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Yamareco

記録ID: 3640799
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ハイキング
金剛山・岩湧山

金剛山(恐怖の石ブテ尾根旧登山道)

2021年10月16日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:18
距離
4.8km
登り
543m
下り
531m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:03
休憩
0:13
合計
7:16
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2021年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
コース状況/
危険箇所等
現在の旧登山道はしんどいうえ、登るだけでも危険です(下りはハッキリと危険です)。この道は47番ルートに途中から合流していますが、もし47番ルートを下る方がおられたとして、好奇心で立ち入るべきではありません。
前方のヤブの向こうが石ブテ林道の旧道です。
2021年10月16日 09:25撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 9:25
前方のヤブの向こうが石ブテ林道の旧道です。
この旧道は、現在の新道の数メートル下を走っていますが、大堰堤のところで断ち切れています。
2021年10月16日 09:45撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 9:45
この旧道は、現在の新道の数メートル下を走っていますが、大堰堤のところで断ち切れています。
ところが、大堰堤の向こう側にも旧道の痕跡らしいものが認められます。
2021年10月16日 09:48撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 9:48
ところが、大堰堤の向こう側にも旧道の痕跡らしいものが認められます。
ヤブの向こう側を透かしてみると、道路状のものが並行しています。
2021年10月16日 09:49撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 9:49
ヤブの向こう側を透かしてみると、道路状のものが並行しています。
いったんここで石ブテ林道(新道)は広場状になりますので、そこで旧道は断ち切れているかと思ったら・・・。
2021年10月16日 09:50撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 9:50
いったんここで石ブテ林道(新道)は広場状になりますので、そこで旧道は断ち切れているかと思ったら・・・。
その向こうにも、旧道らしいものが石ブテ西谷の護岸の延長みたいにして続いています。
2021年10月16日 09:53撮影 by  705KC, KYOCERA
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10/16 9:53
その向こうにも、旧道らしいものが石ブテ西谷の護岸の延長みたいにして続いています。
この護岸か旧道の痕跡か分からないものを、石ブテ林道(新道)からヤブ越しに透かしてみたところ。
2021年10月16日 09:54撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 9:54
この護岸か旧道の痕跡か分からないものを、石ブテ林道(新道)からヤブ越しに透かしてみたところ。
その護岸の延長みたいなのを流れの方向に沿ってみたところ。
2021年10月16日 09:57撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 9:57
その護岸の延長みたいなのを流れの方向に沿ってみたところ。
問題の旧登山道の取付きは、昔は旧石ブテ林道の終点からふつうに石ブテ尾根に登っていたと思われますが、現在では、石ブテ西谷を徒渉し、いったん下ったところから取り付くしかありません。それにしても、大変な傾斜ですね。
2021年10月16日 10:00撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 10:00
問題の旧登山道の取付きは、昔は旧石ブテ林道の終点からふつうに石ブテ尾根に登っていたと思われますが、現在では、石ブテ西谷を徒渉し、いったん下ったところから取り付くしかありません。それにしても、大変な傾斜ですね。
この岩場に近づいてみるとこんな感じ。2メートルくらいの苔が生えた岩場になっています。
2021年10月16日 10:05撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 10:05
この岩場に近づいてみるとこんな感じ。2メートルくらいの苔が生えた岩場になっています。
足がかりが不安なので、露出した木の根を掴んで、腕力で這い上がりました。
2021年10月16日 10:10撮影 by  705KC, KYOCERA
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10/16 10:10
足がかりが不安なので、露出した木の根を掴んで、腕力で這い上がりました。
上がってみるとこんな感じ。えらい傾斜の斜面を丸滝谷側にトラヴァースしなければなりません。
2021年10月16日 10:12撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 10:12
上がってみるとこんな感じ。えらい傾斜の斜面を丸滝谷側にトラヴァースしなければなりません。
トラヴァースしながら斜面を上がる作業道がありますが、ほとんど消えかけています。途中から下を見たところ。
2021年10月16日 10:23撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 10:23
トラヴァースしながら斜面を上がる作業道がありますが、ほとんど消えかけています。途中から下を見たところ。
こんな作業道(の痕跡)です。
2021年10月16日 10:24撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 10:24
こんな作業道(の痕跡)です。
枝打ちされた枯れ枝で路面がほとんど見えませんから、微妙に傾斜が緩そうなところを選んで這い上がります。たまりかねて、ここでチェーンアイゼンを装着しました。
2021年10月16日 10:34撮影 by  705KC, KYOCERA
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10/16 10:34
枝打ちされた枯れ枝で路面がほとんど見えませんから、微妙に傾斜が緩そうなところを選んで這い上がります。たまりかねて、ここでチェーンアイゼンを装着しました。
こんな傾斜の尾根です。
2021年10月16日 10:37撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 10:37
こんな傾斜の尾根です。
少し上がったところから見下ろしたところ。
2021年10月16日 10:40撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 10:40
少し上がったところから見下ろしたところ。
作業道らしいものが発見できることもあります。
2021年10月16日 10:51撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 10:51
作業道らしいものが発見できることもあります。
でも、すぐにこんなになります。
2021年10月16日 10:57撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 10:57
でも、すぐにこんなになります。
上に行くに従って、作業道らしいものがハッキリしてきました。
