【奥穂高岳】雪の涸沢から憧れの峰へ

2021年10月27日(水) 〜 2021年10月29日(金)

• GPS: 55:13
• 距離: 38.1km
• 登り: 2,075m
• 下り: 2,062m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:15
• 合計: 7:36

7:32 上高地バスターミナル
7:38 7:38 無料トイレ
7:41 7:41 河童橋
7:48 7:48 日本山岳会上高地山岳研究所
7:57 7:58 岳沢湿原・岳沢登山口
8:36 8:36 嘉門次小屋
8:41 8:41 明神橋
8:50 8:53 明神館
8:58 8:58 徳本口
9:47 9:47 徳沢公衆トイレ
10:04 10:04 新村橋
11:03 11:12 横尾
11:29 11:30 横尾岩小屋跡
12:09 12:10 本谷橋
13:19 13:19 大崩落地
13:44 13:44 Sガレ
14:48 14:48 涸沢
15:08 涸沢小屋

2日目

• 山行: 5:28
• 休憩: 3:28
• 合計: 8:56

3:26 涸沢小屋
4:19 4:21 パノラマ分岐
4:51 5:51 ザイテングラート
7:43 8:42 穂高岳山荘
10:13 11:40 奥穂高岳
12:22 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 8:24
• 休憩: 1:01
• 合計: 9:25

5:20 穂高岳山荘
6:18 6:34 涸沢岳
6:51 6:52 穂高岳山荘
7:34 7:34 ザイテングラート
7:56 7:56 パノラマ分岐
8:19 8:49 涸沢小屋
8:51 8:52 涸沢
9:17 9:18 Sガレ
9:28 9:28 大崩落地
10:10 10:10 本谷橋
10:52 10:52 横尾岩小屋跡
11:10 11:17 横尾
11:58 11:59 新村橋
12:50 12:50 徳澤園
12:53 12:53 徳沢公衆トイレ
13:34 13:34 徳本口
13:38 13:38 明神館
14:24 14:28 河童橋
14:38 14:38 無料トイレ
14:45 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

