大川入山（血糖値低下？ 途中撤退）

2021年10月07日(木) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 7.9km
• 登り: 539m
• 下り: 549m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:48
• 休憩: 0:34
• 合計: 5:22

6:37 治部坂高原駐車場
6:47 6:50 大川入山登山口
8:11 8:28 横岳
9:34 9:37 撤退地点
10:41 10:44 横岳
11:40 11:45 大川入山登山口
11:53 11:56 治部坂高原駐車場
11:59 ゴール地点

今回は、体調不調で、コースタイムは、参考にならないと思います。

天候

曇り後晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R-153治部坂高原駐車場に駐車させて頂きました。数十台は、駐車可能だと思います。どちらかと云うと、冬季のスキー場の方が、有名だと思います。

コース状況／危険箇所等

　駐車場から、R-153を挟んで、北側に、登山口へ通じる林道が見えます。カラ松林の中を進んで行くと、「大川入山登山口」の標識があります。
　踏み跡から見ても、かなりポピュラーなハイキングコースの様で、熊笹は、刈り払われていて、良く手入れがされています。
　横岳までは、急坂ですが、崖状の箇所はありません。カラ松・檜の木の根道があります。この木の根道は、かなり歩き難い状態です。
　今回、体調不良で、P-1683.6の手前で、Uターンしています。引き返した箇所まで、少しアップダウンをしながら上っています。登山道は、良く手入れされています。
　今回、大川入山山頂までは、登れませんでしたが、参考にさせて頂いた、他の方の記録では、問題個所は、無い様です。

その他周辺情報

　今回の山行きの前後、5km位、南西にある「道の駅 信州平谷（ひらや）」を利用させて頂きました。「信州平谷温泉ひまわりの湯」も併設されています。大人 600円との事です。
　詳しくは、「信州平谷温泉 ひまわりの湯」で、検索を。
　治部坂高原にも、「宿り木の湯」があったとの事ですが、ニフティ温泉では、「閉館しました」との情報が、載っています。

写真

10/7 6:30

治部坂高原駐車場です。横岳・大川入山辺りは、未だ、ガスの中です。

10/7 6:38

道路を挟んでの看板に、「大川入山登山口」とあります。

10/7 6:39

少し右に、登山口に通じる林道の入口が見えます。

10/7 6:44

カラ松林の中を登ります。落葉する松で、細かい落ち葉が、路面にびっしりと落ちています。

10/7 6:50

この標識の所から、上って行きます。

10/7 7:00

一ヶ所、橋での渡渉があります。

10/7 7:00

流れは細いのですが、小滝があります。

10/7 7:22

カラ松とヒノキの木の根道です。

10/7 7:39

小さいカエデの紅葉が始まっています。

10/7 7:40

刈り払われた熊笹の間の山道を進みます。未だ、ガスが残っています。

10/7 8:12

横岳に着きましたが、予定時間を、少しオーバーしています。体調不調です。引き返すか？考えます。

10/7 8:13

思い直し、ベンチで、少しパン・バナナを食べ、大川入山へ向け、出発します。

10/7 8:37

体調、ジリジリと悪くなってきます。原因の一つは、標高が上がり、酸素濃度が下がって来ている事もあります。リュックの重量を下げる為に、アタックザックに、当面の不用品を詰め、デポします。

10/7 8:42

紅葉が、良い雰囲気になって来ましたが、体調は、どんどん低下しています。

10/7 9:35

快適なハイキングコースですが、此処で、若い人が下山して来られたのを切っ掛けに、Uターンします。これ以上は、危険です。

10/7 9:35

ストックを置き、キャップを掛けて、撤退を決めます。原因は、恐らく、一昨日、昨日と、山中で、2日間、重作業をしていた割には、充分な栄養が摂れず、血管内の血液が低血糖状態になっていると推察しています。

10/7 10:25

リンドウに蟻です。
取り敢えず、この近くのデポ地点で、食料を取り出し、ゆっくりと、良く噛みながら、たっぷり食べました。

10/7 10:55

下山途中から、北にある「P-1679」でしょうか？この頃には、食べたおむすびや卵焼き他を、消化吸収し、肝臓で、ブドウ糖等に変換した様で、体調は、かなり回復しています。

10/7 11:27

カラマツにウィルス性の瘤が出来ています。隣の木にもあります。

10/7 11:49

登山地図があります。あららぎ高原スキー場へも抜けられる様ですが、大川入山から先は、登山道整備がななされているか？如何でしょうか？

10/7 11:51

薄紫のノコンギクでしょうか？

10/7 11:53

此方は、駐車場の法面に咲いていたものです。前の写真のものと、葉の形が、少し違う様です。

10/7 11:55

南東を写しています。治部坂高原スキー場の上にある「蛇峠山」の山塊でしょうか？

撮影機器：

COOLPIX P340 ニコン

装備

個人装備

防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 非常食 飲料 レジャーシート ヘッドランプ 予備電池 地図（地形図） コンパス GPS2台 筆記用具 携帯 予備バッテリー 時計 タオル ファーストエイドキット ザイル20ｍ・10ｍ カラビナ スリング ゴム付き軍手

感想

youtousha

　今回は、東海地方に所用があり、帰途、信州に少し入り、恵那山の山塊の一角にある、「大川入山」に登るつもりでしたが、前日・前々日と、少し重作業になり、体力を消耗していた様です。結果、途中撤退となりました。
　少し具体的に述べると、我々動物は、食べ物を消化し、ブドウ糖は、肝臓で、脂肪細胞にして蓄えます。余れば、更に皮下脂肪等で蓄えます。
　今回、前日・前々日と重作業で、肝臓に蓄えた脂肪を、ほゞ完全に消費してしまい、10/7の山登り開始時には、蓄えがかなり少ない状態になっていた様です。横岳までが限界で、それから先は、低血糖状態であったと考えています。
　所謂、力が出ない、怠い、気分も悪くなる状態です。
　帰途、デポ地点で、持って上がっていた食べ物をゆっくり噛んで、たっぷり食べ、暫くすると、体調は、平常近くに戻って来ました。典型的な低血糖状態状態に、陥っていたものと判断をしています。
　時間的には、再度、大川入山へ、挑戦できる余裕がありましたが、一旦、限界を越えて悪化している場合、他にも、異常が起きている可能性があり、大事をとって、そのまま下山しました。自分としては、途中撤退は、適切な判断だったと考えています。