葛城修験の道:友ヶ島 観念窟



- GPS
- 05:32
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 459m
- 下り
- 466m
コースタイム
- 山行
- 5:16
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:32
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:野奈浦桟橋15:30発の友ヶ島汽船で加太港へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
沖ノ島から虎島へは干潮時でないと渡れない。干潮時でも潮位によっては足を濡らさないと渡れないことがある。友ヶ島観光協会は虎島へ渡るのは危険であるとして推奨していない。さらに虎島頂上部から観念窟へおりるには、ロープ(40m以上)が必要。 |
写真
感想
7月に猛暑と時間切れのために到達できなかった友ヶ島の観念窟を再訪した。和歌山市駅前のビジネスホテルに前泊し、朝9:00発の友ヶ島汽船で野奈浦桟橋にむかった。冬型の気圧配置で寒い。10月21日は大潮の翌日だが、干潮時(12:33)で友ヶ島燈台の潮位は基準面から55cm、7月に来たときにくらべ、50cmほど高い。そのため沢靴を持参した。
沖ノ島の北端に着いた時点(10:20頃)では、まだ潮位は高く、潮が引くのを一時間ほど待つ。我々以外にも2パーティが潮待ちをしていた。ようやくくるぶし近くまで潮が引いたので、虎島をめざして出発。海岸沿いに序品窟を経由して観念窟下へ出るのは難しいと判断して、虎島砲塁跡に登る。かつての軍用路の痕跡がまだ残っており、入り口の藪をすぎると登りやすい道が続いていた。砲塁のてっぺんから海に向かって少しくだると、観念窟のある巨大な一枚岩の上に着く。立木に支点を構築して、観念窟まで下降する。この時、私が持参したロープがスパゲッティ状になり、リーダーから「すぐ使えないロープはロープではない」と厳しく叱責された。重い目をして運んだロープがいざこれからと言うときに使えなくしてしまった。まことにお恥ずかしいかぎりである。
他のロープをやりくりして、観念窟に懸垂下降する。一枚岩のスラブの下部にできた天然の海食洞窟であるが、奥行きがないので、序品窟とは異なり明るい。写真をとって登り返し、ロープをしまって沖ノ島に戻る。
平日にもかかわらず、臨時便がでており、15:30の船で戻ることにしたが、それまで時間があるので、沖ノ島の最高点のタカノス山に登ることにした。
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