【北八ヶ岳】初雪? の北横岳〜縞枯山
- GPS
- 05:00
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 519m
- 下り
- 519m
コースタイム
- 山行
- 4:12
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:57
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的によく整備されています。当日はうっすら雪が積もっていたので木道や岩場が一部すべりやすくなっていました |
その他周辺情報 | バス便が少ないので帰りは寄り道せずに茅野駅に直帰 |
写真
感想
先日の浅間遠征に続いて、夏に取れなかった有給休暇を使って八ヶ岳デビューを果たしてきました。休みの都合で平日の山行となったため、使えるバス便が北八ヶ岳ロープウェイ線しかなく、行き先は自動的に北横岳へ決定。山行前日は午前中に用事があったため移動日と割り切り、JR秋の乗り放題パスを利用して甲府で宿泊。翌朝、電車とバスを乗り継ぎ北八ヶ岳ロープウェイへ。道中、中央本線の車窓から南アルプスの山(甲斐駒ヶ岳?)の山頂が白く雪化粧をしているのを目にし「これはひょっとして八ヶ岳も?」と思いながら始発のロープウェイに登場すると、果たして途中から山林が白く染まっていました。
【坪庭〜北横岳】
図らずもシーズン初の雪山となりましたが、一帯の雪はうっすらと積もっている程度で積雪量は1センチもなさそう。持参していたニット帽、レイングローブ、レインジャケット等で充分対応可能そうだったため、登山を続行。まずは北横岳を目指しました。周囲はガスっていて展望はありませんでしたが、ハイマツにきれいなエビのシッポができていたのが印象的でした。コースの序盤は樹林帯の中であまり寒さは感じなかったのですが、北横岳ヒュッテ先の登りを越えると寒風が吹き付けていました。灰色の雲の合間から太陽が時折 顔を覗かせる中、山頂に到着。やはり展望はなし。ガスの流れは早そうだったので、天候が回復することを期待して山頂で待機していようかとも思いましたが、立ち止まるとたちまち身体が冷え込むので展望は諦めて引き返すことにしました、残念。
【坪庭〜縞枯山草〜雨池峠】
北横岳からは雨池山経由で戻ることも考えたのですが、クサリ場もあるということで安全第一。一度坪庭まで戻り、そこから雨池峠を経由して次の目的地である縞枯山を目指すこととしました。縞枯山荘への道には木道が敷かれていましたが、雪で湿ってすべりやすくなっていたので慎重に通過。山荘の前に出ると視界が開けました。雨池峠の周辺では青空も見えて気分が上々です。
【縞枯山〜展望台】
雨池峠から縞枯山へはひたすら樹林帯の登りです。苔が有名な北ヤツですが、こんな天候ではノンビリと苔を観察する気にもなれないので 黙々と登ります。ほどなくして山頂に到着しましたが、山頂も樹林帯の中で特に展望もないので そのまま通過。このまま下山するのはなんだか不完全燃焼だなと思っていたところで分岐から展望台へ。展望台は一帯が露岩帯となっていて山頂より山頂らしい場所でした。上空にはあいかわらず雲が鎮座していましたが、山麓の展望は回復してきており、西側には茅野、東側には佐久穂の市街地がハッキリと見て取れました。晴れていたら、先日登った浅間山も見えていたことでしょう。ちょうど昼時だったこともあり、ここで昼食休憩を取りました。やはり風が吹き抜けて大変に寒かったのですが、北横岳の山頂にくらべれば展望の具合は遙かに上等。ダウンを羽織り、お茶を淹れて前日に買っておいたパンにかじりつきました。
【五辻からロープウェイ山頂駅】
当初は南の茶臼山にも立ち寄るつもりだったのですが、天候からすると展望は似たり寄ったりだろうなと思ったので行程をカット。五辻方面への下山を開始しました。有名な縞枯現象の森を横目に順調に高度を下げていき、五辻にでると道は草原状になりました。ロープウェイ乗り場までは緩やかな登りになっていますが、乗りたいバスの時刻が迫っていたので先を急ぎます。やがて観光客で賑わうロープウェイ駅に到着、ロープウェイで一気に高度を下げ、14:55のバスで茅野駅へと戻りました。イメージしていたのとは大分違いましたが、これはこれで印象的な八ヶ岳デビューとなりました。
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