記録ID: 3692391
全員に公開
アルパインクライミング
蔵王・面白山・船形山
日程 | 2021年10月30日(土) [日帰り] |
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メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
・車は黒伏高原スノーパークジャングル・ジャングルの第4駐車場に駐車しました。
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 9時間53分
- 休憩
- 48分
- 合計
- 10時間41分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ▶登山ポスト:柴倉・大平黒伏コース登山口にあります。 ▶トイレ:未確認。 ▶水場:未確認。 ▶ルート状況(2021年10/30現在のものです。) ◆駐車場〜黒伏山南壁中央ルンゼ取付 ・駐車場P3とP4の中間にある林道を下っていくと登山口があります。 ・最初に渡渉が2回あり。 ・一般登山道を南壁方面へ向かって歩いていくと途中に木に取り付けられた『南ぺキ』と書かれた木札があるのでそこから一般登山道を離脱して南壁へ向かう。 ◆黒伏山中央ルンゼ(4級上 5.9)(ルートグレードは参考にした最新のトポ図からで、あとは個人的な感想です。) 【全体を通して】 ・岩が脆い部分がありました。浮石や落石には注意してください。 ・各ピッチの終了点はしっかりしてました。 ・A1区間は残置支点がたくさんあります。慶度の区間は中間支点はほとんどありません。 ・最新のトポではピッチグレードにA1と書いてなく5.8や5.10a、510bと書いてありますが岩の脆いところではフリーに拘るより昔のトポの通りA1で登ったほうが無難だと思いました。(アブミ各自2本持っていって正解でした。) 【1P ハング間の凹角 30m +】(リード) ・岩は濡れていてスタンスは微妙、持ちたいホールド付近は残置ハーケンが邪魔をして持てない、出だしから落ちるのは嫌なのでA0で突破しました。 ・残置支点は豊富にありました。 【2P スラブ 30m 掘曄淵侫ロー) ・特に問題なく登れました。 【3P フェースを右上〜真上 40m 5.8】(リード) ・昔のトポではA1。右上は問題ないのですが壁中央にある終了点を目指して左上気味に直上するところはA0で登りました。 ・残置支点は豊富にありました。 【4P スラブを右上 50m 掘曄淵侫ロー) ・本当は三十路ルートを登るつもりでした(三十路ルートと中央ルンゼは下部3ピッチは一緒のルート)がMさんが左に見えていた終了点でピッチを切らずそのままルンゼを直上してしまい天の川ルートの終了点でピッチを切ってしまいました。そこから左下に見えている終了点(三十路ルート4P目『緩傾斜を直上 40m 』の終了点ではなくて4P目中間にある終了点。)に懸垂下降するのも面倒だし、左に見えている本来の三十路ルート4P目終了点へトラバースするのも悪そうだし、ここまでで時間も経っていたのでMさんと相談して今回は中央ルンゼを登ることにしました。 ・簡単なピッチなので残置支点はほぼ無し。 【5P 逆層スラブ 20m 掘曄淵蝓璽鼻 ・中央ルンゼの5Pは右上ですが、天の川ルート終了点からはほぼ右にトラバースでした。 【6P 右側壁に沿って右上〜左上 35m 后曄淵侫ロー) ・岩が濡れていてリードのMさんは手こずってました。 ・このピッチの岩は脆かったです。(終了点近くの持った岩が剥がれました。フォールはしませんでしたが・・) 【7P 垂壁を直上 30m 5.10b】(リード) ・昔のトポではA1。 ・『ここはフリーでいけるか?』と岩を掴んだら大きな岩ごと剥がれそうだったので無難にA1で登りました。(岩が堅かったなら豪快に登れて楽しそうだったのに・・・) ・残置支点は豊富にありました。 【8P 右の草付フェース〜小ハング 40m 5.10a】(リード) ・最初Mさんがリードしましたが小ハングのルーファイがわからずにハンガーが2つあるところでヌンチャク2本を使いロワーダウンしてリード交代。 ・出だしの垂壁から右の草付の方へ残置支点に導かれるように登りますがそこから残置支点の無い真上へ登らずに左に見える残置支点の方から小ハングを登りました。(小ハングには残置スリングと残置ヌンチャクがありました。) ・小ハングはA1で登りました。 【9P スラブ 20m 5.10b】(リード) ・昔のトポではA1。 ・終了点から右に出て直上。登れそうな感じもしましたが最後で落ちるのは嫌なのでA1で登りました。 ・残置支点は豊富にありました。 ・ここから稜線への草付100mは登らず、ここで登攀終了としました。 ◆中央ルンゼ終了点(9P目終了点)〜中央ルンゼ取付 ・同ルートを6回の懸垂下降で下りました。 ・50mロープ2本で懸垂下降していくとしっかりした終了点まで下りれるように支点が整備されていると感じました。 9P目終了点から7P目終了点まで50mロープ2本で懸垂下降。 7P目終了点から6P目終了点まで50mロープ2本で懸垂下降。 6P目終了点から4P目終了点まで50mロープ2本で懸垂下降。 4P目終了点から3P目終了点まで50mロープ2本で懸垂下降。 3P目終了点から1P目終了点まで50mロープ2本で懸垂下降。 1P目終了点から取付まで50mロープ2本で懸垂下降。 |
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過去天気図(気象庁) |
2021年10月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | 50mダブルロープ アブミ×2 ロックハンマー その他登攀装備1式 |
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共同装備 | ツエルト ファーストエイドキット 特定小電力トランシーバー×2 カム×適宜 ナッツ×適宜 ハーケン×適宜 アルパイン用クイックドロー×11(8+3) クイックドロー×2 |
写真
撮影機材:
感想/記録
by yama_pound
土日で黒伏山南壁の三十路ルートと中央ルンゼを登る計画を立てた。最新のトポはオールフリー表記。どんなもんだか・・・Climbing
ヾ響
・岩が脆くて濡れていて危ないので、フリーに拘わらず無難にA0又はA1で登りました。
・アブミは各自2本持っていって正解でした。(アブミはワンポイントで使うのかな?と思ってましたが、ボルトラダーのところはアブミ掛け替えでの登りになりました。)
・各ピッチの終了点はしっかりしてました。懸垂下降も50mロープ2本で懸垂下降していくとしっかりした終了点まで下りれるように支点が整備されていると感じました。整備されている方々、ありがとうございます。
・この日は南壁は私たちのみで貸切でした。
・Mさんはルーファイがまだまだな感じでした。
・翌日も登る計画でしたが中央ルンゼでこれだけ時間がかかったので三十路ルート登攀は止めにして紅葉のんびり登山に変更しました。
反省
・特にありません。
ヾ響
・岩が脆くて濡れていて危ないので、フリーに拘わらず無難にA0又はA1で登りました。
・アブミは各自2本持っていって正解でした。(アブミはワンポイントで使うのかな?と思ってましたが、ボルトラダーのところはアブミ掛け替えでの登りになりました。)
・各ピッチの終了点はしっかりしてました。懸垂下降も50mロープ2本で懸垂下降していくとしっかりした終了点まで下りれるように支点が整備されていると感じました。整備されている方々、ありがとうございます。
・この日は南壁は私たちのみで貸切でした。
・Mさんはルーファイがまだまだな感じでした。
・翌日も登る計画でしたが中央ルンゼでこれだけ時間がかかったので三十路ルート登攀は止めにして紅葉のんびり登山に変更しました。
反省
・特にありません。
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