雪の北八ヶ岳(縞枯山、茶臼岳、丸山)
- GPS
- 13:41
- 距離
- 18.7km
- 登り
- 769m
- 下り
- 789m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 5:31
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:12
天候 | 晴れ、曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
アルピコ交通9:25発のバスで北八ヶ岳ロープウェイ着10:16 北八ヶ岳ロープウェイで山頂駅まで |
写真
感想
【計画】
久しぶりに八ヶ岳行きを計画した。コロナで体力が落ちているので、ロープウェイを利用して登ることにした。
また、スノーシューで歩いてみたくなったので持って行き、1日目の夕方、麦草ヒュッテと白駒池間の樹林帯を歩いてみようと計画した。
実際は、夜に30〜40cmの雪が降り、スノーシューが役立つことになった。
【一晩で30〜40cmの雪が降る】
12月の25日、夜より数年に一度の寒波が来るとのことだったので、それを避けて12月24日〜25日に北八ヶ岳へ泊りで行くことにした。12月24日の深夜は雪との予報だったが、25日の朝になると30〜40cmと予想外に積もっていた。
白駒池は前日に行っていたので、麦草ヒュッテから丸山、中山と歩く予定だった、中山へのトレースが無いので、あきらめた。
団体さんが白駒池経由で高見石方面へ向かうとのことで、自分もそのコースで丸山まで行くことにした。幸い、白駒池から高見石のコース(青苔そうからの道)はトレースがあり分岐まで難なく行くことができた。分岐から丸山はトレースが無かったが、標高差が70mとわずかなので、頑張ることにした。35分かかったが、丸山頂上に到着。丸山から麦草峠に降りる道にトレースが無ければ来た道を戻る予定だったが、フカフカ新雪をみて急に歩きたくなり、直接、麦草峠降りることにした。
フカフカの新雪をスノーシューで歩くのは、やはり楽しかった。
麦草峠の直前にまで来ると吹き溜まりがいくつもあり、太もものあたりまで沈むところが何カ所もあった。
今回はスノーシューを持て来てよかった。
【小屋もクリスマス】
小屋はクリスマスイブなので、特別バージョンとなった。赤ワインやケーキ付の特別メニューで、従業員がサンタや鹿のコスプレでもてなしてくれた。
尚、コロナの影響でこの山小屋は相部屋は無しで、個室のみの営業であった。しかし、山小屋が営業してくれているのはありがたい。
【数年に一度の寒波】
12月25日の夜から数年に一度の寒波が日本列島を南下するとTVのニュースで23日に報道されていた。山小屋のご主人によるとこの報道の直後から12月25日のキャンセルが相次いだとのこと。(25日の宿泊客が一番多かったのにと嘆いていた)
それでも、昼過ぎに国道から出会いの辻の間で、麦草峠に向かう人、30人位とすれ違った。日帰りなら、そろそろ戻る時間のはずだから、泊まりか?
【不凍液】
小屋のトイレは凍結の関係で水が流せないそうで、不凍液を用いて流すようになっていた。コストはかかるのだろうが、快適であった。
【実証バス】
先日、車山に行った時に初めて聞いたアルピコ交通の「実証バス」と言う言葉。コロナの関係かと思ったが、そうではなく、観光庁の『既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業』の一環で、白樺湖、蓼科湖の両エリアで路線バスとタクシーをシームレスに乗継げる実証運行とのこと。(わかり難い文書だ)
実際の恩恵としては、バスが増便となっていて、一部は街中は通過して移動時間が短くなったことである。
【ロープウェイと風】
2日目(12月25日)は寒波の影響で風が強くなる可能性があった。ロープウェイが風で止まり、歩いて麓まで降りることを視野に入れて、片道切符を買った。
以前このスキー場沿いのコースを歩いたときは、アイゼンをつけて頂上駅から麓駅まで50分くらいであった。スキー場を迂回するように歩くのでやや時間がかかるが、そんなに負担にならない距離である。
25日の夕方、風は強かったが、ロープウェイは動いていた。切符売り場の職員に聞いていみると、「現在は風速15m/秒くらいですが、30m/秒を越えなければ運休しません」と力強い返答であった。
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