牛岳(紅葉狩り)
- GPS
- 03:21
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,061m
- 下り
- 1,057m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
私が7時半に着いたときは一台も車がありませんでしたが、9時ころには駐車場は埋まり、帰り際はは林道わきにも車が止まるほど、あふれていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂へのルートは整備されておりまったく危険はありません。 但し、三段の滝方面は登山道が狭く急登なので、足を踏み外さないように気を付けて進んでください。 |
その他周辺情報 | 牛岳スキー場から登山するときは、スキー場の下にトイレがあり、オフシーズンも使えます。 スキー場から富山市山田方面に降りていくと、牛岳温泉があります。 私は普段から牛岳温泉が好きなので頻繁に行きます。 |
写真
感想
先週八乙女山に登った時に見た牛岳へ
八乙女山では紅葉の始まりでしたが、今回はど真ん中ではないでしょうか。
まずは、牛岳スキー場へ向かい、スキー場の頂上へ進み、林道へ入ります。
林道の景観も素晴らしいですが、今回のスタート地点の東屋へ向かいます。
尚、今回は富山市旧山田村方面からの登山でしたが、砺波市方面からの登山口(小牧ダム方面)からも登れるようです。
東屋ふきんは駐車場が広く10台以上は止められます。今日は私が一番乗りでした。しかし、9時ごろに東屋へ戻った時にはすでにいっぱい。帰り際には林道わきまではみ出ていました。紅葉ど真ん中で快晴という絶好の日和です。みんな考えることは一緒ですよね。
山頂へ向かいたい気持ちを抑え、まずは山頂とは逆方面の三等三角点に向かいます。しかし、思ったところには三角点が見つからず。もしかしたらもう少し先だったかもしれませんが、あきらめて東屋に戻ります。
今度は、三段の滝へ向かいます。基本的には下りになります。このくだりがとても急で帰りが恐ろしくなってきます。この気持ちがのちにとんでもない結果に。。。
ひたすら進んでいき、水の音が聞こえてきます。さらに進んでいくと、三段の滝が見えました。想像していたより壮大で気持ちが晴れ渡りました。ここで戻ってもよかったのですが、先に行くと林道へ出れるという標識があったので、さらに進みます。
林道へ出ると目の前に展望台が現れたので、迷わず展望台に上ることにしました。とても眺めがよく満足して林道へ戻ると、ふと頭に次のことがよぎりました。
「林道を戻れば先ほどの急登を登らず東屋に戻れるのでは?」
実は間違った結果になったのですが、その時はなぜか地図も確認せず、自然と足が林道へ向かい、牛岳トンネルまで進みます。
牛岳トンネルは途中途中に避難場所がありますが、それ以外は真っ暗な闇を歩くことになります。それでも迷わずトンネル内に入り、進んでいきました。
後で考えると、まったくなぜこのような行動をとってしまったかわからず。血迷ってしまっていたとしか言いようがありません。
15分ほど牛岳トンネルを歩き、この先の地図を確認しようとして、抜けたところでふと我に返ります。なんと、牛岳トンネルはまさに牛岳を貫通しており、山の逆側に出てしまっていました。ちょうどトンネルの真ん中の頭上がこの後に紹介する四等三角点の位置になります。明らかに登山道へ戻ることはできません。
ようやく事の重大さに気が付き、今通ってきた牛岳トンネルを戻ります。これは登山で楽をしようとした罰でしょう。結局、再び三段の滝に戻り、降りてきた急登を登ります。行きで思っていた急登のつらさも、懺悔と自戒の気持ちで、吹き飛んでしまいました。
登山において完全にNGで反省すべき行動でした。
なんとか東屋に戻り、気持ちを切り替えて、今度は牛岳の頂上へ向かいます。
途中のブナ林、四等三角点からの素晴らしい光景が先ほどの沈んだ気持ちを吹き飛ばしてくれます。
そして、牛嶽神社にたどり着き、そこでの眺めの素晴らしいこと。
「剱、立山連峰」「毛勝三山」「穂高、槍ヶ岳(見えたかどうか怪しい)」
一息ついて、その足で二等三角点へ。二等三角点の眺めも牛嶽神社と同様に素晴らしかったです。
非常に反省点多い山行でしたが、この失敗を踏まえて、今後は安全な登山ができるように気持ちを引き締めたいと思います。
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