あかんだな駐車場利用 600円/日
濃飛バス乗車券 あかんだな駐車場 〜上高地（往復）2,090円

その他周辺情報

1日目宿泊 涸沢小屋 素泊まり 9000円
2日目宿泊 穂高岳山荘 1泊夕食のみ 11,800円

写真

10/27 7:20

初発のバスで上高地入り
大正池で大半の人が降りたので、最後まで乗ってる人は少なかった

10/27 7:23

涸沢の紅葉時期の賑わいは終わり、少し寂しい気もします

10/27 7:31

河童橋から白く染まった美しい穂高連峰が見られました

10/27 7:35

下流には焼岳

10/27 7:35

今日は橋を渡って右岸を歩いていく

10/27 7:38

渡ってすぐのビューポイント
川沿いの黄葉も見応えあります

10/27 7:47

高低差の無い木道歩きが嬉しい

10/27 8:34

明神岳をドーンと臨む明神橋を渡って左岸の道と合流

10/27 8:39

明神館の前で朝ごはんのパンをカラスに襲撃される
手で持っていたものを狙ってくるかなりの図々しさ

10/27 9:34

川沿いをのんびり歩き
屏風岩が見えてきました

10/27 9:44

徳沢到着
新しい建物がありました
レストランか

10/27 9:45

色々お腹に入れたいとこですが、とりあえず我慢し先を急ぐ

10/27 10:17

可能ならパノラマコースを行きたかったんですが、もう通行止めされてるそう

10/27 10:54

横尾でトイレ休憩
ガラガラです

10/27 10:55

少し雲が出てきてイヤな感じ
山の方に集まって来てる

10/27 11:09

明神橋から見る川は黄色に
通年こんな感じやったかな？

10/27 12:06

淡々と歩いて本谷橋

10/27 12:11

デカイ猿がうろうろ
襲われたらヤバそう

10/27 12:40

橋を渡るとすぐ凍結
チェンスパ装備です

10/27 13:09

ガレの向こうに白くなったお山が連なる

10/27 13:48

近づくにつれ積雪が増してきます

10/27 13:59

途中すれ違ったハイカーさんから数人が北穂に登ってたというう情報を入手
踏み跡もあるようで、そちらに心揺れる

10/27 13:59

まだ取付きまでしか登ってないザイテングラート
登るかどうか大いに迷う

10/27 14:16

やっとヒュッテと小屋の分岐点
まだ宿泊したことのない小屋へ

10/27 14:32

お山の麓にどっしり構える涸沢小屋
テラスや窓にも小屋閉めの準備がうかがえる

10/27 14:32

蝶ヶ岳も積雪40〜50cmあるそう
秋が終わった瞬間に冬に変わる感じ

10/27 15:02

泊まり客は自分だけの様
キレイで景色の良い角部屋を案内頂き得した気分でした

10/27 16:45

素泊まりなので持参した晩御飯
食堂でご一緒したハイカーさんに奥穂にも登ってる人も少なからずいるとの情報にそちらへ登る事に決定

10/28 0:45

夜目が覚めると満天の星空

10/28 0:47

月明りもあり明るい
予定より出発を早めてスタートします

10/28 3:18

今期初雪山はいきなりのフル装備でスタート

10/28 5:37

風もなく満開の星空に最高のナイトハイク
星達が消えてマジックアワーがはじまりました

10/28 5:43

ザイテンの北側を踏み抜き・崩れまくりで登る

10/28 6:09

日の出と共に一斉にピンクに染まる涸沢

10/28 6:09

涸沢岳もピンクから赤に
ここでしか見れないのではと思う迫力

10/28 6:20

北穂もいい感じに染まってます
またチャンスあれば登りたい

10/28 6:20

登りやすそうな岩場からザイテンの登山道に合流

10/28 6:33

奥穂の大岸壁が近く圧倒されます

10/28 6:33

岩場も踏み抜きが多く、マーカーも雪で埋まっておりなかなかしんどい

10/28 6:55

たびたび休憩
久しぶりに活躍の相棒に感謝

10/28 7:50

ヘロヘロになりつつ何とか稜線に上がりました

10/28 7:53

小屋の裏側にはテラス
その先には笠ヶ岳が見えます

10/28 7:58

とりあえず朝ごはんのチョコレート
ジャンダルムを眺めながらのゆったり休憩です

10/28 8:12

涸沢側では無風でしたが、稜線は岐阜側からの強風に襲われます
雪のつぶてが痛い

10/28 8:31

強風積雪効果でハシゴ・鎖ゾーンの緊張感が増す

10/28 8:37

噂通りちょっと登るだけで高度感スゴいです

10/28 8:55

シュカブラの先に山頂と思いきやまだまだ先でした

10/28 9:00

今回の初お目見え
槍ヶ岳が姿を見せてくれました

10/28 9:01

いつも雪がついてない真っ黒なお姿

10/28 9:01

雄大な山容の薬師岳

10/28 9:01

西側には双六や黒部五郎などの山々も

10/28 9:13

切れ落ちた崖の脇を通る

10/28 9:30

ピッケルの刺さったブロック

10/28 9:39

雄々しいジャンダルム

10/28 9:39

何処を通るのか分からない

10/28 9:41

眺めの良い槍からの縦走路

10/28 9:50

山頂手前
照らされる

10/28 9:52

山頂碑には数えきれない山々が載ってます

10/28 9:53

雲に浮かぶ富士山

10/28 9:53

八ヶ岳も

10/28 9:53

焼岳、霞沢、乗鞍が上高地を囲む
その奥には御嶽山

10/28 9:59

自分以外も登ってる人もいる思ったら、小屋の方でした
登りのスピードが超速くてビックリしました

10/28 10:03

いつかは挑戦したいルート

10/28 11:26

奥穂高岳（3,190m）登頂
久しぶりの新規百名山で記念撮影

10/28 11:28

次は無雪期に行く・・かも
