かくれ里「天野」散策

2021年12月05日(日) [日帰り]

• GPS: 08:06
• 距離: 22.3km
• 登り: 1,263m
• 下り: 1,256m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:57
• 休憩: 0:11
• 合計: 8:08

8:08 スタート地点
10:34 10:34 丹生都比売神社
11:23 11:23 二ツ鳥居
11:39 11:43 神田地蔵堂
12:02 12:02 二ツ鳥居
12:07 12:07 古峠
12:26 12:26 小都知ノ峯
12:47 12:47 六本杉峠
13:41 13:41 雨引山
14:52 14:59 慈尊院
16:15 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り
冷たい空気で快適に歩いた

アクセス

利用交通機関：

自家用車

道の駅九度山から 県道を和歌山方向へ
丹生酒殿神社とその駐車場を案内する看板に従って三谷公民館の駐車場を利用した
駐車台数40くらい トイレ・ポスト無し
神社にトイレが有る

コース状況／危険箇所等

丹生酒殿神社から三谷坂で天野まで 八丁坂で二つ鳥居まで登り 町石道に合流して 慈尊院まで降り 旧道をつないで 丹生酒殿神社まで戻った
整備された道で 危険ヶ所は無い 案内は充分に有る

その他周辺情報

大阪方向へ少し離れているが 犬鳴山温泉センターを利用した 昭和の建物だがメンテナンスは良い トロミのある極上湯 人懐こい紀州犬のお迎え・見送り付き

写真

12/5 8:14

天野は隠れ里と聞いたけど？
立派な案内が有る
はたして
おもかげを残しているか？

12/5 8:07

丹生酒殿神社の駐車場として
三谷公民館を借用している

12/5 8:21

ローカル番組でこの大イチョウを紹介したら
大にぎわいに

12/5 8:23

神社の右手から
三谷坂スタート

12/5 8:47

笠石
室町時代前期の卒塔婆です
石造と言え 華奢で不安定
よく800年耐えている

12/5 9:04

しばらく柑橘類の畑
コンクリート舗装の道を登る

12/5 9:25

舗装が尽きたところで
頬切り地蔵に寄った
顔・頭に効くらしい
ボケ防止をお願いした

12/5 9:26

三面に如来像 てっぺんに屋根
全体は自然石 ユニークさでは
諏訪にある万治の石仏と肩を並べる

12/5 9:55

車道に出て

12/5 9:56

笠木峠は車道の切通しで越える
直ぐ先で 林内に入る

12/5 9:59

よく歩かれて
掘れた道です

12/5 10:19

開けた山上の盆地が天野
日差しが明るい

12/5 10:27

丹生都比売神社
太鼓橋を渡って

12/5 10:49

天野をぶらぶらして
八丁坂から二つ鳥居を目指す

12/5 11:14

二つ鳥居

12/5 11:16

二つ鳥居の東屋から
盆地のようすがわかる
奇抜な看板・建物が無いのは住民の美意識か？
素晴らしい！

12/5 11:39

あろうことか？
二つ鳥居から逆方向へ
神田の里を見て気付いた

12/5 11:57

うっかりでした
仕切り直して

12/5 12:00

町石道はよく踏まれています

12/5 12:07

小都知ﾉ峰へ寄ります

12/5 12:22

賑やかなピークです

12/5 12:42

ピークの先が
六本杉峠

12/5 13:01

これは
一里石

12/5 13:38

雨引山へ寄った
その名の通り雨乞いの山です

12/5 13:48

町石道に復帰した

12/5 14:14

柿畑まで降りると
展望が開けて
高野山

12/5 14:22

金剛山

12/5 14:51

慈尊院 門前で地元の人に聞く
「最初の町石はどこ？」
「オー タモリの来たとこな！川の方へ下って 分かりにくいとこに有るど」

12/6 6:51

信号まで降りて
先は紀ノ川
昔は渡し船があったとか

12/6 6:53

細道を左に進むと
これが最初の町石か？
町石道コンプリート
ここまで来るのは
ブラタモリくらいのものか？

12/5 15:58

丹生酒殿神社へ戻った
イチョウの黄葉はじゅうたんになっている

12/5 16:04

裏手の鎌八幡 御神木に鎌が！
諏訪社の鎌打ち神事と関連が有るのか？

12/5 16:11

三谷公民館駐車場へ戻った

撮影機器：

EOS RP ボディ CANON

感想

つうぶう

白州正子は1972年に上梓した「かくれ里」で 天野を桃源郷のごとく称えた。
50年経た今日 その痕跡だけでも残ってないか？歩いてみた。
驚いたことに 日本の何処にでも有るような 奇抜な看板や建物が見当たらない！あるいは田舎でよくみる廃材を積み上げた空き地も無い。
景観を守るルールが有るのか？住民の美意識で保っているのか？今でも充分に 美しいかくれ里と言ってもいい。
なかなか いいところでした。
周辺の高野山参詣道も ハードな山行は望めないけど いわれの有るポイントが散在して興味深く歩いた。
まだたくさんコースが有るので 色々と楽しめると思う。