静かな長尾尾根♪札掛〜新大日〜木ノ又小屋〜塔ノ岳。
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,144m
- 下り
- 1,125m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
長尾尾根の前半に崩落箇所があり危険です。このコースの通行は崩落箇所が修復されるまでお勧めしません。 |
写真
感想
前日、お散歩さんからlineで明日丹沢ご一緒しませんかのお誘い。
直ちにインフルエンザの予防接種予約を取り消して、行きまーすの返事。
長尾尾根かヤタ尾根どちらにするか当日決めることにする。
当日長尾尾根を歩くことにする。
だが、当日登山口には一部通行禁止区域があるので通行禁止の表示が・・・
ガーン!
しかしその程度でめげるメンバーではない。
その通行禁止区域まで行き本当に通行不能かどうか判断しその場で引き返すかどうか決めることにして出発する。
歩き出してすぐに巨木が現れ早速足が進まない。
これは先が思いやられる。
前半に現れた崩落箇所は確かに通行禁止レベルの崩落であるが、どなたかがちゃんとロープを何本か設置していてこれを使えば我々は通行できそうと判断しここを通過。
斜面はずるずると滑りかなり危険ではあった。
他の方にはここの通行はお勧めしません。
中腹に入るとブナ林が現れわあわあ言いながらもう足が止まってしまう。
見事なブナの大木がいっぱい。
そして丁度見頃の黄葉となっている。
数年ぶりに行きたかった奥多摩の丹波天平に今年は行けそうにないが今年はここで十分だ。
途中でお会いした男性はこのブナを見るために個々にやってきこれより上の塔ノ岳などは行かないと仰っていました。
納得です。
新大日で表尾根と合流するまで、工事関係の男性1名とさっきのブナを見に来た男性以外は誰にも会わない静かな山行であったが、新大日の廃屋で合流するとビックリするぐらいの大勢の登山客。
人の波が全く切れない。
同じ山域とはとても思えない。
2年前と同じようにお散歩さんの歩荷した水4Lを木ノ又小屋に寄付します。コロナの関係で寄付を辞退されるかも知れないと心配したが、快く受け入れて頂きました。
ザックを個々にデポさせて頂き塔ノ岳へ向かう。
塔ノ岳までの登山道も追い抜く人向かってくる人で何度も道を譲らないといけない状態。
頂上も満員。「頂上立っていると撮影を頼まれることになる」などと言っていると前にいる女性から「撮りましょう」と言われてしまう。
この雑踏は二人とも好きではないので尊仏山荘も覗かずにさっさと下山開始。
木ノ又小屋まで戻りコーヒーをお願いする。支払いをしようとしたらコーヒーの代金は要らないと言われた。
ここのコーヒーは美味しい。
小屋番さんに「この小屋は何人ぐらい常連の方はおられますか?」と尋ねたら常連はいないとの返事でした。
ただ日帰りの常連さんはこの小屋を頂上とし塔ノ岳へは行かないとのことでした。
ここで昼食と思っていたらお散歩さんは「さあ下りますよ」と出発します。下りは午前中と違って天気が曇りとなっていますが、方向が違うことにより景色が違って見えます。
鹿柵に囲まれた所に低木が黄葉していて綺麗。遠くビルのある街並みが見えたりします。
そしてだいぶ下りたところでお散歩さんが「昼食食べてませんね」と急に思い出したように言います。「今日は昼食食べないのだと思った。」と私。
漸く登山口まであと少しのところでカップラーメンを食べることが出来ました。これは相当ダイエットになったぞ(笑)。
最後までずっと楽しい山行でした。2年前は下りの最後は這々の体だったのが最後までバテずに歩けて身体の回復が確認出来た山行でもありました。
誘って頂いたお散歩さんに感謝です。これからも宜しくお願いします。
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