霧氷祭りの雨乞岳へ【西尾根から四つのピークを巡り奥の畑へ】
- GPS
- 08:18
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 992m
- 下り
- 997m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 8:11
天候 | 晴れ 【気温】 鳴野橋:3℃ 三本杉の窯跡:−2℃ 雨乞岳:4℃ 甲津畑避難小屋:7℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【雨乞岳西尾根】 概ね傾斜がきつく、楽なルートを求めていろいろ取り付き地点を変えて 歩いてみましたが、オーソドックスに石積の残る鉱山跡から入るのが 短時間のアルバイトで済みそうです。 【奥の畑谷】 (南雨乞岳の登りが始まる近くの200m Post 辺りから派生する 尾根を下り、奥の畑谷左岸に着地ました。) 真西尾根のガレ場を過ぎた辺りから所々にピンクのリボンが 見られましたが、歩かれる方は踏み跡や目印を頼りにできない状態を 前提にして下さい。 |
写真
感想
イブネに行くか清水頭に行くか悩んだが、冷え込みが続いたこの条件なら
霧氷狙いで雨乞岳西尾根に出掛けよう。
岩ヶ谷林道から振り返る対岸の山並みを眺めて一気にテンションが
高まった。
中腹までは紅葉だが、稜線辺りは雪なのか霧氷なのか真っ白なのだ。
これは期待以上の景色が見られそうだと思うとワクワクする。
早まるペースを抑えるように林道から山道に入り、蓮如上人御跡を
過ぎると千種街道も徐々に白くなって来た。
石積が残る鉱山跡地から踏ん張りの効かない急斜面に取り付き、
灌木を掴みながら急尾根を登りきると小さなコブに出て西尾根に合流だ。
最適な取り付き点を探してみたが、何処も同じように急登で、
やはり数多く歩かれるオーソドックスなコースが効率良く標高を
稼げそうだ。
二本になってしまった「三本杉の窯跡」から笹原の登りに変わると
素晴らしい景色が広がっていた。青空に一段と映える満開の霧氷と
素晴らしい展望。
いよいよ雨乞岳の魅力がたっぷり感じられるエリアに突入だ。
絶好の展望台、西峰から、広大な笹原が広がる雨乞岳本峰、
吊り尾根で繋がる東雨乞岳、南雨乞岳と素晴らしい霧氷に酔いながら
雨乞全てのピークを巡った後は大のお気に入り・清水頭へ向かう。
灌木の無い開放的な稜線は鈴鹿とは思えない、まるで森林限界を越えた
稜線のようだ。
笹原に線を引くように獣道や踏み跡が交差するなだらかな斜面、
全方位に広がる展望。この贅沢な稜線で唯一の欠点は風が冷たい事だ。
昼食を諦めて、比較的緩やかな尾根を選んで滑るように奥の畑谷へ
急降下すると、落葉して明るい雰囲気の初冬の景色が広がっていた。
【冬のシーズンを迎えて間もない時期にこれほど素晴らしい霧氷に
出逢えるとは思わなかった。期待した遠望は叶わなかったが西尾根から
清水頭にかけて霧氷三昧の一日だった。】
素晴らしい霧氷ですねえ!来て良かったなあと実感できる一日でしたね。
onetotaniさんのお顔はさぞ緩んでいた事でしょう
毎年笹原に美しい霧氷を見せてくれる西尾根ですが、いきなりこれだけ
盛大な霧氷が見られて驚きました。
本格的な冬を迎える前に、今季最高の霧氷を見てしまったかもしません。
清水頭を訪れるのも20回を越えましたが、今回も期待が裏切られる事は
ありませんでした。
次回は稜線が白一色になった頃にお邪魔したいな・・・。
ご同行させて頂いた時の雨乞岳の霧氷も
見事でしたが、今回も素晴らしい
霧氷ですね。この日、急に予定がなくなり、
綿向山に行きました。雨乞岳の白さは
群を抜いてましたね。白山が見れたとは
うらやましいです、
視線の先に繋がる綿向山にお出かけでしたか、只今レコを拝見しました。
流石に評判のお山ですね。まるで霧氷の回廊を歩くようで・・・。
お互い期待通り(期待以上かも)見事な霧氷に巡り合えましたね。
ご一緒した日のような遠望には恵まれませんでしたが、
やはり今回のルートは鈴鹿で一・二を争う絶景稜線でした。
清水の頭に上がった時に忽然と雪の上に足跡が現れたので、奥の畑から登って来られたのかな・・と思っておりましたが、onetotaniさんのものだったのですね。快晴の蒼空の下、霧氷とパノラマを眺めながら南雨乞から清水の頭に向かって下降するのは筆舌に尽くしがたい爽快感でしょうね。
私達は午後になってからだったので霧氷がだいぶ落下してしまったかと思いますが、それでも素晴らしい霧氷を堪能することが出来ました。清水の頭についたときはほとんど雲のない蒼空が広がっていたのですが、南雨乞に向かって歩くうちに瞬く間に雲が広がってしまいました。onetotaniさんは実にいいタイミングで歩かれたようです。
私はまだ清水の頭、雨乞のピークを踏んだのは片手で数えるほどですが、20回とは恐れ入ります。
イハイガ岳からデンジャラスゾーンを越えての縦走、お疲れ様でした。
鎌ヶ岳から美しい清水頭の稜線を眺めたのがきっかけで通うように
なりましたが、今ではすっかり嵌ってしまいました。
個人的には鈴鹿で一番の稜線だと思っていますが、雪庇が出来るほどの
雪稜には一段と惹かれます。
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