燧ヶ岳（七入-御池-山頂-尾瀬沼-沼山峠-沼田街道）【驚きの小雪を逆手に取り誰もいない大周回コースを】
Kazu405
体力度について
- GPS
- 11:06
- 距離
- 26.9km
- 登り
- 1,653m
- 下り
- 1,652m
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- 山行
- 8:53
- 休憩
- 2:13
- 合計
- 11:06
| 天候 | 快晴→高曇→晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
▼七入ゲート前のスペース ・七入りから先、御池・新潟方面は11/9より冬季閉鎖されました ・七入Pは無料で880台停められますが、この時期はゲート前の空きスペースに停めてもいいでしょう |
| コース状況／ 危険箇所等 |
◆道の状況（2021年11月21日現在） ※この時期、状況は一日で一変します。本レコの写真等は全く参考にならないと思います ※事実、明日から檜枝岐村は雪予報です ※本日はライブカメラやアイコマのレコから想像がついたため、ワカン・アイゼン・ピッケルは車に置いていきました（チェースパイクのみ） ▼七入→御池 ・6.7kmの車道歩き。本日は凍結等ほぼありませんでした ・熊の恐怖もあり、音楽を大音量で流しながら歩きました ・下山後お話ししましたが、3人ほど七入ゲートを動かして御池まで入ったようです。複雑な心境です（簡単に動かせるゲートというのもアレですが、、、） ▼御池→広沢田代→熊沢田代 ・熊の恐怖もあり、音楽を大音量で流しながら歩きました（この時期はまだ起きてる。去年は足跡もたくさんあった） ・積雪はうっすら程度。大岩の凍結箇所が多いため非常に歩きにくい箇所です ・そして木道。凍結した傾斜木道は恐怖以外の何者でもありません ▼熊沢田代→爼��⇄柴安�� ・北面は積雪も多く、霧氷も残っていました ・柴安�瑤惴�かう途中、爼�瑤�らの下りでチェースパイク装着しました ▼爼�槇�（長英新道）→尾瀬沼 ・岩が多く意外と歩きにくい道が続きます。足首が痛くなった。雪はあまりありませんでした ▼尾瀬沼→沼山峠 ・地味に登る。木道・木段多く、スリップ注意 ▼沼山峠→（沼田街道）→七入 ・初めて歩きましたが、程よく整備されておりなかなか良い道でした ・ルート不明瞭箇所はありません ◆登山ポスト この時期はありませんので、Compassにて提出 |
| その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 ♨️塩原 あかつきの湯（前日入湯） ・お湯自体は凄くいいが、混み過ぎててか、脱衣所がちょっと汚れていた http://www.acatsuki.co.jp/shiobara/ ♨️燧の湯 ・檜枝岐村の定番。単純硫黄泉の掛け流しが嬉しい ・この時期は1番の閑散期。30分入ってて誰も来ず http://www.oze-info.jp/spa/ ♨️湯倉温泉 共同浴場（翌日入湯） ・300円以上の協力金ボックスあり ・含二酸化炭素 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉が掛け流されています https://www.town.kaneyama.fukushima.jp/site/kanko/onsen-guide-yuguraonsen.html ◆飲食店 ▼民宿・御食事処開山 ・11月に入ると檜枝岐村の食事処はほとんど閉まります。そんな中で貴重な存在 ・裁ちそばは勿論、ソースカツ丼等のご飯物もあります https://oze-kaizan.jimdofree.com ▼レストランヴォーノ ・会津田島駅のふれあいステーションプラザ２階 ・変わったイタリアンラーメンが楽しめます https://buono.ikidane.com/index.html ◆宿泊施設 ▼道の駅尾瀬檜枝岐 ※宿泊施設ではありません！ ・トイレは綺麗で暖房も入っています。ゴミ箱もありとてもありがたい ・Tシャツやバッジ・手拭い等の物販もあり http://www.thr.mlit.go.jp/road/koutsu/Michi-no-Eki/fukusima/fu32.html |