2021年10月16日 11:00撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 11:00
上に行くに従って、作業道らしいものがハッキリしてきました。
途中から、斜面のトラヴァースではなく、斜面に沿って這い上がるようになります。いつの間にか、傾斜も少し緩くなっていました。
2021年10月16日 11:08撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 11:08
途中から、斜面のトラヴァースではなく、斜面に沿って這い上がるようになります。いつの間にか、傾斜も少し緩くなっていました。
木に青テープの印がありますから、正しいルートを登っていると思われます。
2021年10月16日 11:09撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 11:09
木に青テープの印がありますから、正しいルートを登っていると思われます。
登っていくと、ところどころにプラスチックの杭があります。
2021年10月16日 11:17撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 11:17
登っていくと、ところどころにプラスチックの杭があります。
丸滝谷側を眺めたところ。
2021年10月16日 11:27撮影 by  705KC, KYOCERA
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10/16 11:27
丸滝谷側を眺めたところ。
下を眺めたところ。
2021年10月16日 11:29撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 11:29
下を眺めたところ。
途中にあった目印。
2021年10月16日 11:49撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 11:49
途中にあった目印。
同上。
2021年10月16日 11:57撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 11:57
同上。
それでもまだまだ登りは続きます。
2021年10月16日 11:59撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 11:59
それでもまだまだ登りは続きます。
こんな急登です。
2021年10月16日 12:10撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 12:10
こんな急登です。
ここで47番ルートらしいものに合流したと思われます。ハッキリと路面がきれいになっています。
2021年10月16日 12:56撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 12:56
ここで47番ルートらしいものに合流したと思われます。ハッキリと路面がきれいになっています。
画面中央の切り株にテープの目印があります。
2021年10月16日 12:58撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 12:58
画面中央の切り株にテープの目印があります。
その先に、ようやく尾根の先が見えてきました。
2021年10月16日 12:58撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 12:58
その先に、ようやく尾根の先が見えてきました。
何とか登り着き・・・、
2021年10月16日 13:03撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:03
何とか登り着き・・・、
下を眺めたところ。
2021年10月16日 13:03撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:03
下を眺めたところ。
37番標柱です。
2021年10月16日 13:04撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:04
37番標柱です。
石ブテ尾根の尾根道に出たと感じられる道です。
2021年10月16日 13:28撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:28
石ブテ尾根の尾根道に出たと感じられる道です。
それでもまだ登りが続きます。
2021年10月16日 13:32撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:32
それでもまだ登りが続きます。
こんなところや、
2021年10月16日 13:35撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:35
こんなところや、
こんなところがあります。
2021年10月16日 13:38撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:38
こんなところがあります。
ずっと前に私が丸滝谷支流を上って、岩場で支尾根に逃げてそのまま登ってきたときの支尾根。今から見るとかなりの傾斜。
2021年10月16日 13:52撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:52
ずっと前に私が丸滝谷支流を上って、岩場で支尾根に逃げてそのまま登ってきたときの支尾根。今から見るとかなりの傾斜。
その支尾根を見下ろしたところ。そのときは冬でしたが、今はヤブだらけ。・・・と書いたのですが、過去のログを読み直してみると、同じような季節ですね。今年は暑いなぁ。
2021年10月16日 13:53撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:53
その支尾根を見下ろしたところ。そのときは冬でしたが、今はヤブだらけ。・・・と書いたのですが、過去のログを読み直してみると、同じような季節ですね。今年は暑いなぁ。
痩せ尾根は石ブテ尾根47番ルートの醍醐味(?)ですね。
2021年10月16日 13:53撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 13:53
痩せ尾根は石ブテ尾根47番ルートの醍醐味(?)ですね。
先週登った植林の中の尾根(金剛山登山道地図で旧道と表示されている尾根)。あちらは、傾斜が緩くなったところに当たります。
2021年10月16日 14:01撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 14:01
先週登った植林の中の尾根(金剛山登山道地図で旧道と表示されている尾根)。あちらは、傾斜が緩くなったところに当たります。
47番標柱。
2021年10月16日 14:03撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 14:03
47番標柱。
ここでエネルギーがなくなったので、大人しく帰ります。
2021年10月16日 14:03撮影 by  705KC, KYOCERA
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10/16 14:03
ここでエネルギーがなくなったので、大人しく帰ります。
もう一つの支尾根(金剛山登山道地図で新道と表示されている尾根)。こちらにも未練はありましたが、さすがに急斜面はお腹いっぱいなので、ホンの少しだけ傾斜が緩やかで、前に下ったことがある旧道を下りました。
2021年10月16日 14:25撮影 by  705KC, KYOCERA
10/16 14:25
もう一つの支尾根(金剛山登山道地図で新道と表示されている尾根)。こちらにも未練はありましたが、さすがに急斜面はお腹いっぱいなので、ホンの少しだけ傾斜が緩やかで、前に下ったことがある旧道を下りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック カメラ チェーンアイゼン

