黒部五郎岳〜折立ピストン 勇気を取り戻す旅

2021年09月24日(金) 〜 2021年09月25日(土)

• GPS: 13:51
• 距離: 33.4km
• 登り: 2,358m
• 下り: 2,365m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:13
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:28

7:05 スタート地点
7:13 7:15 折立
7:18 7:18 十三重之塔 慰霊碑
8:00 8:00 太郎坂
8:32 8:32 青淵三角点
8:44 8:49 積雪深計測ポール
9:45 9:45 五光岩ベンチ
10:03 10:11 太郎兵衛平
10:33 太郎平小屋

2日目

• 山行: 9:31
• 休憩: 0:49
• 合計: 10:20

3:37 太郎平小屋
3:47 3:47 太郎山
5:01 5:01 神岡新道分岐
5:08 5:14 北ノ俣岳
5:41 5:41 赤木岳
6:21 6:21 中俣乗越
7:31 7:32 黒部五郎の肩
7:42 7:47 黒部五郎岳
7:56 8:04 黒部五郎の肩
9:05 9:06 中俣乗越
9:44 9:45 赤木岳
10:12 10:18 北ノ俣岳
10:23 10:24 神岡新道分岐
11:19 11:19 太郎山
11:25 11:45 太郎平小屋
12:04 12:04 太郎兵衛平
12:16 12:16 五光岩ベンチ
12:56 12:56 積雪深計測ポール
13:03 13:03 青淵三角点
13:21 13:21 太郎坂
13:49 13:49 十三重之塔 慰霊碑
13:52 13:52 折立
13:57 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

有峰林道1900円
6:00〜20:00まで

コース状況／危険箇所等

折立〜三角点ベンチ
樹林帯の急登
三角ベンチ〜太郎平小屋
比較的歩きやすいが浮石に注意
太郎平小屋〜北ノ俣岳
木道は朝は濡れているのでスリップ注意
木道のないところでも歩きやすかったです
北ノ俣岳〜赤木岳〜黒部五郎岳
赤木岳周辺がちょっと岩場ゴロゴロ
でも危険か個所はない
中俣乗越から回り込んだら目の前に黒部五郎の急登が現れます
晴れていれば上部の黒部五郎の肩が下から見えます
肩まで登ればあとちょっとです

その他周辺情報

亀谷温泉　440円
登山口にドコモの電波はないが臨時駐車場は普通にアンテナがつながります

写真

9/24 7:27

ここからスタート
前にここから登ったのはいつだったか

9/24 8:14

んちゃ

9/24 8:57

例のポール

9/24 9:34

すげー整備されてる

9/24 10:00

剱岳がこんにちわ

9/24 10:00

快晴の薬師岳

9/24 10:46

本日の目的地に到着
明日行く黒部五郎がバッチリ見えるぜ

9/24 10:47

薬師岳もばっちりだ
30分ぐらいしたらガスに巻かれてたけど…

9/24 10:59

今日泊まるお宿
この時期のテント泊は自分の手持ち装備では厳しそうなので小屋泊にしたよ
ええ、横の人のいびきと歯ぎしりがきつかったです

9/25 3:55

朝の3：30に出発
先に誰かいるだろうと思ったら明るくなるまでほぼ自分が1番手だった

9/25 5:22

北ノ俣岳
まだ暗いよ

9/25 6:03

ここでようやく日の出です
予報よりも少し遅いな…

9/25 6:03

紅葉と赤木岳

9/25 6:03

御来光だやほーい

9/25 6:04

黒部五郎はまだ遠い

9/25 6:06

いやー良いですね
最高の朝です

9/25 7:43

なぜか途中全く撮ってなかった
実は自分の実力で往復できるか不安で余裕がなかったのもある
黒部五郎の肩に到着
ここを登りきる前の壁のようにそびえる登りを撮っとくんだった
ここで荷物をデポして空荷で山頂へGO(そして、メタリンをここに忘れたことに山頂で気づく…）

