天王山〜十方山〜西山古道〜釈迦岳〜ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜南の谷〜小塩山
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体力度について
- GPS
- 09:14
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,391m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:14
『京青の森』は『大沢峠』とするのが正しいようですが、コースタイム欄の表記はそのままとなっています。
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
■山崎駅〜天王山〜十方山〜浄土谷 地図に従って進んで行き、椎尾神社の横から入山し、谷ルートを進みます。 分岐がいくつもあるので、標識などに注意して所定の進路へ。 縦走路に合流して、南西方向へ進み、天王山の山頂方面へ。 縦走路を辿って行き、小倉神社分岐の少し手前から十方山の山頂へピストン。 小倉神社分岐で浄土谷方面へ進むと、これまでと同様、はっきりとした道が続きます。 雨水で道の中心がえぐられた区間まで来ると、浄土谷にある登山口はすぐそこです。 ここからは少し舗装路を歩きます。 ■西山古道〜大沢峠 彌勒十三佛の近くから入山し、あまり歩かれていない谷を進むと、西山古道の道標13に出合います。 東に延びる尾根に進路を取り、途中の道標などを見つつ進むと、道標10地点。 ここへは柳谷観音の方から来る人が大半でしょうか。 薄暗い谷の道を進むと沢があり、その先がこもれび広場です。 登り返しの急坂を経て、シダの道を進むと、緩やかな道になります。 送電線の下の展望台を経て、ゴルフ場の横を通過してしばらく進むと、大沢峠です。 以前までは『京青の森』と表記していましたが、『大沢峠』とするのが正しそう。 途中で何度か作業林道と交錯していますが、西山古道の順路を示す標識はあり、問題ないでしょう。 ■大沢峠〜大杉〜釈迦岳〜ポンポン山 大沢峠から大杉までは問題なし。 大杉から川久保渓谷方面は立入禁止となっており、本来は進入すべきではありませんが、現地に掲示されている地図には作業区間が明示されており、その手前ぐらいまで行き、引き返しています。 歩いた区間については、これまでとあまり変わりはなく、特に危険箇所はありませんが、立入禁止となっているので、留意して行動を。 大杉からポンポン山の山頂までは、標識が充実した明瞭な道で問題なし。 ■ポンポン山〜大原野森林公園西尾根ルート〜森の案内所 ポンポン山の山頂から出灰方面へ少し進んだ所に標識があり、そこから西尾根ルートへ。 やや急な斜面の区間があるので、滑らないように注意したいですね。 ほぼ踏み跡ははっきりしており、森の案内所まで歩きやすい道が続きます。 ■森の案内所〜南の谷〜小塩山 森の案内所を出て府道に出合うと、小塩山の登山口がすぐそこにあります。 少し進むと沢があり、ここを渡渉し、南の谷へ。 南の谷は一般のルートではなく、2018年9月の台風21号による倒木で部分的に荒れています。 特に危険ではないけれど、それなりに歩き慣れている人向けと思われ、ある程度の注意は必要でしょうか。 谷を詰めて行くと別ルートと合流し、その先に斜面崩落地があり、やや通行しにくくなっています。 天皇陵道に合流し、その後は舗装路などを歩き、小塩山山頂へ。 ■小塩山〜南春日町バス停 舗装路を進み、車道をショートカットする山道へ。 明瞭な道が続きますが、少し滑りやすそうな路面状態の所があります。 ゲートを通過し、その先の正法寺の池を横に見て、左折。 地図に従って進むと、南春日町バス停へ至ります。 |
写真
拍手
この日の唯一のピークハンターさんのプレート。
情報通り、すっかり片付けられている。
川久保渓谷方面は立入禁止となっている。『コース状況』欄に書いた通り、写真24に示されている工事区間の手前までのピストンとし、川久保渓谷方面へ。
『コース状況』欄に書いた通り、写真24に示されている工事区間の手前までのピストンとし、川久保渓谷方面へ。
以前に採取して、食べてみた事があります。
アケボノソウの花などの写真は末尾にまとめています。
この谷では全滅したのかと危ぶんでいたのだけど、わずかに残っていました。
感想
この週末は好天の予報となっていて、本来なら行き先は選び放題のはずなのだけど、日曜に遅ればせながらのワクチン接種となっていて、当日に疲れた状態だと良くなかろうとの事で、近場の山へ。
そろそろアケボノソウが咲いているはずで、ポンポン山界隈へ行く事にする。
山崎駅からスタートし、いつものように椎尾神社にお詣りをして、入山。
