楽古岳（惨敗）→日高ピンネシリ
masatom
yurine
体力度について
- GPS
- 04:12
- 距離
- 6.0km
- 登り
- 680m
- 下り
- 661m
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10:00登山口-11:40・835m標高点-12:25ピンネシリ12:50-14:10登山口（登りは道迷い時間を含む）
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2013年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
浦川方面からだと天馬街道に入って約19kmで右手に林道入り口の看板あり。 林道は約5km。整地されているが一ヶ所だけ断崖の淵を通過。脇見厳禁！ 楽古山荘前に広い駐車場あり。 （ピンネシリ） アポイ岳ビジターセンター前の道を直進し、約11�劼琶涸�道路が終了。 ここで右折して一部荒れた林道に入り約5�劼播仍蓋�。 数台の駐車スペース、登山ポストあり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
(楽古岳) 山荘からすぐに初めの渡渉地点あり。コンクリート製の柱が並んでいる。 柱の上部まで水位が上がっていたらその先の上流部の渡渉は危険。 （ピンネシリ） 尾根に取りつくまで笹被りがあり、ダニに注意。 尾根取り付き地点への踏み跡が、落ち葉と倒木で不明瞭。ピンクテープに注意して行けば大丈夫。それ以降は危険箇所なし。 |
写真
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ここは問題なし。
しかしこの時点で水の量と勢いの異常さに気付くべきか..
このたった数メートルが渡られない。
ここで撤退。
全然逃げない…
（行きの林道上にて）
何時でもまたおいでと誘ってくれているようだ。
感想
前日の天気予報では日高と十勝だけが晴れマーク。
夕方に札幌を出て、三石道の駅にて強風の中、車中泊。明け方目覚めると東の空にオリオン座がくっきり。天気予報当たり。
5時に出て朝焼けの中を浦河から天馬街道に抜け、朝日に聳える楽古岳を目指す。
楽古山荘には先客なし。
6:30長靴での登山開始（先日プロノで購入）。すぐに初めの渡渉地点に達するが、コンクリート製の柱が並べてあり水面すれすれに出た柱の上を渡って難なくクリア。（しかし過去の写真を見るとこの柱は川底から1mほども出ており、この時点で異常な増水だと判断すべきだった）。
作業道をしばらく進み、沢沿いの樹林帯へ。苔とシダの世界がきれい。
やがて連続する2つ目の渡渉地点に達し、ここは流れの少しでもゆるいところを探して何とかクリア（水かさは膝の高さ。ストックで踏ん張ってようやく進む状態..ここは渡るべきではなかったと思う）。
そして3つ目の渡渉地点へ。
流れの速さに1歩が出ない。沢登りの知識も装備もない我々には成すすべもない。
しかし10mにも満たない視線の先の対岸には楽しそうな登山道が映る…行きたい、でも危ない。本能と誘惑のせめぎあい。
15分ほど悩んでウロウロしたが危険察知能力の勝利。人間ごときが自然には逆らえない。ここで撤退。
帰りの渡渉では長靴が完全に水没し、足がキンキンに。 本当に進まなくてよかった。
まだ時間も早くせっかくの快晴がもったいないため未踏のピンネシリへ転進。予習していなかったため林道で迷って遅い登山開始に。
登山道はいきなり笹被りでやや不明瞭。そしてこの時期というのに何とダニが健在...平たく痩せて動きが鈍かったが払いながらの登山に。
30分ほどで笹ロードが終わり、尾根に取り付く地点で踏み跡を完全に見失う。 ピンクテープを捜さずにGPSを頼って楽観的に尾根を直登し、樹木に阻まれルートロス。
まさかの2連敗が頭をよぎるも1時間ほど彷徨いようやく復帰...基本的にピンクテープを捜して進めば問題ないところ。反省。
樹林帯を抜けると、強風の這い松帯をトラバースして835mピークに飛び出し、一気に展望が良くなる。
ここから麓に広がる低山の紅葉と遠くの日高山脈を眺めながらの贅沢な稜線歩きが始まり、残りわずかな夏山登山を満喫。
偽ピークの東側をまいて、右手に太平洋を見ながら稜線を進み山頂へ。
木製の山頂標識は朽ちてしまっていたがアポイ岳にあるのと同じ看板があった。
風が冷たかったが太平洋から襟裳岬を始まりに脈々ととつながる日高の山々をしばし眺めて満足し下山。すごく良い山なのにダニのせい（？）で人気がないのが残念。
いろいろあって長い一日となったが良い経験と、今年最後かもしれない夏山登山を楽しむことができた。
帰りの温泉と食事は三石昆布温泉（入浴と食事のセット1200円）。
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ピンネシリの最新記録
こんにちは。楽古とピンネシリ、来月にでもと思っていたので、貴重な情報でした。ありがとうございました。楽古の増水は更に増した様ですね。
ピンネシリはまだダニですか？恐るべき極南日高ですね。ピンネシリの林道はいまいちよく判らないのですが、冬でも閉鎖されなさそうでしょうか？
ダニさえ無ければ春でも縦走したいのですが・・・。
はじめまして。11月は登れる山が限られてくるので悩みどころです。南日高は天候が穏やかな時期なのでねらいですね。
楽古岳は23日に登った記録があったので行ってみたのですが...週末の雨で水位が増えていたようです。まだ林道は行けそうなのでしばらく雨が降らなければ来月も大丈夫かと思います。
ピンネシリの林道は特にゲートなどはなかったと記憶していますが…確実じゃなくすみません。
ダニは生きが悪くてとても噛みつかれそうではなかったですよ。
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