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Yamareco

記録ID: 3814730
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

日帰り八ヶ岳〜阿弥陀岳・北陵ルート&バリルート

2021年12月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:15
距離
10.4km
登り
1,139m
下り
1,109m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:20
休憩
0:56
合計
7:16
6:22
60
7:22
7:22
69
8:31
8:51
7
8:58
9:05
23
9:36
9:41
98
11:19
11:36
13
11:49
11:50
7
12:07
12:07
8
12:15
12:15
38
12:53
12:54
44
13:38
天候 晴天・無風・360°雲無し!
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
赤岳山荘までクルマ。美濃戸口から赤岳山荘まで全く雪無し。朝はカチカチの凍てつき。
登山道もそうだが雪が有った方が、このクルマ道、運転し易いと思われ。
コース状況/
危険箇所等
【赤岳山荘から行者小屋まで】
もちろん危険箇所はない訳だけれど、この日は氷がカチカチ・ツルツル。赤岳山荘の人に駐車料金を払った時、「雪は少ないですけど、凍っていてイヤラシイ感じ」と言われ。やはり下山時。木橋なので早めにアイゼンを外した直後、一回転して頬を強打。赤く腫れてしまう。
【北陵ルート】
なかなかのスリルな稜線を離れる迂回路が無くなっていた。という訳での直登!
急斜面なのに、それまで締まっていた雪が、この直登になった瞬間に新雪ふわふわ。どういうこと。ラッセル、踏み固めても締まらない雪。ピッケルは思うように刺さらず。ドキドキでアドレナリンいっぱいのルート。
ダウンは暖ったかめの。あとはいつもの冬装備。
2021年12月04日 20:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/4 20:39
ダウンは暖ったかめの。あとはいつもの冬装備。
赤岳山荘駐車場、到着。
6時過ぎ。まだまだ駐車スペースに空きはある。この時点でマイナス8.5℃。風もなく外に出てもそれほどの寒さは感じず。
2021年12月05日 06:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 6:13
赤岳山荘駐車場、到着。
6時過ぎ。まだまだ駐車スペースに空きはある。この時点でマイナス8.5℃。風もなく外に出てもそれほどの寒さは感じず。
さぁ、いつもの南沢へ。
2021年12月05日 06:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 6:26
さぁ、いつもの南沢へ。
赤岳山荘の方、『雪はそれほど着いていないが凍っていてイヤラシイ感じ』、と。暫く歩みを進めるとその通りの氷の道。雪が降っていてくれれば、と無いものネダリ。
2021年12月05日 06:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 6:50
赤岳山荘の方、『雪はそれほど着いていないが凍っていてイヤラシイ感じ』、と。暫く歩みを進めるとその通りの氷の道。雪が降っていてくれれば、と無いものネダリ。
沢の音も、全く聞こえなくなる。すべてが凍りつく世界。
2021年12月05日 07:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 7:18
沢の音も、全く聞こえなくなる。すべてが凍りつく世界。
沢の水が、そのまま凍っているとは。それでも、この時点ではそれほどの寒さを感じることも無し。
2021年12月05日 07:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 7:25
沢の水が、そのまま凍っているとは。それでも、この時点ではそれほどの寒さを感じることも無し。
行者小屋到着。
それほど急いだ訳でもなく、2時間で到着。行者小屋の手前、そして行者小屋での休憩が一番体が冷えた。
年配の経験者に阿弥陀岳の状況を詳しく伺う。コンビニで求めたチョコパン。中身は板チョコになっていた。
2021年12月05日 08:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:50
行者小屋到着。
それほど急いだ訳でもなく、2時間で到着。行者小屋の手前、そして行者小屋での休憩が一番体が冷えた。
年配の経験者に阿弥陀岳の状況を詳しく伺う。コンビニで求めたチョコパン。中身は板チョコになっていた。
冬の赤岳は昨年楽しませて頂いた。今度は冬の横岳に行ってみたいものだ。