9月20日に両親と歩いた時に比べ、沢の水量は少なく、小滝も慎ましやかな姿です。
ゆったりと登って行って尾根に合流し、サントリー山と呼ばれている休憩所で少し休み、さらに歩いて行き、天王山山頂に到着です。
まだ早めの時間だけど、それなりに人の流れがある。
縦走路を辿って行き、小倉神社分岐へ。
ここから十方山へピストン。
9月20日の山行ではキノコをたくさん見かけたのだけど、雨が少ない日が続いたせいか、あまり見られず。
小倉神社分岐に戻り、浄土谷方面へ。
特筆すべき事はなく、登山口に到着し、少し移動。
写真17の地点から再入山し、小さな谷を登って行きます。
ここでは嬉しい事があり、谷を登り終えると、西山古道に合流。
歩き慣れた道で、この時期は特に何かがある訳ではないのだけど、青空の下で歩いているだけで気分が良い。
パンを食べつつの休憩をはさみ、大沢峠に到着。
大沢方面に続く林道を下って行くと、新しく林道が造成されており、その辺りで過去にアケボノソウを見た事があるのだけど、もう気配はない。
写真24の分岐に通行止めに関しての掲示があり、どう対応するかを考えながら歩く。
大杉までの区間は2018年の台風21号で大荒れになっていたのだけど、すっかり片付けられていて、斜面は木々が失われていて、荒涼とした雰囲気。
いずれ植林されるのでしょう。
林道を離れ、地味な道を登ると、大杉に到着。
写真29にあるように、川久保渓谷方面は立入禁止となっているのだけど、掲示されている地図には工事区間が記されており、その辺りまでのピストンなら問題はなさそうと判断し、「ごめんなさい」との事で先へ進みます。
アケボノソウを求めての行程なのだけど、結果としては生息数は激減しているとの印象で、今後がかなり心配。
失意のまま大杉から先へと進み、他ルートと合流しつつ、釈迦岳山頂に到着です。
この前後ぐらいから人を見かける頻度が増し、東海自然歩道に合流すると、いつものポンポン山界隈という感じで、人気の山だと実感させられる。
天王山山頂で見かけたと思われる男女ペアとすれ違ったりしつつ、ポンポン山山頂に到着です。
まずまずの賑わいの中、少し休憩。
出灰方面へ少し進み、分岐で大原野森林公園の西尾根ルートへ。
こちらは普段よりもやや少なめぐらいの人出でしょうか。
歩きやすい道を辿り、リョウブの丘ではなく、ツツジの丘で食事休憩にします。
引き続き西尾根ルートを辿り、森の案内所に到着。
駐在されている方に顔を覚えられたようで、今回は竈ヶ谷へ入るための書類に記入しなくて良いのかと尋ねられてしまう。
自分では分からないのだけど、意外と覚えやすい容姿なのかも知れない。
案内所のすぐ近くの登山口から再入山し、次は小塩山へ。
順調に進んで、時間や体力的にも問題ないので、一般のルートではなく、南の谷へ。
ここも2018年の台風21号で荒れている箇所があるのだけど、その影響も落ち着き、それなりの対処で済むようになっていたのです。
しかし、8月の大雨の影響なのか、倒木が増えていたりで、前よりも通行しにくい。
何とかやり過ごそうとしたのだけど、面倒な箇所では鋸を取り出しての処理を強いられる。
気温が低い時期に来る際には、時間と相談しつつ、さらに片付けをしておきたい感じ。
所々でキノコを見かけるけど、少なめで、採取したくなるようなのは見当たらず。
谷を登り終え、その後のトラバース道区間も荒れ具合が増していて、8月の大雨による影響は大きそう。
天皇陵道に合流し、疲れた体を何とか持ち上げるように登って行き、最後は平坦な道を辿って淳和天皇陵へ至り、すぐに小塩山山頂に到着です。
天皇陵道での下山の途に就くと、相次いでアサギマダラに出会う。
この日は他の場所でも見かけており、合計で4度の出会いとなる。
その場になじんでいるかのようにフワフワと飛ぶ姿を見ていると、長い旅の途中なのだとは感じにくいのだけど、そのおかげでじっくりと見る事ができる。
でも、撮影はできず、残念。
7月の山行では、下山の際に何度となく滑ってしまったのだけど、この日は新しい登山靴のおかげもあってか、問題なし。
最後はいつものようにバスの時間に間に合わせるべくの行動となってしまい、慌ただしく南春日町バス停に到着し、今回も無事にゴールです。
この日は絶好の山行日和で、今年は未訪の皆子山か霊仙山に出かけられれば良かったのだけど、冒頭に記した事情により、近場の山へアケボノソウを求めての山行。
結果としては、全滅かもと思われていた谷で見つける事はできたのだけど、本命の生息地ではわずかしか見つけられず、がっくり。
どのような理由で数を減らしているのか、気になります。
付近を歩く機会は少なくないので、花期以外にも気にかけておきたいと思います。
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