【あさひトレイルのラスト1/3の逆コース】ヒスイ海岸─城山─馬鬣山─泊駅
- GPS
- 04:45
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 671m
- 下り
- 670m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:46
12:54越中宮崎駅 発
13:02ヒスイ海岸駐車場 着
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2021年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
帰りは、泊駅からあいの風とやま鉄道使って、ひと駅戻った。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレイルランの大会のコースなので、整備状況から「?」な箇所があったらそれは進むべき道を間違っている証(苦笑)。 獣害対策の電気柵の開け閉めが面倒だけど、地域の人達の生活を守るためなので、仕方ない。 |
その他周辺情報 | 入善町の高瀬湧水の庭で、水汲んだ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
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感想
午前6時に『キャラメルハウス』(自宅)を出発した時には、黒菱山に登るつもりだった。しかし、7時過ぎに登山口のある笹川田中地区に到着したところ、林道工事のため「登山者と釣り人のみなさん、通行止めです。スミマセン…」といった看板が立ってた…(汗)。
朝日I.C.まで高速料金かけて来てるので、ハイ、分かりました…とそのまま帰るのも癪なので、近場で登る山を検討。大地山はクルマの駐車スペースがどこか分からなかったので×。烏帽子山林道の途中から登ったことがある大鷲山(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2769798.html)を完全麓から登る案を思い付いた時、登りに行ったものの頂上まで行ってない山があることを思い出した! それは、宮崎の城山。
10年前に城山に登に行った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1472657.html)は、娘2人が保育園の年長と年少だったので、途中立ち寄った三の丸広場(上ノ山園地)の遊具での遊びに夢中になってしまって登山どころではなくなり、そのまま下山した。したがって、三の丸広場から頂上までは歩いていないワケ。とは言っても、城山往復だけだったら面白く無いので、5月に馬鬣山に登った時(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3205797.html)に初めてその存在を知った「あさひトレイル」のコースを歩いて馬鬣山まで繋げてみることにした。前回馬鬣山に登った後に「あさひトレイル」についてその詳細を調べたところ、コースの一部が馬鬣山と城山をつないでいた。いずれ「あさひトレイル」を全線踏破してみる予定では居たけど、小手調べとして「あさひトレイル」では最後の1/3の区画となる馬鬣山から城山、ヒスイ海岸までのコースを逆コースで歩いてみた。
7:27にヒスイ海岸の駐車場をスタート。大会時もこの辺りがスタート&ゴール地点らしい。海沿いには行かずに、あいの風とやま鉄道の方へ戻ってから、最初の交叉点で右折。昔の繁栄を思わせる巨大な食堂跡の建物から明光寺の前に出て、単線時代の北陸線の廃線跡の道路を往く。廃トンネル前から鹿島神社の裏に登ってく道に入る。すぐに電流が流れる防獣柵が登場。感電しないように慎重に跨ぐ。10年前にはこんな物騒なモノは無かった(と思う)。一段登るとお社が現れ、宮崎鼻灯台への分岐が登場。10年前は子連れだったので灯台への往復は割愛したけど、今回は自分だけなので、往復してみた。感想…ワザワザ往復するほどのモノではなかった(苦笑)。
国の天然記念物に指定されている宮崎鹿島樹叢。「叢」というだけあって展望の効かない鬱蒼とした林のなかの道が切れ、展望が出てくると三の丸広場(上ノ山園地)は近い。やがて巨大なあずまや…というか休憩舎と、10年前に娘たちが夢中になって遊んだ遊具が目の前に現れた。ここから先は10年前に歩いていないコース。すぐに芝生の斜面が現れ、登り切ると宮崎側の駐車場とトイレが足元にみえた。しかし、「あさひトレイル」の看板は別の方角を指す。「あさひトレイル」のコースを歩いてるんだからこっちだろう…と看板が示すとおりの道に入ったら、元の芝生の斜面に戻った(汗)。そうだった、自分は「逆コース」を歩いてんだった! 迂闊!
