高座山と杓子山周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 927m
- 下り
- 931m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道を覆う草露で足元から上まで濡れます。 高座山頂への登りは急なのと土の斜面なので雨が降ると滑りやすくなります。 地図は手動です。正確さに欠きます。注意願います。 それに盗掘を避けるためうろうろしたところは記載しておりません。 |
その他周辺情報 | 岡田紅陽写真美術館(入館500円)が忍野村にあります。 1000円札の「富士山と桜」のデザインの素になった写真が数メートルサイズでみれました。昭和10年撮影に驚きました。 |
写真
感想
天気が良ければ乾徳山に行こうと思って地図を購入したところ、日曜日が近づくにつれて天気がどうも思わしくない。なのでモードを切り替えて、皆さんのレコを参考にして紫センブリが開花したとのことなので花探しをしに高座山へ。
朝露を含んだ下草は足元をたっぷり濡らし、頬はすすきに冷たく撫でられながらゆっくり汗をかかないペースであっちへこっちへ、うろうろと探しながら進んででいきます。幸いにして紫センブリには早々に出会えたので気分良し。吾亦紅もこの景色で見ると秋らしくていい感じ。なるほど実感するとはこういうことか。ついでにナンバンギセルやヒナノキンチャク探しにシフトチェンジ。なかなかみつからない。
この日の天気は午後から雨になるからなのか人とすれ違わず、ようやく下ってきた方とすれ違いざまに話を聞いてみるとものすごく詳しい。いろいろ教えてくださり(ナンバンギセルはもう終了などなど)、またヒナノキンチャクの咲いているところまで教えていただきました。ヤマレコでもアップされているkunsanさんでした。どうもありがとうございました。手がかりをいただいたことでやる気倍増しました。
せっかくkunsanさんに場所を教えていただきながら、それからが悪戦苦闘。すごく小さいよとは聞いていたので、そのあたりをくまなく探したつもりが見つからず。範囲を広げて探していたところ、下から上がって来られた3人組ハイカーさんたちと一緒に探すことに。それでもなかなか見つからない。
そのうちの一人の方が「探し続けて3年という方もいらっしゃるみたいですよ」との会話のすぐ後に、自分の目の前で、目の端に何かをぼんやり感じ取ったような雰囲気に。そして、「あっ…あった」と冷静に一言。目を向けると、今までその他大勢の景色から、ヒナノキンチャクが浮かび上がって…というかちっこい。ほんとうに小さくてびっくりしました。数枚写真に収めた後にお礼を言いいったんお別れ。
kunsanさんに教えていただいたところに足を運ぶと、今度はすぐにみつかりました。一度見つける難しさを乗り越えると、案外探しやすくなることを実感。先ほど見つけられた方にもお話して先を急ぎます。
高座山を過ぎると、途中から雨は強くなり、濡れながら杓子山まで急ぎ目で。高座山で脱いだレインウェアを途中でもう一度着込んだり何かと忙しい。そして帰りは高座山の土の急降するところを避けるため不動の湯方面から戻りました。行きの時点ですべて見終えていたので良かった。
この後は着替えて、富士山を撮影し続けた写真家の岡田紅陽写真美術館へ。のんびり1時間以上鑑賞タイム。最終日であった岩合光昭さんの動物展もやっていたのだが、現在自分は富士山ブーム真っ最中。
この日は朝から富士山は雲に隠れていたので、のんびり写真の中の富士山を楽しみました。写真の多くは白黒であり、また昭和10年代に撮影されたものも多く展示されておりました。迫力あり。撮影場所も笊ヶ岳や北岳、三ツ峠山や金時山(赤富士)など多方面から撮られたものであり、照明の関係なのかサイズの問題なのか、その両方なのか実際の富士山を眺めているときのように生き生きとしたものを感じました。富士山頂からの写真はなし。そしてこの日、一番格好良く見えたのは乾徳山からの昭和17年に撮影されたものであり、雨が降らなければ登っていただろうと思うと縁を感じずにはいられませんでした。
