間があった。欅平で1本後の14時37分でも着くのは同じだった。
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白馬〜清水岳〜欅平に繋げて糸魚川に戻るとか、考えもつかない発想!
なるほど、参考にさせてもらいます(^^)
行ったことのない鉱山道と11年行ってない清水尾根をつなぐことを考え、糸魚川朝6時のバスに乗るにはそこまでは車だ、駐車場高いかな? お、新幹線一駅間でも乗ったら無料になるんだ、と計画立てました。
糸魚川駅から同じバスでご一緒してましたでしょうか?
確か欅平に行かれると聞いていましたので。
白馬岳から欅平は静かな山歩きを満喫できたようで良かったですね。機会があれば一度歩いてみたいコースです。〆に祖母谷温泉に浸かれるのはいいですね。
こちらもヘタレでしたが無事に親不知まで歩くことが出来て良かったです。連休の影響か思ったよりも多くの方が歩かれていました。また機会がありましたらどこかでお会いできるといいですね。有難うございました。
栂海新道完歩おめでとうございます。
鉱山道も8月に歩かれているんですね。
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