秋深まる夜叉ヶ池と藪漕ぎの三周ヶ岳

2021年11月07日(日) [日帰り]

• GPS: 06:44
• 距離: 10.5km
• 登り: 1,001m
• 下り: 998m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:40
• 合計: 6:45

6:57 夜叉ヶ池登山口(揖斐川町)
7:58 7:58 幽玄の滝
8:03 8:06 昇竜の滝
8:23 8:33 夜叉ヶ池
8:43 8:45 夜叉丸
9:03 9:15 夜叉姫ヶ岳
9:37 9:38 夜叉丸
10:21 10:21 1230m小ピーク（三周ヶ岳）
10:59 10:59 三周ヶ岳
12:02 12:13 1230m小ピーク（三周ヶ岳）
12:37 12:37 夜叉ヶ池
12:50 12:50 昇竜の滝
12:56 12:57 幽玄の滝
13:42 夜叉ヶ池登山口(揖斐川町)

天候

☀️晴時々☁️雲
🍃風もなく 穏やかなハイキング日和
🌡下界では 20度を超えていたので
💦山頂稜線でも汗ばむ陽気

アクセス

利用交通機関：

自家用車

🚙夜叉ヶ池登山駐車場
🚾100m程手前にトイレもある
🛣国道303号線川上集落の夜叉ヶ池の標識
を北に入る
■ 滋賀県側から来ると県境の八草トンネル
を通り、川上トンネルを抜けると
■ カーブの手前に夜叉ヶ池方面の標識を
左折坂内川沿いを上がっていく
⌚️303号の分岐から14km約30分
■ 途中ナンノ谷さぼう公園までは道も広く
きれいに舗装されている
⚠️そこから先は一車線の悪路、穴ぼこ
だらけで水たまり、落石も多数あり、
対向車にも注意

コース状況／危険箇所等

● 夜叉ヶ池までは、特に問題ないが、
昇竜の滝が見えてきたあたり
（約1時間）から、岩場が現れ 少し急登
になり、ロープも張られている。
（約30分）
● 夜叉ヶ池から夜叉丸へは、岩場の急登を
ひと登りすれば到着する。（約10分）
● 登りながら振り返ると夜叉ヶ池を上から
眺められる。
● 夜叉丸から先は、藪漕ぎの連続、
一旦下り、登り返すと夜叉姫ヶ岳
● 夜叉姫ヶ岳の山頂は眺望を望めない。
● 夜叉姫ヶ岳から三国岳へ行きかけたが、
深い藪と踏む後が不明瞭で途中で
引き返すことにした。
● ここで、すんなり帰ればいいものを、
夜叉ヶ池から三周ヶ岳へ足を伸ばすことに
● レコでは、三国岳へは深い藪漕ぎで苦労
するとあったが、三周ヶ岳へはそれ程
でもないような感じであった。
● しかし、道は一本道であるが、なかなか
手強い相手、深い藪漕ぎ、迷う分岐に
悪戦苦闘
● 足は傷だらけ、手袋は枝に引っかけ、
カメラのレンズフードは落としてしまう
はで、たいがいです。
● 三周ヶ岳の山頂もあまり眺望がないが、
少し先に行くと、北側に視界が開け、
白山、別山、能郷白山を望むことが
できる。

