のんびり雲仙普賢岳

2021年11月21日(日) [日帰り]

• GPS: 04:08
• 距離: 4.8km
• 登り: 336m
• 下り: 554m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:01
• 休憩: 0:59
• 合計: 4:00

9:40 展望台
9:47 9:47 妙見岳
10:29 10:29 鬼人谷口
11:14 11:19 風穴分かれ
11:29 11:40 立岩の峰
11:41 11:48 霧氷沢
11:57 12:22 雲仙岳
12:43 12:54 紅葉茶屋
13:38 13:38 仁田峠
13:40 ゴール地点

その他周辺情報

登山後の温泉は雲仙温泉「雲仙東洋館」仁田峠より15分　
平日500円・土日祝1000円

写真

11/21 9:04

車窓から雲仙が見えてきた！！！

11/21 9:21

仁田峠。

11/21 9:24

ここから登りのみロープウェイで。

11/21 9:24

11/21 9:24

11/21 9:26

11/21 9:26

平成新山

11/21 9:26

11/21 9:27

ロープウェイからの景色

11/21 9:27

標高500m、標高差約174mがたったの3分

11/21 9:40

標高1269m　妙見丘駅着。

11/21 9:42

1990年の大噴火でできた平成新山　この火砕流のニュースの記事はいまだに記憶に残る

11/21 9:42

妙見カルデラの説明

11/21 9:43

普賢岳・平成新山は妙見カルデラの中にある

11/21 9:43

改めて　雲仙岳の主峰の平成新山
平成7年6月の標高1488メートルをピークに、現在は1482.7メートル。

11/21 9:43

心が痛くなる災害の歴史

11/21 9:48

妙見岳は以前は登れたが　今は崩落してて上がれず、この神社が山頂となる

11/21 9:58

海が近く見える

11/21 10:10

四角のボコが雲仙普賢岳らしい

11/21 10:27

至る所に丁寧な説明がある

11/21 10:34

風穴？　空気がひんやりとする

11/21 10:35

あちこちに風穴らしきものが。

11/21 10:44

西の風穴。

11/21 10:46

火山活動の監視場所としても使われている夏は4度、冬は0度ほどのひんやりした空間には20人ほどが入れる

11/21 10:46

11/21 11:01

ヤマグルマ

11/21 11:03

世界に1科1属1種の近縁種のない貴重な常緑高木樹。東アジア特産の被子植物。
樹皮がトリモチの材料になることからトリモチノキと呼ばれる

11/21 11:04

地面にへばりついて　身を乗り出しているかのよう

11/21 11:11

北の風穴

11/21 11:11

入り口には温度の高い溶岩が冷える過程でできた柱状節理が

11/21 11:11

11/21 11:17

新登山道の入り口となる鬼人谷口（きじんだにぐち）

11/21 11:11

鬼人谷口からの眺め

11/21 11:17

11/21 11:17

11/21 11:18

11/21 11:18

「鳩穴分かれ」から「霧氷沢」まで一方通行。
鳩穴は1663年の「寛文の噴火」の際に出来た溶岩トンネルで　真夏でも天然の氷が残るほどの冷気で充たされていたが「平成の噴火」によって、埋まってしまったとの事。　

11/21 11:27

立岩の峰を過ぎると

11/21 11:31

平成新山がどーん！！

11/21 11:32

こんなに近いのに登れない

11/21 11:33

硫黄の匂いと蒸気もくもく

11/21 11:34

6千年前？の溶岩ドーム

11/21 11:36

噴石？　こんなのが飛んで来たらヘルメットがあっても・・・

11/21 11:42

11/21 11:42

11/21 12:00

煙モクモクがここからだとよく分かる

11/21 12:00

秩父宮殿下御登山記念碑。昭和天皇の弟君で屈指のアルピニストだったそうな。
アルプスの険峰マッターホルンの登攀にも成功され、世界の皇族の中で屈指の登山家として知られた存在だった。

11/21 12:03

やっと山頂へ。

11/21 12:05

11/21 12:05

11/21 12:07

11/21 12:07

11/21 12:19

多くの人が集う

11/21 12:30

季節を忘れたミヤマキリシマ。

11/21 12:54

11/21 13:42

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX300 SONY

感想

とんちゃん

雲仙普賢岳とは、歴史的には海上にそびえる山並み全体を指す名称である。
最高峰の平成新山（1,483m）を中心に、三岳（三峰）とも呼ばれる普賢岳（1,359m）、国見岳（1,347m）、妙見岳（1,333m）、五峰（五岳）とも呼ばれる野岳（1,142m）、九千部岳（1,062m）、矢岳（943m）、絹笠山、高岩山などの山々から構成される。

この雲仙普賢岳という名前は　かなり前のニュースで知った。
火砕流の取材に来ていたマスコミだけでなく、その取材に付き合ったタクシーの運転手　避難誘導や警戒にあたっていた警察官、消防団員が巻き込まれた。
この災害からもう31年が経ったそうだが　まだ記憶は風化していない。

最近噴火した御岳山や阿蘇山とは違い　登山道を歩いた感じでは噴火の傷跡は風化しており
荒々しさは感じなかったが　
煙を噴き上げる平成新山は、まだ生きている火山の姿で迫力があった。

ルートの所々にミヤマキリシマのピンクがあり　ちょっと嬉しい。
雲仙普賢岳の山頂では青空もでて　カメラのシャッターが止まらない。

山頂から紅茶茶屋までが　今まで登った高度を一気に下げるこのコースの一番の難所。
積もった枯れ葉に苦戦しながら下りてくれば　あとは仁田峠まではダラダラ歩き。
もう紅葉も落ちてしまっていたが　わずかに残った鮮やかな色の景色が嬉しい。
所々で見える光った海も綺麗でした。

mii3-des

今回は楽チンに山ツアーに参加で行って来ました。南港フェリーターミナルからの大洋フェリーで新門司港へ着岸。そこから高速使って3時間半走って仁田峠のロープウェイ駅、遠いですr(^^;)　観光バスで楽チンに行きましたけども。
由布岳と同じく、大阪から弾丸フェリーの日帰りが可能な山なのですが、帰りのフェリーに間に合うように時間調整が難しいと感じた山旅でした。
今回、高速道路で2件の事故が発生し事故渋滞にハマり、出港10分前に船に乗り込むというハプニングで冷や汗ものでした。港や空港から登山口までが遠い山は、帰りのアクセス要注意です。r(^^;)