富士山、8合目まで

2021年12月06日(月) 〜 2021年12月07日(火)

• GPS: 07:35
• 距離: 6.1km
• 登り: 895m
• 下り: 987m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:57
• 休憩: 2:13
• 合計: 7:10

6:17 吉田口六合目・富士山安全指導センター
7:13 7:19 花小屋
7:22 7:22 日の出館
7:27 7:33 七合目トモエ館
7:38 7:41 鎌岩館
7:49 7:54 富士一館
8:02 8:04 本七合目鳥居荘
8:11 8:11 東洋館
8:14 8:21 吉田口七合目
8:34 8:34 太子館
8:44 8:50 吉田口八合
8:59 9:06 蓬莱館
10:06 11:32 白雲荘
11:42 11:42 蓬莱館
11:45 11:46 吉田口八合
11:55 11:55 吉田口七合目
12:01 12:01 本七合目鳥居荘
12:07 12:07 富士一館
12:11 12:12 鎌岩館
12:25 12:27 七合目トモエ館
12:29 12:30 日の出館
12:59 12:59 吉田口六合目・富士山安全指導センター
13:15 13:17 里見平★星観荘
13:29 13:32 佐藤小屋
13:35 里見平★星観荘

コース状況／危険箇所等

8合目を往復。結果的にはまるで8合目で動けなくなっていた単独行者を助けに行ったような山行になった。そもそも6〜7日は天気予報が悪く、同行者iさんに延期しましょうかと打診し6割延期かなと思っていたが、iさんが行くというので行くことにした。
3050mまで上がった所でiさんの体調から引き返そうかという話になったが、まだ時間が早かったのでもう少しだけ3200m白雲荘まで上がろうということになった。ここに遭難者、単独行者はビバークしていた。携帯電話を失くしたので救助を呼んでほしいという。
彼は前日に日帰りの予定で富士山に行き、体調不良のためにビバークして夜を越えたが、ツェルともなく、5度前後で風もなく、こんなに気温が高くなければ凍死していたと思う。会った時は意識朦朧、低体温症になりかけていた。
警察に救助を呼んだら、天気が悪いので、ヘリ救助は無理だという返事だったが、結果的に2時間後に防災のヘリが出て彼は救助された。
偶然の積み重ねで助かった命。人の生死なんて、そんなものなのかもしれない。
ビバークした夜は彼は、意識がきちんとあったなら、きっと死を覚悟したのだろう。翌日、翌々日も予報は悪天の平日で8合目まで人が上がってくるとは思えないだろうし、家族から救助要請も登山届も出していなかったわけだから。

写真

12/6 17:32

12/7 6:20

12/7 6:20

12/7 6:58

12/7 7:05

12/7 9:58

12/7 10:13

12/7 11:24

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple