深田久弥を偲び、茅ヶ岳。〜百名山に感謝〜

2021年10月14日(木) [日帰り]

• GPS: 05:27
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,093m
• 下り: 1,094m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:42
• 合計: 5:27

7:36 深田記念公園バス停
8:03 8:04 林道分岐
8:36 8:37 女岩
9:10 9:17 深田久弥先生終焉の地
9:29 9:30 茅ヶ岳
9:48 9:54 石門
10:08 10:13 観音峠分岐
10:13 10:15 金ヶ岳南峰
10:23 10:24 金ヶ岳
10:36 10:36 金ヶ岳南峰
10:38 10:38 観音峠分岐
10:57 10:57 石門
11:13 11:24 茅ヶ岳
11:32 11:38 千本桜分岐
12:39 12:40 林道分岐
13:03 深田記念公園バス停

尾根道、雨のあとは滑ります。

天候

くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/14 7:30

百名山達成後にいつかは来ようと思っていた深田久弥最後の地、茅ヶ岳。
遅ればせながら、登山口に着きました。

10/14 7:41

荷物を整えて、登山開始。

10/14 7:42

緩やかな林道を、
足元の角張った石に注意しながら、登る。

10/14 7:46

すぐに壊れかけた小屋を通過。

10/14 7:51

いつまでもどこまでも続く林道。

10/14 8:03

舗装道路を横切り、同じような緩やかな登りを進む。

10/14 8:07

登山道の脇に、苔むした岩石が目立つようになる。

10/14 8:14

景色に変化なく、退屈。
積み石をしたくなる気もわかる。

10/14 8:23

昨日の雨のせいか、薄暗くてウエット。
気温は、程よい。

10/14 8:31

大きな岩をすぎると岩石がゴロゴロした登山道に変化。

10/14 8:34

ようやく1時間ほどで女岩方面侵入禁止のテープのところまで来ました。
ここから傾斜が急になった。

10/14 8:35

テープに沿って、岩間をぬって登る。
落石に注意。

10/14 8:37

少しコースがわかりづらい。
赤のペイントを頼りに。

10/14 8:39

右下に、崖がある。
多分この下あたりが、女岩なのだろう。

10/14 8:51

足場が悪い。
（調べると、この茅ヶ岳付近の岩石は、古い火山の溶岩の痕跡のようだ。韮崎から見ると、富士山の形状をしているので、黒富士岩脈・溶岩ドーム群と呼ばれている）

10/14 8:55

岩場をすぎて歩きやすい登りになる。

10/14 8:58

山頂方面には靄が立ち込めている。

10/14 9:01

尾根の手前に大きな岩。

10/14 9:03

朽ちた木にたくさんのキノコ。

10/14 9:04

半分枯れたトリカブトの花。

10/14 9:04

シラヤマギク。

10/14 9:06

ようやく尾根道に出る。

10/14 9:06

尾根道になり、5分程進むと。

10/14 9:10

深田久弥終焉の地に到着。
持ってきた柿をお供えして、お参りする。

10/14 9:10

日本百名山。「百の頂きに百の夢があり」。
山に登ることによって、見たこともない景色を目にしたり、人里にはない動植物に歓喜したり、登る楽しさを話したり、、、
登ることで人生観も変化し、ゆとりができた。少しずつ体力も付いた。
いつしか百名山は目標になっていた。一つ一つ登ることで感銘し、また、山座同定で次はあの山にと連鎖した。