2021年12月05日 08:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 8:50
冬の赤岳は昨年楽しませて頂いた。今度は冬の横岳に行ってみたいものだ。
ここから北陵ルートに右折。トレースあり、ルートファイの必要は尾根に上がるまでなかった。ここまでよく締まっていた雪が、北陵ルートに入ると、ややフワフワ感が。ダケカンバに往生しながらもガンガン登る。
2021年12月05日 09:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
12/5 9:01
ここから北陵ルートに右折。トレースあり、ルートファイの必要は尾根に上がるまでなかった。ここまでよく締まっていた雪が、北陵ルートに入ると、ややフワフワ感が。ダケカンバに往生しながらもガンガン登る。
この日初めて日差しに温められる。都合いいもので、そうなるといつもの通り暑くなる。いつもの通り薄手のレイヤーのみで十分。
2021年12月05日 09:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 9:34
この日初めて日差しに温められる。都合いいもので、そうなるといつもの通り暑くなる。いつもの通り薄手のレイヤーのみで十分。
このあたりから、怪しくなるルート。巻道へ向かう筈だが、見つからなかった。仕方がない。直登へ。
と、ここまで機嫌よくお一人様で登ってきたが、後ろからガンガン追いついてくる二人組がいる。中国語も日本語も流暢に操るこのお二人と、この後、バリルートを一緒に登ることに。
2021年12月05日 10:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:01
このあたりから、怪しくなるルート。巻道へ向かう筈だが、見つからなかった。仕方がない。直登へ。
と、ここまで機嫌よくお一人様で登ってきたが、後ろからガンガン追いついてくる二人組がいる。中国語も日本語も流暢に操るこのお二人と、この後、バリルートを一緒に登ることに。
稜線と横岳。キレイだ。北陵ルート、なかなかの美しさ。
2021年12月05日 10:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:02
稜線と横岳。キレイだ。北陵ルート、なかなかの美しさ。
バリルートを共にしたお二人は、なんともユニーク。
女性の方。2週間前に初めて冬山に挑戦したばかり。爺ヶ岳に登り、2回目が阿弥陀の北陵ルート、しかもバリルート。背負ったリュックはトレランのそれ。後で伺うとトレランナー。確かに体幹しっかり、安定して登るわけ。そして早い!
男性の方は、なんと何回もヒマラヤに登っているツワモノ。マナスル(?)にも登られたとか。ストックとピッケルを持ちながらの登り。
ルーファイとラッセルを最後尾(3人だけなのに)この男性と交互に。
2021年12月05日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 10:09
バリルートを共にしたお二人は、なんともユニーク。
女性の方。2週間前に初めて冬山に挑戦したばかり。爺ヶ岳に登り、2回目が阿弥陀の北陵ルート、しかもバリルート。背負ったリュックはトレランのそれ。後で伺うとトレランナー。確かに体幹しっかり、安定して登るわけ。そして早い!
男性の方は、なんと何回もヒマラヤに登っているツワモノ。マナスル(?)にも登られたとか。ストックとピッケルを持ちながらの登り。
ルーファイとラッセルを最後尾(3人だけなのに)この男性と交互に。
阿弥陀岳はほぼ無風。しかも360°雲ひとつ無し。
件のお二人と登る先には、アルパインされる一団。北陵の岩登り楽しそう。下りの鎖場でも同じように。先頭でザイルを操る男性に伺うと、来年ネパールに遠征するとの事。何だか凄い人ばかり。
2021年12月05日 11:18撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:18
阿弥陀岳はほぼ無風。しかも360°雲ひとつ無し。
件のお二人と登る先には、アルパインされる一団。北陵の岩登り楽しそう。下りの鎖場でも同じように。先頭でザイルを操る男性に伺うと、来年ネパールに遠征するとの事。何だか凄い人ばかり。
何枚も件のお二人に撮影してもらう。
『もっとポーズを取って。やったぁって両手を上げて、喜びを表現しなきゃ』明るいお二人だ。
2021年12月05日 11:19撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:19
何枚も件のお二人に撮影してもらう。
『もっとポーズを取って。やったぁって両手を上げて、喜びを表現しなきゃ』明るいお二人だ。
そうやって撮ってもらったもう一枚。どうも、シャイになってしまう。
2021年12月05日 11:19撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:19
