北都留三山…ではなく二山+1(扇山〜権現山〜不老山)
- GPS
- 08:38
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,635m
- 下り
- 1,638m
コースタイム
11:17浅川峠11:25-12:36権現山13:32-13:55すみれの丘⇔雨降山14:07-
14:39不老山分岐14:49-15:05高指山-15:21不老山15:32-16:02金比羅神社-
16:15不老山登山口-16:35荻野
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
詰めれば6〜7台置けそうだが、通路確保を考えればその半分位。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・扇山まで 大橋から八幡神社(棚頭の仁王像)までコンクリート舗装された道が続いている。神社裏から尾根筋を登るが初めは道が無い。少し登ると窪んだ道になる。荻野林道にぶつかると再び道は無くなり、610m圏で右から道を合わせるまで道は消えていた。暫く窪んだ道が続くが、枯れ枝が溜まっていて歩き難い。荻ノ丸の手前で新田からの道を合わせる。以降は一般登山道なので問題なし。 ・扇山から権現山 浅川峠まではちょっと分かり難い所が有る。初心者のみでここを行くのは止めた方が良いかも知れない。権現山への登りになると道ははっきりして来る。 ・権現山以降 一般登山道で問題なし。 |
写真
感想
扇山・権現山へ登って来た。本当は北都留三山を巡りたかったが、周回するのは難しいので妥協して二山だけ。代わりと言っては何だが、不老山を加えて周回コースにした。
仲間川の河原に車を止めて出発。大橋を渡ると「棚頭の仁王像」の看板が有る。そこから簡易舗装された道で八幡神社へ行き、神社裏から入山した。初めは踏み跡も無い尾根だが歩き難くは無かった。少し登ると窪んだ道が唐突に現れた。この道が棚頭の方から続く地形図の破線路みたいだが、棚頭方向に道は無かった。
荻野林道にぶつかると反対側は高くて登れない。交差する感じで左斜めにも林道が在ったんで、そっちへ進んだ。しかし、数十mで終点となり、そこから先は踏み跡も無かった。仕方なく尾根上まで攀じ登ったが、尾根にはもう道が無かった。GPSで現在地を確かめると、一応破線上に居る事になっている。やっぱりこの道も廃道だろうか。藪尾根じゃなかったんでそのまま進む事にした。バリエーションルートを歩くのは好きだが、ここは二度と歩きたくない。楽しくないのだ。急斜面に倒木などが転がっており、平坦地なら難無く越えられる物が大変な障害となる。
600mの等高線を少し過ぎた所で、はっきりとした道形に乗った。北東に派生する尾根と合流する辺りで、道はそっちの尾根から続いていた。思うに、道は消失した訳ではなく地形図の破線が間違ってるんじゃなかろうか。確かめたい所だが先が長いんでそうも行かない。自分以外にこんな所を登る人がそうそう居るとも思えないが、もし居るならその辺の謎を解明して頂きたい。
窪んだ道に落ち葉や枯れ枝が溜まり、ほぼ使われてない事が窺える。こういう道こそバリエーションルートの醍醐味だ。緩やかな登りに変わった尾根は楽しかった。明確な道が存在する安心感もある。新田からの道と合流する前に道形は消えてしまったが、はっきりした尾根で迷う心配は無かった。
荻ノ丸の東で一般登山道に合流する。道は荻ノ丸の南を巻いていた。道を外れてピークに向かう。山頂には手製の山名板が有った。続いて犬目丸に向かう。こちらは山頂ギリギリを道がかすめていて、数mの立ち寄りで済む。山頂には何の表示も無かった。北側に同じ高さのピークが在るんで念のため行ってみたが、同じく何も無いピークだった。
扇山に着くと人は疎らでガラガラだったが、休憩中に続々と押し掛け、出発する頃にはベンチが全て塞がっていた。タバコが吸いたくなったけどこれでは気が引ける。我慢して浅川峠に向かう。浅川峠へのルートは不人気らしく、下り口が藪に隠れて分かり難かった。下り始めても余り踏まれてない道はどうにもはっきりせず、一瞬どっちだ?と迷う事がしばしば有った。曽倉山前後は小木が煩く、藪漕ぎと言う程では無いが左右から張り出た枝が鬱陶しい。
浅川峠に着いて我慢していたタバコを吸う。誰ひとり通らない静かな峠だった。権現山の登りに掛かるとポツリポツリと登山者に出会った。浅川峠から約450mの登りは大変苦しい。見える範囲で小さな目標を決め、そこまで行ったら息を整えるの繰り返しで何とか乗り切った。権現山で昼食休憩。
雨降山はルートから少し外れるのだが寄ってみた。片道3分程度だったが、アンテナ塔の所は酷い藪でピークもはっきりしない。わざわざ立ち寄るに値しない山だった。郷土山を過ぎた鞍部で棚頭と不老山方向に道が分かれる。経過によっては棚頭に下るつもりだったが、15時前なのでまだ余裕が有る。予定通り不老山に向かった。
不老山からの眺望は素晴らしい。里山ならではの街を見下ろす景色と、眼前に迫る丹沢の山々の対比が見事だ。ここだけでも訪れる価値がある。名残惜しいが日没が迫ってるんで10分ほどで出発した。「不老下バス停」と書かれた方に下る。この後ルートミスしてしまった。ミスと言うか、計画段階でルート変更したのを忘れて最初の道へ行きそうになった。地形図の西不老へ下る1番南の破線路は現在使われておらず、道も残っていないそうだ。実際に歩いた人の記録をネットで見つけたので間違い無い。それを忘れて途中まで下ってしまい、慌てて引き返した。
元の道に戻って暫く下ると金比羅神社が在った。ここも眺めが良い。また暫く下ると丁字にぶつかった。左が中風呂、右が西不老となっている。現在は西不老に下る道がこちらに付け替えられていた。墓場に出ると舗装路に変わった。そこから5分ほどで西不老に着いた。
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