9/25 7:57

まあ到着です
ってメタリンがないのでこの状態で許して…

9/25 7:54

笠ヶ岳と乗鞍とちょこっと御嶽山

9/25 7:54

槍と奥穂

9/25 7:54

左は水晶だが右は鷲か？

9/25 7:56

最高の景色ですわ

9/25 7:57

三角点もあるよ

9/25 7:58

左から剱岳と立山　右奥は白馬三山

9/25 7:59

歩いてきた道を振り返る
長かったそしてここを戻るのか〜〜
けっこう絶望

9/25 7:59

黒部カール
写真には写らないようにしたけど実はこの時左側にBSNHKの撮影スタッフがいた
すごい集中して撮影してました

9/25 7:59

薬師岳が撮ってなかった

9/25 8:11

忘れてごめんよ肩から撮ったよ

9/25 8:39

戻る途中でいろいろ木々が紅葉し始めてます

9/25 8:39

アップダウンが多いため帰り道も来た時と同じコースタイムです
でも、立山〜薬師岳縦走ほどではなかったです

9/25 8:54

黄色〜

9/25 8:55

チングルマ〜

9/25 9:15

来た時は気が付かなかったけど見た目が面白い岩場もあるな

9/25 9:32

北ノ俣岳がガスで覆われ始めた

9/25 9:32

振り返ると黒部五郎もガスに巻かれ始めている

9/25 9:59

紅葉〜ガスに巻かれる前に

9/25 10:26

北ノ俣岳
ここまでくればもう安心
直前でライチョウのケツは見ました
写真撮る前に逃げられた

9/25 10:37

神岡新道との分岐

9/25 10:48

草紅葉も良い感じ

9/25 11:01

なぜかいたカラス
ホシガラスじゃなかった気がする
なんでこんなところに

9/25 11:37

ただいま〜
帰って来たよ〜

9/25 11:42

黒部五郎岳　ハードな山行だったよ

9/25 11:46

太郎ラーメンで失われたカロリーと塩分を補給

9/25 12:59

下山中〜
実は黒部五郎岳往復の時、歩くスピードをセーブしてたんだけど、折立への下山で解放したとたん、やってしまいました
今までこんなことなかったんだけど長時間歩いた影響かな

9/25 13:31

絆創膏で巻いたら快適〜
元のスピードに戻る

9/25 14:03

今度こそ本当に帰って来たよ
ハードな1日だった
これで自信を、勇気を取り戻せた
本当にありがとう

9/25 14:56

帰りは亀谷温泉へ440円

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR850 カシオ

感想

T-moto

先週の火打山で自信が打ち砕かれ、正直長い山行に耐えられるか自信がありませんでした
ただこんな不安状態のままいるのも嫌だったので思い切って長めの山行をやってみることにし、選んだのは黒部五郎岳

太郎平で1泊するとして2日目はピストンしたのち折立まで一気に下る計画
2日目のコースタイムは13時間
過去に登った笠ヶ岳日帰りに次ぐ長さです
しかもやり切ったのは7年も前
自分の場合10時間越えの山行には苦い思いでしかなく、途中でハンガーノックになったり軽い熱中症になったりと大なり小なり何らかのトラブルが発生しています

今回もそういったトラブルにならないよう行動食も多めに持ち
歩くスピードもいつもよりも抑えめでなおかつ歩幅も小さめを意識して歩いていました（結果的にそんなに変わってないという）
やられたのが先週のこともありそれでも不安の方が大きく太郎平小屋にいるときも行けるかな〜大丈夫かな〜とずっと心配してました（もうヘタレです）

翌日は4時半の出発予定でしたが、小屋内で他の方のレコを見ているとみんな3時半ごろに出発していると・・・自分も予定を1時間早めて出発しましたがこれが正解
もし黒部五郎に9時に到着していたらたぶんガスに巻かれていた気がします

おかげさまで素晴らしい絶景が見れて大満足です
レコを見ると山頂に5分くらいしかいなかったみたいですけれど、もうちょっと長くいた気がします


復路も北ノ俣岳に着くまでは抑え気味で歩くをイメージして歩いていました
そんな不安も赤木岳に着くころにはすっかりなくなりいろいろ写真を撮る余裕も出てきてゆっくり山行を楽しみました

折立についたときには帽子をとって深々と一礼
心の底から「ありがとう」とこれでようやく自分を取り戻せました

火打山の反省点はおそらくオーバーペースで登ったことによる疲労だったのだと思います
ゆっくり歩けばまだまだ歩き続けることができると再認識できたことは非常に有意義なものでした
あと遅いペースでもペースが乱れないので依然と同じコースタイムで進めるとわかったことも大きかったです

これ以上ペースを早くするなら自分の体を苛め抜いてやはり鍛えなおす以外はないですね

それにしても素晴らしき黒部五郎岳
本当にありがとうございました