有馬口〜風呂ノ谷〜逢ヶ山〜仏谷峠〜仏谷〜逢山峡
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 485m
- 下り
- 470m
コースタイム
- 山行
- 3:29
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 4:05
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
(帰り)神戸電鉄「唐櫃台」駅から神戸市営地下鉄に乗り継いで「三宮」駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
「風呂ノ谷」について 登山口は有馬口駅から南へ少し歩いたところにあるのだが、ここは逢山峡へ向かう道とはまったく別の方向で、専念寺の東の裏側へと進むルートになる。登山口には小さな祠と金属扉がある。扉の向こうはところどころ舗装された幅広い林道が続き、さらに南へ進むと高架の高速自動車道の下をくぐる形になる(鬼が島へ向かう道と似ている)。本格的に風呂ノ谷の山道へ入る箇所はその高架の高速道の少し先に位置している。 風呂ノ谷の登り始め地点から、二連堰堤となっている風呂ノ谷第二砂防ダムに至る迄の区間は良く整備された快適な道。第二砂防ダムの先からは裏六甲山系にありがちなあまり人の手が入っていない感じの谷道が続く。荒れた谷を越えると九十九折の急斜面が延々と続いており、尾根筋に乗る迄の区間が意外と長い。石で歩きづらい急斜面の登りはなかなか足腰にきつい。尾根に乗る迄の距離はそれほど長くはないので少し辛坊していれば終わる。 合流した尾根道は「奥山谷西尾根ルート」との共通の道であるが、この尾根の上りもなかなかの急斜面が続くのでけっこうきつい。道は狭いが分かりづらいということはないのでひたすら登るのみ。ピークに達すると逢ヶ山の山頂から続く道に合流する。 <風呂ノ谷の2018年04月12日の山行記録はコチラ> http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1426505.html <風呂ノ谷の2019年03月27日の山行記録はコチラ> http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1772420.html 「仏谷」について 全般に以前と同様に荒れたままになっていた。まずは下り始めが滑りやすい急な斜面なので注意のこと。その斜面の終りからは谷筋に入るのだが、そこが根こそぎの倒木と道の崩れ・えぐれで足の置き場にやや苦労する。 谷筋に入ってからも多くの倒木と道の崩れ、散乱する石の山などで、かなり歩きづらい状況が延々と続く。谷筋の石は浮石だらけで動くので、足の置き場にかなり神経を使う状態。倒木も越える(時にはくぐる)のに苦労する箇所もいくつかある。また、進路が完全に塞がれている箇所もあるが、その際は谷筋の左右のどこかに迂回できる薄い踏み跡があるので、それを良く探すことが大事。探せれば無用な危険を回避できるので面倒がらずに周囲を見渡すことがこの谷の攻略のコツだろう。足元がかなり歩きづらいので、意外と体力を消耗するかもしれない。 <仏谷の2017年06月09日の山行記録はコチラ> http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1164742.html <仏谷の2018年11月08日の山行記録はコチラ> http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1643377.html |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
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感想
今回は久しぶりに六甲山系の北側、有馬側を歩くことにした。
まだまだ山歩き力が戻っていないので、体力的にも時間的にも負担がかからなさそうなルート組みを検討し、同行者とも相談の結果、同行者が未踏のままだった「風呂ノ谷」と「仏谷」を組み合わせて制覇することにした。自身は「風呂ノ谷」「仏谷」ともに過去に2回歩いているのだが、だいぶ久しぶりなので新鮮な気持ちになれたのでちょうど良かった。
「風呂ノ谷」は「逢ヶ山」の山頂から有馬口方面へ下る際に使うと便利なルートなので下りでしか利用したことがなかったのだが、今回は往路の上りで歩くことにした。道自体は明快。下りでは短時間で歩けるし行程も楽ちんなのだが、上りだと尾根道に合流する最後の九十九折区間が結構きつくてしんどかったし、距離も長く感じた。まあそんなものかなあ。
「逢ヶ山」の三角点のある山頂広場は、この夏の間に草木が生い茂ってしまっていて見た目の印象として手狭になった感じ。立派な三角点も土に埋もれた上に雑草に埋もれ気味なので気づかない人もいるかも。ここに大きな丸太でも置いてあればゆっくり休憩出来るのになあといつも思うのだが、地元の人はそう思わないみたい。展望もない山頂なので本当に何もない広場なのが少々残念。
「仏谷峠」までの下りは急斜面なので要注意。「仏谷峠」周辺も草木が繁茂してしまって、そこが峠であることすら分からなくなっている状態だった。中央の木にプレートが掛っているので辛うじて分かる感じ。ここから「仏谷」への下りが始まる重要な場所。
「仏谷」は以前と同じでけっこう荒れたまま。ひどくもなってないし、良くもなってない。岩石がごろごろしていたり、倒木が行く手を遮っていたり、踏み跡も曖昧で歩いていると意外と冒険心がくすぐられる谷。逢山峡が近づくにつれて道が明快になってくるのは横谷などと同じかな。上りで利用すると終点が仏谷峠になるので、全体の行程プランを考えると使いやすいのか使いにくいのか微妙な谷ルートではあるなあ。
山行後のご褒美は久しぶりの「からとの湯」。最終目的地をここに設定してから往復の行程を組みたてた。相変わらず良いお湯。けっこう空いていたので快適だったけど大丈夫かな。10月はお休み日もないみたい。
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