写真
別レコとしてあげましたが、前日は調布の深大寺へ205年振りに公開された元三大師胎内仏「鬼大師」を拝みに
※当然撮影禁止でこれは資料画像
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205年振りに公開された元三大師胎内仏「鬼大師」を拝みに
※当然撮影禁止でこれは資料画像
さて当日七入から先は通行止です
このゲート、動かせるんですよね、、、とはいえ、まさか本当に上まで行っている人がいるとは驚きでした、、、
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七入から先は通行止です
このゲート、動かせるんですよね、、、とはいえ、まさか本当に上まで行っている人がいるとは驚きでした、、、
でも怖いので点けたが
ベビメタのおかげで良いペースでした
ほぼ満月に照らされた無人の御池P
夏の喧騒が夢の跡のようだ
想像以上に素晴らしかった
滝壺まで行けそうでしたが、疲れたので今回はパス
エイリアン風のウバユリが出迎えてくれた
結局誰にも出会わなかった
この時期檜枝岐村の食事処はほとんど閉まるので大変助かります
30分入っていたが誰も来なかった
この写真を撮っていたら村民に見られた笑
感想
この時期恒例となってきた燧ヶ岳。
今年はライブカメラやアイコマのレコから、雪がほぼほぼ溶けてしまったということは察していたため、装備を軽量化し、久しぶりのロングを試してみることに。
特に沼山峠からの沼田街道は一度も歩いたことがなく、噂に聞くブナの原生林を、来年以降の紅葉山行の下調べのために歩いてみたかった。
七入からの車道歩きはやはり怖く、音楽（BABYMETAL）を爆音でかけながら何も考えず歩く。
無人の御池駐車場は圧巻ですね。夏の喧騒が嘘のような空気感に暫し佇んでしまいました。
登山口からも爆音で音楽（BABYMETAL）をかけながら歩き始めるも、やはり異常なほど雪が無い。
本当に異常です。怖いです。
熊沢田代で寒風に吹かれながら、半氷結した池塘を染める御来光を拝む。
当然誰もおらず、この時期、この時間に登ってきた特権でしょう。
風は冷たいが気温はマイナス5℃とこの時期にしては高温でこれまた怖い。
昨年・一昨年とワカンでも苦労した箇所も、本日はチェースパイクさえも不要。
柴安�瑤�ら俯瞰する尾瀬ヶ原・至仏山・燧ヶ岳・越後三山・武尊山、、、全て黒々としており惨憺たる気持ちになるも、そのおかげで本日の大周回が可能となるので、複雑な気持ちではあるものの受け入れる。
尾瀬沼ではテラス席でアイコマコーヒーを飲みながら尾瀬沼越しの燧ヶ岳を眺める。
誰もいない尾瀬沼、、、この時期の特権で実にわたしの好みに合った山行である。
疲労も蓄積し始めた沼山峠から、いよいよ沼田街道へ。
滝と渓流の素晴らしさは勿論として、なんと言ってもブナが凄かった！
全て落葉していたが、紅葉最盛期の筆舌に尽くしがたい光景は容易に想像がつく。
なかなかハードな周回コースとなりましたが、下山後も含め、自分を象徴するようなソロ山行となりました。
コメント
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いつも楽しくレコを拝見させていただいています（特に尾瀬、檜枝岐方面）。
３年前ですが、秋の沼田街道を御池古道とセットで歩きました。
素晴らしかったです。
My再訪希望リストにしっかりと掲載されています。
拙レコです。あまりご参考にはならないかもしれませんが。
お暇でしたらご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1611550.html
コメントありがとうございます。
あの山域は良いですよね。
山に登らなくても十分楽しめます。
未踏の沼田街道を歩いてまいりましたが、あの美しい森と水には心を癒されました。
yuki_genkiさんのレコ拝見しました。
「ピークを踏むことにこだわらない静かな旅」まさにコレですね！
私も再訪確実となりました。
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