写真

11/7 6:59

今日は伝説の「夜叉ヶ池」へ
紅葉する絶景の「夜叉ヶ璧」を見に・・・
標識の左手を沢へ降ります

11/7 6:58

最高の天気だ
モルゲン だ

11/7 7:11

いきなり ブナの大木

11/7 7:24

黄葉 真っ盛りって感じ

11/7 7:24

こちらは 焼け焼けです

11/7 7:26

朝の光が透き通り 気持ちいい

11/7 7:35

ブナ林の灌木をアップで切り取ってみた

11/7 7:36

今日の核心部 夜叉ヶ璧が見えてきた

11/7 7:56

幽玄の滝
流れ落ちる滝と紅葉 そして 青空

11/7 7:58

ヤー 綺麗に色付いています

11/7 8:04

揖斐川上流 池ノ又谷の沢を渡ると
眼前に夜叉ヶ璧が大迫力で迫ってくる

11/7 8:04

が ここを登るわけではない

11/7 8:08

さて いよいよ 急登の岩稜帯の取り付き
一応 ロープが張ってあります

11/7 8:10

2箇所ぐらい岩場がありますが
それ以外は こんな感じ
青空に向かって 登って行きます

11/7 8:14

それにしても 気持ちいい
アルプス感もありますネー

11/7 8:19

2つ目の岩場

11/7 8:20

稜線に取り付きました
振り返って見るとこんな感じ
出発から １時間20分

11/7 8:20

反対側を見ると樹木の向こうに池が見えます

11/7 8:22

左側に少し行ったところに 池へ降りる階段があります

11/7 8:22

夜叉ヶ池に到着
静寂の池畔 澄み切った空気

11/7 8:24

夜叉姫妃碑
泉鏡花の戯曲『夜叉ヶ池』の舞台
アニメ『半妖の夜叉姫』でも知られるところ

11/7 8:25

池畔は木道で保護されていて ベンチ状になっている
このコースは広場が少ないので休憩に最適

11/7 8:27

池から福井県側はこんな感じ

11/7 8:28

ゆっくり池を周回し 夜叉丸山頂を目指します

11/7 8:31

夜叉丸方面へ高度を上げて行くと池を上から眺められる

11/7 8:33

右側の登山道は三周ヶ岳への道
池の上側に見えるピークが山頂

11/7 8:34

夜叉丸側の斜面

11/7 8:38

福井県側の谷
朝の光を浴びて 自然林が萌えています

11/7 8:40

ググっと高度を上げてきた
池がハート♥️形に見える⁉️

11/7 8:42

クマザサのヤブの始まり
遠目にはきれいですが

11/7 8:42

背丈以上もあるところも
なかなか 手強い ゾー

11/7 8:44

夜叉丸 山頂到着 標高1212m
山頂は 藪の中

11/7 8:50

では もう少し頑張って 夜叉姫ヶ岳まで足を伸ばすことに

11/7 9:03

ウム⁉️ 夜叉姫ヶ岳へ来たつもりですが、
標識は 夜叉ヶ池山と書いてある❓
GPSで確認も 間違いない
夜叉姫ヶ岳 標高1206m

11/7 9:28

夜叉姫ヶ岳から近畿百名山三国岳へ行くか しばらく思案🥺
三国岳へは 片道１時間 しかも深い藪漕ぎ必須
折角ここまで来たので 行って見る⁉️
しかし いきなり洗礼 ヤブだけではなく
踏み跡が不明瞭 いきなり道を間違えてしまったので 速攻で引き返す😵

11/7 9:41

深い森の紅葉を楽しみながら 夜叉ヶ池まで下山

11/7 9:42

木道のベンチに休憩されている方がたくさん

11/7 9:54

岩壁を包む色とりどりの樹々
さて、ランチタイムには早い
「そうだ‼️三周ヶ岳へ行こう‼️」

11/7 9:55

この判断が誤りだった
この後 ヤブとの格闘が待ち受けているとはつゆ知らず

11/7 10:00

11/7 10:04

山頂まで3つぐらいピークを越えて行きます

11/7 10:07

紅一点 渋〜い

11/7 10:08

大きな岩塊を回り込むように登って行きます

11/7 10:10

こんな岩場は楽しい

11/7 10:11

秋 深まる 山並み
ビューティフル

11/7 10:18

11/7 10:39

宝石箱かキャンディボックスか

11/7 10:44

美しい紅葉を楽しめるのは ほんの一瞬
ずーっと 深〜いヤブとの戦い
三周ヶ岳への道のりもこんなにヤブが深いとは
しかも 間違った踏み跡が多数あり

11/7 11:01

夜叉ヶ池からヤブと約１時間格闘の末
三周ヶ岳に到着 標高 1292m
視界なし

11/7 10:59

山頂の北側に少し出ると視界開ける
先週登った 能郷白山が見えます(恐らく)

11/7 11:00

更に 奥に 白山も

11/7 11:16

狭い山頂に何故か 人がいっぱい いるので
早々に退却↩️
振り返って 三周ヶ岳の山容

11/7 12:04

ヤブを抜けた稜線の岩場で ランチタイム🍜

11/7 12:07

吸い込まれるような池ノ又谷の紅葉

11/7 12:37

スネ🦵 腕💪は傷だらけ
手袋の🧤ゴムは枝に引っ掛け ボヨーン
レンズフードは行方不明

11/7 12:41

ようやく 夜叉ヶ池へ戻って来ました
早々に下山

11/7 12:45

昇竜の滝 水量が少ない

11/7 12:49

下りはロープを使って降下

11/7 12:50

夜叉ヶ璧 錦繍の輝き だ

11/7 12:51

見納め

11/7 12:57

幽玄の滝も通過

11/7 13:03

光の感触が朝とはまるで違います

11/7 13:04

レモン🍋色
アースッパ

11/7 13:11

黄葉のトンネル

11/7 13:41

深い藪漕ぎ
傷だらけの山行でした
でもマダニに噛まれずによかった

11/7 13:42

無事❓ 下山
夜叉ヶ池 ピストンにしとけばよかったか

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） コンパス 計画書 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

感想

m78ultra

今日は 伝説の夜叉ヶ池へ
今年も紅葉が最盛期に
1000m以下でも盛りになってきた
岐阜県側からのルートは 紅葉も素晴らしいが 夜叉ヶ璧の迫力感もサイコー‼️

しかし 近畿100名山を目指しているわけでもないのに 藪漕ぎの三国岳を目指したり
懲りずに 三周ヶ岳へ行ってしまったり
いたずらな冒険心が出てしまった山行となりました

アプローチは 大変ですが
隣の滋賀県の横山岳や岐阜県の能郷白山とは
また違って 手軽に 楽しめる ホットする山です