ありがとう。

10/14 9:13

深田久弥は、最後にこの山の山頂を踏むことなく、脳溢血で亡くなった。

10/14 9:17

足元にも秋色。

10/14 9:22

開けた尾根道を進む。
残念ながら、雲で視界は不良。

10/14 9:27

最後の登り。

10/14 9:28

茅ヶ岳に到着です。

10/14 9:28

山頂は平坦で、広場の様。

10/14 9:30

この足で、次の金ヶ岳に進みます。

10/14 9:46

大きく下って登り返しが待っている。
少し躊躇したが、覚悟して進む。

10/14 9:47

ここだ。写真でよく見るところ。
岩の門。

10/14 9:47

人が通るにはちょうど良い門です。

10/14 9:52

中腹から、茅ヶ岳を振り返る。
少し青空も出てきた。

10/14 9:54

こちらは、向かっている金ヶ岳。

10/14 9:59

10/14 10:00

茅ヶ岳。

10/14 10:05

南峰から一旦下って。

10/14 10:19

登り返し。

10/14 10:21

金ヶ岳山頂に到着。

10/14 10:25

山頂からの風景。
この形は、甲斐駒だ。

10/14 10:26

雲上の南アルプス。
左上に、地蔵岳のオリベスクも。

10/14 10:31

景色を堪能して、引き返します。

10/14 10:32

南峰から北峰（金ヶ岳）の景色。

10/14 10:34

多分ママコナ（ミヤマママコナ）だ。
ここで見られるとは。。。
折立から太郎平小屋に向かう道中で、多く咲いていた記憶。

10/14 10:36

10/14 10:37

南峰からの下りの始まり。

10/14 10:45

これから登り返す茅ヶ岳の景色。

10/14 10:51

ウスユキソウ。

10/14 10:55

石門の岩のところ。
薄くて安定感無し。地震があると、いまにも倒れそう。。。

10/14 10:56

石門を通過。

10/14 10:57

通過して仰ぎ見ると、タワーのよう。

10/14 10:57

裏に回ると台形。

10/14 11:13

茅ヶ岳に戻りました。

10/14 11:14

しばし休憩して出発。

10/14 11:24

今度は、尾根道経由で下山。

10/14 11:26

リュウノウギク。

10/14 11:31

10/14 11:50

10/14 11:55

岩のゲート。
ICカードでタッチ。

10/14 12:00

10/14 12:13

10/14 12:28

苔むす岩。

10/14 12:36

駐車場の案内が出てほっとひと息。

10/14 12:57

深田公園に寄ります。
思っていたより、ちっぽけな公園でした。

10/14 12:56

「百の頂きに百の夢があり」の石碑。

10/14 12:56

茅ヶ岳が最後の地となったことなどが記されている。

10/14 13:02

お疲れさま。
駐車場わきのアケビ。今週も見かけました。

10/14 14:12

（おまけ1）
韮崎（新府城址）からの茅ヶ岳と金ヶ岳。
鞍部の少し上にある岩場も見える。

10/14 16:36

（おまけ2）
要害山（信玄が幼少期を過ごした要害山城）

10/14 16:36

要害山城からの富士山。
逆扇形で美しい。

10/14 16:35

（深田久弥さん）について

出身地の白山市の山の文化館。
一昨年、訪れました。

「日本百名山」は、昭和39年（1964年東京オリンピックの年）に刊行された。

館内には、百名山の写真がずらり。

「日本百名山」の原型の作品は、昭和15年からの伝説の雑誌「山小屋」に20座連載されていたようです。

現在も続く、「山と渓谷」のバックナンバーも第1号から、この文化館にはありました。。。

追加）
我が家の「日本百名山」。

単行本は、今年になって古本屋で偶然、見つけたもの。
初刊（1964年7月）新潮社。

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

kaitoron

日本百名山。「百の頂きに百の夢があり」。
山に登ることによって、見たこともない景色を目にしたり、人里にはない動植物に歓喜したり、登る楽しさを話したり、、、登ることで人生観も変化し、ゆとりができ、少しずつ体力も付いた。いつしか百名山は目標になっていた。一つ一つ登ることで、登る山々で感動し、また、山座同定で次はあの山に登りたいと連鎖した。

百名山だけが山ではないが、山に登る楽しさを教えてくれた、「日本百名山」と深田久弥さんには感謝。ありがとう。