そうやって撮ってもらったもう一枚。どうも、シャイになってしまう。
一緒に撮ろうと誘われ。
2021年12月05日 11:19撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:19
一緒に撮ろうと誘われ。
赤岳バックも、でしょ。
2021年12月05日 11:19撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:19
赤岳バックも、でしょ。
三人で。いやぁ、パフォーマンスが凄い。
2021年12月05日 11:20撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:20
三人で。いやぁ、パフォーマンスが凄い。
赤岳バックでも、ポーズ違うし。驚き!
2021年12月05日 11:20撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:20
赤岳バックでも、ポーズ違うし。驚き!
富士がキレイ①
2021年12月05日 11:22撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:22
富士がキレイ①
富士がキレイ②
2021年12月05日 11:22撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:22
富士がキレイ②
件のお二人。こんなパフォーマンスも。凄い!
ここは阿弥陀岳だけど。山頂でどんな意味があるのかなぁ。
お二人は、この後、赤岳に寄られるとの事。
2021年12月05日 11:22撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
1
12/5 11:22
件のお二人。こんなパフォーマンスも。凄い!
ここは阿弥陀岳だけど。山頂でどんな意味があるのかなぁ。
お二人は、この後、赤岳に寄られるとの事。
槍穂から後立山まで、一望。
やはり、後立山の方が雪が多い。
2021年12月05日 11:23撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:23
槍穂から後立山まで、一望。
やはり、後立山の方が雪が多い。
諏訪湖の向こうには乗鞍と御嶽。
2021年12月05日 11:25撮影 by  ILCE-7RM2, SONY
12/5 11:25
諏訪湖の向こうには乗鞍と御嶽。
赤岳は、阿弥陀からが一番勇壮な感じ。
2021年12月05日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 11:26
赤岳は、阿弥陀からが一番勇壮な感じ。
今度は、赤岳から横岳。としようか。
2021年12月05日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 11:26
今度は、赤岳から横岳。としようか。
中岳コルから中岳沢を激走。んーここご冬道なのだろうか。北陵ルートに繋がる巻道の入り口は見つかった。しかしトレース無し。トレース通りに沢を下る。雪崩れる程の積雪は無いし。早い!
2021年12月05日 11:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 11:58
中岳コルから中岳沢を激走。んーここご冬道なのだろうか。北陵ルートに繋がる巻道の入り口は見つかった。しかしトレース無し。トレース通りに沢を下る。雪崩れる程の積雪は無いし。早い!
バンバン下ると山はドンドン高くなる。
どうしても写真では表現できない急登感。
2021年12月05日 11:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
12/5 11:58
バンバン下ると山はドンドン高くなる。
どうしても写真では表現できない急登感。

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル ズボン 靴下 アウター手袋 防寒着 雨具 ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 ツェルト カメラ

感想

北陵コースで行ってみよう。雪も締まってそう
途中から、登山道離れバリエーションルートへ

尾根に上がると猛烈に追い上げて来る男女二人
山頂直下急斜面。ルーファイしつつ仲良くなる

女性の方、2回目雪山登山にトレランリュック
2週間前、爺ヶ岳に登っての次がここ。スゴい

男子の方、何度もヒマラヤ。マナスル登頂まで
どーりで急斜面もストックとピッケル両手持ち

あれあれ、バリルート、新雪ふわふわラッセル
急登、一歩間違えれば、どこまでも滑り落ちる
ドキドキ、アドレナリン全開での格闘。楽しい



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