記録ID: 3855788
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無雪期ピークハント／縦走
伊豆・愛鷹
登り尾（登尾山）＋天城峠、二本杉峠
2021年12月23日(木) [日帰り]
faroe
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 05:50
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,111m
- 下り
- 1,064m
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| 天候 | 曇り 寒かった |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2021年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
Out：昭和の森会館から東海バスで伊豆箱根鉄道修善寺駅 980円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
天城峠から北西へ延びる伊豆山稜線歩道。 今度歩いてみようと思っているのですが、自家用車のない私は、バスで移動しないとなりません。 その場合、修善寺駅を8時15分に出るバスが始発になってしまいます。 このため、天城峠のバス停につくのが9時ころと遅いスタートになってしまいます。 今後少しでも効率的に進めるため、天城峠〜二本杉峠間だけでも歩いておくことにしました。 そうなると、それだけのために伊豆に遠征するのはもったいない。 山地図を見ていたところ、天城峠の南に「登り尾」という名前の山を見つけ、いくつかレコードも確認できたので、組み合わせました。 たいがいの方は、寒天車道からピストンのようですが、ピストンは嫌いなわたくし。 登尾バス停からの破線を登ることにしたのですが・・・・ コース雑感 ＜登尾BS〜登り尾山頂＞ しばらく林道を上がり、屈曲点から尾根に取りつきます。 一気に山肌を直登し滑りやすい斜面を高度を上げて尾根へ。 尾根にたどり着いたらその尾根を外さないようにして上がっていきます。 が、登山道らしいものはほとんどありません。 赤テープ、赤マーキングや、営林署境界標を頼りに木々を使い見ながら上がっていきます。 ともかく、尾根を維持し続けることです。 頂上のあたりがフラットなので、道が分かりづらくなりますが、高い方を目指していくと、やがて山頂につくことができます。 山頂へ集約していける登りはまだしも、下りは使わない方が無難。 ＜登り尾山頂〜新山峠＞ 山地図では実線なんですが、登山道はかなり薄いです。 マーキングが少なく、登山道が見つけずらいです。 こちらも、尾根をキープしながら進みます。 GPS機器なども活用し、ともかく違う尾根に入らないこと。 新山峠に到着するとホッとします。 ＜新山峠〜寒天車道＞ 雨の多い伊豆半島。 登山道も大雨にやられたらしく、歩きづらいです。 レキがごろごろ、さらに、土砂の流出で登山道ではないくぼんだルートができており、迷いそうになります。 最後に、橋で川を渡るのですが、そのための道も降りる場所が分かりにくいので、橋を発見したらそこに向かっていくように降りるのがよさそうです。 ＜寒天車道＞ 問題ありません。 ＜寒天橋〜天城隧道＞ 問題ありません。 ＜天城隧道〜天城峠＞ 問題ありません。 ＜天城峠〜古峠〜二本杉峠＞ 伊豆山稜線歩道と呼ばれる区間。 実に快適です。 道ははっきりしており、整備もしっかりしています。 大雨で崩れたような場所や、木が倒れたと思われる地域もしっかり対処されています。地元の皆様に感謝です。 アップダウンも少なめ。 多少狭い部分もありますが、かなり歩きやすいです。 ＜二本杉峠〜踊子歩道＞ 二本杉峠から南側は崩壊により通行不可（ということに一応）になっています。 このため、それに通じる二本杉峠へ上がっていく道は、メンテナンスがあまり丁寧にされていないようです。 大雨の影響による登山道（旧下田街道）は歩きづらく、途中の木の橋は朽ち果てようとしています。 橋は渡れますが、一人ずつ渡ったほうがよさそうです。 下まで降りると、何か所かでバス停につながるエスケープポイントがあります。 バスの時間に合わせて、エスケープするとよいでしょう。 今回は、道の駅「天城越え」（昭和の森会館）まで歩きました。 |
| その他周辺情報 | トイレは、天城峠にありますが、冬季閉鎖でした。 |
写真
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登尾バス停からスタートです。
反対側に旧道の跡があり、ちょうどよい準備スペースになっています。
反対側に旧道の跡があり、ちょうどよい準備スペースになっています。
バス停のすぐ上から林道に入ります。
鎖がありますので、車は入られません。
鎖がありますので、車は入られません。
ショートカットできそうな気もしますが、おとなしく林道を行きました。
まっすぐ上がっていくように見えるですが、この辺は序の口。滑りやすい落ち葉が多い斜面です。
石を活用し、木々をつかみながら上がります。
12/23 9:54
まっすぐ上がっていくように見えるですが、この辺は序の口。
滑りやすい落ち葉が多い斜面です。
石を活用し、木々をつかみながら上がります。
滑りやすい落ち葉が多い斜面です。
石を活用し、木々をつかみながら上がります。
なんとか登り切って、山頂へ。
山頂は広々とした平坦地です。
登り尾 1056.6m
山頂は広々とした平坦地です。
登り尾 1056.6m
2等三角点「梨本村」
これも北向き三角点だった気がします。
なお、新山峠への下山路は、この状態で右方向です。
これも北向き三角点だった気がします。
なお、新山峠への下山路は、この状態で右方向です。
目印はほとんどありませんので、薄い登山路を探しつつ、GPSなども活用して下がりました。
山地図には「登り尾」とあったのですが、地元では「登尾山」と呼ばれているのでしょうか？
下山路も倒木があります。
登り尾はマイナーな山なので、あまり整備してくれないのでしょうか?
登り尾はマイナーな山なので、あまり整備してくれないのでしょうか?
寒天橋 昭和34年7月竣工下りはここまで
なお、ここまでの区間は、夏季は八丁池に行くバスが走ります。
シーズン外は、ご覧のように許可車以外は入られません。
12/23 12:05
寒天橋 昭和34年7月竣工
下りはここまで
なお、ここまでの区間は、夏季は八丁池に行くバスが走ります。
シーズン外は、ご覧のように許可車以外は入られません。
下りはここまで
なお、ここまでの区間は、夏季は八丁池に行くバスが走ります。
シーズン外は、ご覧のように許可車以外は入られません。
天城山隧道です。
1905年完成。
「伊豆の踊子」の舞台の一つ。
1905年完成。
「伊豆の踊子」の舞台の一つ。
なお、現役の車道ですので、車が来ます。ご注意。
前後の道は決して良くないので、歩道にしちゃえばよいのにね。
前後の道は決して良くないので、歩道にしちゃえばよいのにね。
抜けた先にトイレがありますが、冬季は閉鎖。
3月半ばくらいに再開らしい。
3月半ばくらいに再開らしい。
ここで伊豆山稜線歩道と合流します。
天城山からここまでは歩いてきたことがあります。
天城山からここまでは歩いてきたことがあります。
南側（旧下田街道）の様子。
この辺りは平和ですが1.5キロ先で崩落しているそうです。
この辺りは平和ですが1.5キロ先で崩落しているそうです。
朽ちかけた橋が多数。
渡れますが、複数で来ているときは1人ずつ渡ったほうがよさそう。
渡れますが、複数で来ているときは1人ずつ渡ったほうがよさそう。
撮影機器：
感想
登り尾は登山道がはっきりせず、道を確認しながらの山行でした。
まぁ、そういう山行は楽しいんですけどね（笑）。
天城峠からの伊豆山稜線歩道は快適でしたが、旧下田街道のほったらかされぶりがちょっと残念。
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