結局、1周する形で宮崎側の駐車場とトイレに下りて、トイレの右横に付けられた道に入る。大鷲山が大きくみえる。「七曲橋」という木橋を渡り、宮崎太郎・木曾義仲史跡の看板を過ぎると、二の丸跡に到着。ここからは、黒部川の扇状地が丸見えで、富山湾を挟んだ対岸の能登半島もみえた。8:24に城山頂上に到着。城山からは麓の宮崎集落から「天下の嶮」親不知方面がよくみえた。
城山にはクルマで近くまで来れるので、過去に何度か来てる。遊具や売店跡をみて「そういやコレ、見覚えあるよ」と感じた。昔は太閤山ランドも吉峰グリーンパークも無かったので、富山県内の家族連れのお出かけ先としてお手軽だった。しかし、今は笹川側の駐車場にクルマも無い(時間が早過ぎるせい?)。笹川まで下りる途中に軽四1台とすれ違ったのが、鹿島神社から入山して最初に目撃した「人間」だ。
笹川に下山し、朝、黒菱山登山口まで無駄に往復した富山県道103号を歩く、「あさひトレイル」のルートマップをみると、笹川を渡って左岸を歩くことになってる。笹川新橋の北側に架かったままの笹川旧橋に下りて、橋を渡る。そこには封鎖された笹川隧道が待ち構えている。今回、別に廃道探索してるワケでは無いので(苦笑)、そのまま左岸に付けられた道を往く。赤く塗られた水門があって、その先は防獣柵で囲われてるので、柵の内側(左側)を歩いたらすぐに水路にぶつかり歩行不能になったので、水門まで戻る。防獣柵の内側を歩かないと先に進めないと判断し、扉をくぐる。進むとまた扉があり、国道8号の赤い橋がみえて来たところでまた扉をくぐる。そのまま未舗装の車道を歩くと、国道8号の横尾トンネル東口の下をくぐ李、下横尾の集落に出た。ちょうど家屋の片付けをしているオジサンが居て、「ちゃんとゲート閉めてきた?」などと確認された。ハイカーは歩く時だけの問題だけど、地域住民にとってみれば毎日が害獣との闘い。面倒でも防獣柵の扉は閉めないと。
下横尾の熊野神社の狛犬の脇には9.2 mの水準点があって、この通りが旧国道と教えてくれる。「あさひトレイル」のコースはこの熊野神社の参道を上ってく。参道を上り切ったところに本殿があり、その右手にはまた防獣柵がある。時間が9:33になっており、ここで、城山頂上以来の休憩を取った。防獣柵から山道に入る。トレイルランのコースだけあって、危険箇所にはロープが張られるなど整備されている。10:03に中部北陸自然歩道(上横尾からの道)と合流。ここから先は5月に歩いたばかりなので、勝手が分かってる(苦笑)。鉄塔を過ぎ、ひと登りすると馬鬣山展望台に、10:14に到着。ここで、持参してきた弁当を喰う。2回目にして初めて気づいたけど、この展望台からは、あいの風とやま鉄道の泊駅の構内が丸見え。
馬鬣山展望台を出発し、さらに先を進む。馬鬣山の最高点と殿入峠を通過し、奥馬鬣山の登りにかかる。5月に来た時にウリ坊が居た展望地を過ぎ(流石に今回はウリ坊は居なかった)、奥馬鬣山に10:42に到着。
奥馬鬣山から先はどうするか?…地形図には越集落に降りる歩道が記載されているので、この道を下りて泊駅に廻るつもりで先を進む。二段ほど下ったところに菖蒲池と呼ばれる池がある。ここで、この日初めて他のハイカーの姿をみた。格好から「あさひトレイル」の下見のかたのよう。さらに進むと三峯グリーンランドまで0.8 kmの標識に出た。このあたりから越集落に降りる歩道が分かれるハズだけど、あいにくそんな分岐は無く、アヤしい踏み跡はあったものの、よく分からずに踏み入るのも問題ありと考え(最悪、集落まで下りて来たものの防獣柵のため、人里側に出られない可能性もある)自重した。この分岐探しでウロウロしてた時に女性ハイカーの姿をみた。彼女もおそらく「あさひトレイル」の下見だろう。三峯グリーンランドまで進むと今度は泊駅までの歩きが長くなるので、「あさひトレイル」を追うのはここまでとし、引き返すことにした。
下山先として、殿入峠経由で笹川に下りてヒスイ海岸、下横尾まで戻ってヒスイ海岸などが考えられたけど、一番楽そうな上横尾に下って泊駅のコースを選択。このコースの欠点は、あいの風とやま鉄道の発車時刻によっては大幅な電車(気動車だけど…)待ちが生じること。12:47発には間に合うだろうと覚悟を決め、来た道を引き返す。菖蒲池、奥馬鬣山、馬鬣山、馬鬣山展望台、鉄塔を過ぎ、「あさひトレイル」の分岐から上横尾のほうに下る。八幡社の横を通過し、防獣柵のゲートをくぐり、上横尾に出た。
5月に来た時は上横尾に下ればすぐにクルマが待ってたけど、今回はクルマは無いので国道8号線を渡り、泊駅を目指す。12:47発に充分余裕な12:13に、泊駅に到着。あいの風とやま鉄道だけど、えちごトキめき鉄道の気動車(苦笑)に乗って、越中宮崎まで1駅戻った。越中宮崎駅からはヒスイ海岸沿いを歩いて、駐車場へ移動。
黒菱山に登れず急遽廻った山のため、事前のリサーチが不足で無駄に歩いた部分もあった。すごく長く歩いたような気がしたけど、正味5時間も歩いてないことにビックリ!
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