四十八瀬川 勘七ノ沢
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2007年05月の天気図 |
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感想
車で西山林道を詰め、二俣へ。さすがに人気の沢で、複数パーティーが入渓の準備をしていた。私達も集中の時間に遅れないように急いで準備をし、入渓。
最初の堰堤を左から越え、沢が急激に左に曲がると小草平ノ沢が合流し、F1が現れる。さすがに丹沢の有名な沢。ご丁寧に「F1」と標識が設置されている。ここはザイルを出し、登る。今シーズン最初の沢で、久々の滝なので緊張する。慎重にホールド、スタンスを探し、水流右側を登る。
すぐに次のF2が出てくるが、これは簡単に右側を登れる。この後はしばらくゴーロとなる。予報は晴れなのだが、雲が多いので日差しが少なく渓は暗い。F3は深い釜を持った滝で、右側を登るが手がかりが少なく、岩がつるつるな上にぬめっている、ちょっといやらしい滝。次のF4は2段。1段目は釜になっており、釜をトラバース気味に進み、右側を登る。2 段目は滝の右側にあるルンゼ状のところを詰めて滝上に出る。その後は小さな堰堤が5つほど出てくる。しばらく平凡な河原歩きをするとF5、大滝が現れる。垂直な10mほどの滝で、なかなか見応えがある。一見難しそうだが、手がかりは多く、快適に登れる。ここもザイルを出し、登る。
この後はゴルジュとなり、小滝が連続する連曝帯となる。これらを楽しく越えていくと大きな堰堤があり、その後は徐々に水量が減っていく。そして三俣の辺りで伏流水となり、水が涸れる。ここで渓流シューズを脱ぎ、スニーカーに履き替える。三俣では真ん中の涸れ沢を進み、歩きにくいガレ場をしばらく登り、支尾根に取り付く。有名な沢なのでもっと踏み跡がしっかりしているかと思ったが、そうでもなく、やや歩きにくい。それでも適当に登っていくと特にヤブ漕ぎも無く、花立山荘に出た。
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