http://shikinomori.webcrow.jp/okada.html
四季の杜おしの公園 岡田紅陽写真美術館
雨に降られましたが無事に戻れて山の神様仏さまに感謝です。富士山が見えなかったことを除けば、実り多い山行となりました。
指ほどの 雛の巾着 探す秋
秋雨に 昭和初めの 富士のフォト
一日違いで高座山へ行かれてたのですね♪
日曜日も雨でしたか😳
私も2回とも天候悪く富士山には会えてません〜🥺
ムラサキセンブリとヒナちにも会えて、雨の中頑張ったご褒美ですね😊
林道から帰るという選択…高座の下りを避けるにはいいですね😊
美術館で富士山にあえたのですね♪
次は天候のよい日に富士山に会いに行きたいです。
レコありがとうございました😊
一日違いでしたね。
花探ししながら歩いていたら高座山山頂まで4時間かかりました😓
おかげさまでムラサキセンブリにヒナノキンチャクさん見れて良かったです。
ご褒美があると頑張れますね。探している時間も楽しかったです。
>天候の良い日に富士山に会いに行きたいです。
全く同感デス‼
コメントありがとうございました😄
追伸
大榷首峠から不動の湯へ抜けるルートは、雨でぬかるんだ時の高座山からのエスケープルートとして有効だと思います。杓子山から下山する道ですでにぬかるんでいたので、転んで泥んこになるという変な確信がありました(笑)
不動の湯を下って行き、分岐するところ(鉱泉閣)〜鳥居地峠までの間の舗装されている林道には熊注意の看板がいくつかあったので、熊鈴は必携かと思います。と書きつつ晴れの日を祈りながら。ご参考までに。
ヒナさんは思っているより小さくて初対面するまでが大変なんですよね! また探した時は嬉しくて夢中で写真撮るが、小さすぎる!花位置が低すぎる!で難儀しますね。*私もライト持参とします。^^!
今回ヒナノキンチャクさんと初対面だったので、次はもう少し腰に負担をかけずに探し出せるかもしれません。
ほんのそばを顔近づけて探していても気づかないもんですね
それとオオナンバンギセルの話。咲き始めは茎が白くてきれいというのを聞いて、来年探しに行きたくなりました。いろいろと教えていただきありがとうございました。
ライト、役に立つと嬉しいです😄
0taーm0untainさん今日は。
貴兄の句、ノートに書き留めています。
47句になりました。
今日は雨のため、改めて観賞させていただきました。
山に行き、その場で句を作る。実景、実感が捉えられとても素適です。
小生、足腰も弱まり付近の野山を散策程度です。残念です。
指ほどの雛の巾着探す秋
おっと思い立ち止まる。巾着かな。しゃがんで見る。おう雛だ。そして顔を近づける。(ルーペなどあれば拡大して見たくなる。)本当に可愛く可憐な花である。
こんな小さな花がガレ場に咲いている。
命の強さも見る事ができる。
そして秋の山の楽しさを、指ほどの小さな花に教えられる。
(あまり上手い観賞が出来ず申し訳ありません。)
それではまたのレコ楽しみにお待ちしております。
身に余るコメントをいただき、汗顔の至りです。
先生の俳句への姿勢に刺激され、何度も句が浮かばないこともありましたが、どうにか今年の目標である100句に到達しそうです。ありがとうございます。
俳句は独学でして、きっかけは父の形見分けの中に歳時記があったことが始まりです。
精力的に作るようになったのは、ヤマレコのおかげで山行記録を残すようになってからですが、読み直すといろいろ粗が目立ち手直ししたい誘惑にかられます。
昨日、ヒナノキンチャクを見に高座山へ再訪してきました。
自分で少し気になっていた「指ほどの」の表現は横に添えてみると、男の指で考えると大げさに感じましたが、立ちながら探しているときの、なかなか見つからない小ささ(本当に小さい!)を表現したつもりです。
>そして秋の山の楽しさを、指ほどの小さな花に教えられる。
素敵な表現をいただきありがとうございます。まさにその気分でした。
俳句、楽しいですね。先生の俳句楽しみにしております。
これからもよろしくおねがいします。
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