感想

 先週、石ブテ尾根を登ったわけですが、自宅に戻ってツラツラと金剛山登山道情報様の石ブテ尾根旧道の頁や、奈良の爺々様のブログを眺めているうち、石ブテ尾根旧登山道をどうしても上ってみたくなりました。ついでに、昔はこの登山道に接続していたはずの石ブテ林道旧道も少し観察してみたくなりました。
(金剛山登山道情報様の石ブテ尾根の頁)
http://www.kongozan.com/kongo/isibuteone.html
(奈良の爺々様のブログ)
http://robata.sakura.ne.jp/kongo-kilyuuisibute.html
 で、どうしても我慢できなくて行ってみたところ、取付きは危なっかしいわ、作業道は消えかけているわ、傾斜はえらくきついわ、で大変なところでした。取付きの岩場は、下りの場合、私ならロープがないと下りられません。また、斜面を上り下りするためには、スパイク付の地下足袋が最適と思われ、ふつうの登山靴では力不足です。
 ただ、私の軌跡を振り返ってみますと、最初は石ブテ西谷寄りを登っていますから、思い切ってもう少し丸滝谷側にトラヴァースして尾根の中心部から登れば、登りの傾斜はマシであったかも知れないとは思います(奈良の爺々様の頁を改めてみますと、私が取り付いた岩場よりも丸滝谷側から取り付くことになっています)。
 驚くのは、「金剛山ワンデルングガイド」には、男女十数人と思われるグループが一列になって石ブテ尾根を登っている写真が掲載されていること。そのときは旧登山道しかルートがなかったはずなので、昔は安全なルートであったのでしょう。

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