ジャンダルムと

10/28 11:30

今回断念した前穂高も
ここから岳沢へ降りてみたい

10/28 11:50

山頂をひとしきり楽しんで折り返し

10/28 11:57

小屋近くでひざ上までハマる積雪

10/28 12:24

涸沢岳と穂高岳山荘
せっかくなのでこちらで泊まってご来光を見る事にしました

10/28 12:56

泊りは自分だけ
雰囲気の良い綺麗な談話室です

10/28 16:47

夕食は唐揚げや焼きサバなどおかずの種類も多く美味しくいただけました

10/29 5:36

翌朝六時過ぎの日の出に合わせて涸沢岳（3,110m）登頂

10/29 5:48

山の向こうに広がる大雲海を見ながらご来光待ち

10/29 6:12

雲に浮かぶ富士山が美しい

10/29 6:13

雲の上にでてくるお日様
神々しい

10/29 6:14

迫力の槍穂高縦走路も真っ赤に染まる

10/29 6:16

奥穂高も近いので迫力満点
撮影で毎年来られてるというハイカーさんに聞くと今年は雪が多いとの事

10/29 6:18

前穂・奥穂・ジャンのスリーショット

10/29 6:47

日もだいぶ上がってきたので下山します
この日もいいお天気となりました

10/29 6:49

迫力の奥穂高に別れを告げ、名残惜しくも降りていきます

10/29 6:49

荷物を置いてきた涸沢小屋へ向かい雪の斜面を下る

10/29 6:52

ザイテンの南側の斜面を降りていきます
雪質は表面がバリバリ中はフワフワでした

10/29 7:31

ザイテン取付点まで来ました
改めてみるとごっつい岩場

10/29 7:55

下の方は岩も出てきて違った歩きにくさがありました

10/29 8:24

涸沢小屋で預かってもらっていた荷物を回収
スタッフの皆さん小屋閉めで忙しそうにされてました

10/29 10:47

本谷橋を渡ると冬から秋に変わります
青空にそびえる屏風岩

10/29 11:02

初日より青空が広がり紅葉も映える

10/29 11:03

途中で涸沢でテン泊されてたハイカーさんと上高地BTまでご一緒させてもらい、色々お話させてもらい楽しめました

10/29 11:10

初日は曇っていた明神も爽快な青空

10/29 11:37

ヨーロッパアルプスのような山容に写真が止まらず

10/29 12:09

お腹も空いてきたら定番の徳沢でお昼

10/29 12:24

徳沢園の名物、販売時間限定の高菜チャーハンを紹介いただきました
さっぱりした中に高菜の味がしっかりあって美味しかったです

10/29 13:38

14時のバスがギリ間に合うかもで、ちょんがった明神岳を横目に先を急ぐ

10/29 14:12

結局タイムアップでゆったり小梨平付近を散策

10/29 14:12

キャンプ場からの岳沢の眺めが良かった

10/29 14:16

川沿いの黄葉も見応えあり

10/29 14:18

ずっと眺めてられる黄と青の川が交わる不思議な風景

10/29 14:22

黄葉を楽しみながら、BTへ

10/29 14:27

金曜日のせいか初日より盛り上がってた河童橋周辺

10/29 14:37

土曜日も天気がよさそうなので賑わいそう
雪山と紅葉が楽しめ美味しさ2倍の山旅ができとても楽しかったです

撮影機器：

Nikon 1 J2 ニコン

感想

tu-san1977

有給取得で連休となり、ブラスお天気もまずまず良さそうということで北アか南アへ遠征することにしました
せっかくならお天気が安定しにくそうな北ア（勝手に思ってます）に行ってみようということで、雪山フル装備持って上高地へ向かいました

上高地はまだまだ秋の雰囲気でしたが、バスに乗車するお客は、ほぼ大正池で下車
河童橋辺りまでを散策する人が多い様です
閑散とした梓川沿いをのんびり秋の空気を感じながら歩きましたが、本谷橋を渡ると一変
すぐ凍結路になり、川をまたいで季節が変わっている感じでした

チェンスパ使用で涸沢小屋まで行き一泊
平日のせいもあると思いますが、雪の時期になると宿泊はほとんどないよう
テントも見たところ5張りも無かったです
この時まで北穂に登る人はいるけど奥穂はほとんど少ないとの情報でどちらにするかかなり迷ったのですが、せっかくのチャンスだったので奥穂高へ向かう事にしました

夜は星がとてもキレイで月明かりもあったので半分ナイトハイクの感じで出発
風もなく快適でしたが、ザイテングラートの取付き辺りから踏み抜きの連続に苦戦
マーカーも雪で埋もれて見えないものも多かったです
ズボズボでパワーを要する登りとなり、大幅に時間を費やしました

穂高岳山荘からの登りはいきなりハシゴと鎖場が出現
加えて積もった雪と強風によるつぶての直撃で緊張感の絶えない絶壁登りを体験しました
登りきった後は極寒さに耐える稜線歩きでしたが、北アの山がまるっと眺められる最高の眺望に心奪われる楽しい時間が過ごせました
奥穂高山頂まで涸沢から8時間程かかってしまいましたが、ガスもかからず爽快な景色を観望できた事に感動

登りたいと思いながらなかなか来れなかったお山に登頂できて大満足の山行となりました

コメント

hide_san

雪の奥穂良いですね🎵
僕は、雪の時期は唐沢岳まででした(12本アイゼンピッケルなかった時期ですので仕方がないんですが)。今回は珍しく、(つーさんとして)マッタリとした行程でしたね😁

tu-san1977

hide_sanさん
こんにちは
初奥穂高でしたが、感動的な眺望で登頂して良かったと思いました、毎年でもチャレンジしたいですね
涸沢岳から見る奥穂や槍への縦走路も迫力があって穂高岳山荘で一泊した価値がありました
予定では1泊2日で終わるつもりだったのですが、雪で予想以上に時間がかかり結果的にバスの時間に間に合いそうになかったので2泊となってしまいましたが、結果的に稜線上で朝焼けも見れて大満足でした
やっぱりお天気が大事ですね