北岳撤退 / 簡単には再登頂させてくれず
- GPS
- 32:03
- 距離
- 30.9km
- 登り
- 2,087m
- 下り
- 2,080m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 8:28
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
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アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ルート詳細は同行者、yy0419さんのレコ、参照のこと。 「北岳(途中撤退)」 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3871456.html |
写真
感想
なんと山行一日勘違い、前日に奈良田に着きyyさんにメール送ったところ、「明日ですよ(笑)」との返信。
改めて計画書見て失笑。
予報見ると私が勘違いした辺り29日は風こそ強いものの午前中にサミットプッシュすれば好天モノに出来そうだが30日は予報厳しめ…ソロならアタック日に照準合わせ日程組むことが出来ますが、相手ありきのパーティーだとその辺の柔軟さが欠けてしまうのは致し方ないこと。
29日アタック出来たとしてもソロじゃ八本歯の頭までのラッセルで心折れたかもしれませんし、八本歯先の強風もパートナーがいた方が絶対心強いはず。
城峰手前で設営し、晩の強風(幕営地は樹林帯なもので上空の風の音)、翌日の予報見て、こりゃー明日のアタックは無いなと諦めました。
未踏なら重い幕営装備担いで義盛新道登りBC設営したのだからせめて八本歯の頭まで…となりますが一度登頂してますから見切り千両です。
北岳、2年前に登頂しましたが、3,000mの雪山はいろんな条件が上手いこと重なり合って登らせてもらう山です。
おかげさまで今年は一ノ倉沢の登攀2本、北岳バットレスと出来ましたし、2年前には北岳も登頂と自分自身もうこの辺で良いだろうと思っております。
多少の悪天候でも突っ込むような貪欲さは失せ、楽しめそうも無ければ撤退も厭わなくなってきました。
勿論、好条件前提で行動しても急転直下も山では得てしてあることなので最悪の備えは事前にしておりますが。
yyさんとは一番山行、登攀を共にして頂いてるので素直に気持ちを吐き出すことが出来、感謝しております。
私事ではありますが家庭環境の変化で来年年央には厳しめの登攀、3,000m超の雪山登山からは足を洗う運びとなります。
今まで山につぎ込んできた無駄なエネルギーを家庭に重点配分します、好き放題やらせて頂きました、母親、新しいパートナーに感謝です。
3,000m越える雪山、最後の挑戦が撤退となったことは残念ですがこれも山。
今年はバッドレスやって〆は積雪期の北岳と北岳イヤーを目論んでましたがそうは問屋が卸しませんでした、欲張りすぎですね(笑)
簡単には登れないからこそ、2年前の北岳登頂も輝きを放つものだと思っております。
「積雪期北岳 / 憧れの頂」
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2159606.html
来年執行猶予期間中に一ノ倉沢衝立岩中央稜の再挑戦、剱チンネ左稜線は登攀やった証にやりたい。
ザイル使わんような山なら月1ならお許し出てるので白峰南嶺の未踏尾根は何としてもやりたい、せめてもの悪あがきです。
コメント
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年末年始は天気の見極めが、日程決め打ちでは難しかったですね😉
甲斐駒山頂から北岳眺めて「トムさんも今日がアタックだったら行けたのにな」って思ってたくらい。
ここ数年に比べて積雪多くて美しい風景が見られる反面、登頂のハードルは上がってますもんね。
でもぜひ行ける機会作ってチャレンジしてください!
僕も大唐松尾根下山後に甲斐犬と散歩するオヤジ見ました!
散歩に連れられてるようでしたね😅
相手あってのことなのでこればかりは如何ともしがたいですね。
ご一緒したyy0419さんも家庭の制約ある中で日程捻り出した感じでしたので。
3,000m越えの雪山はもう行きません、今も山岳会の方とパーティー組んでならという縛り設けていたもんで。
行って鳳凰、甲斐駒、赤岳です。
積雪はまだしもやはり北岳は森林限界越えが長いので登頂、天候にかなり左右されます。
私の知ってる範囲でも力ある人が北アルプスで撤退したりとか。
こればっかりは仕方ないですね。
二月、山岳会の山行の合間縫って七丈小屋行ってみたい気にさせられました。
小屋閉め後、奈良田行くとかなりの確率で遭えます。
なんつーか奈良田のアイコンみたいな存在ですね、そのうち銅像立つかもしれません。
ボタン押したら「山舐めとんのか、何時だと思ってんだ」だなんて言いだしたりして(笑)
元旦に尾張の実家から中央道で帰ってきましたが、南プスの白峰三山が白かった。29日の行往路と様相が激変していました。八ケ岳も同じで、元旦としては近年まれに見る積雪量に見えました。尾張の実家でも30日夜には降雪があり、大晦日の朝は白くなりました。この雪が山でもかなり降ったと思われます
一方で、帰路の元旦の天気は快晴で、山中で年越しした人たちは素晴らしい元日を山で迎えたと思われます。天候ばっかりは何ともならんですね。同じ山が如何様にも別の山に豹変します。今回の撤退は適切な判断だったと思います
トムさんは今年も積極果敢な挑戦が続くと思いますが、よい年になりますように祈ってます
私はこれまで取り組んできた百名山などの仕上げに取り組むとします
明けましておめでとうございます。
登山前日に中央道、松川ICまで走りましたが両サイドに見える山々は本当に壮観ですね。
積雪自体は麓から見ておののいてた程は無く、雪のつき始め、降雪も登頂した2年前より幾分マイルド、ただアタック日の天候は完全に外しました。
なまじ?一度登頂してるもんで晩にテントから聞こえる上空の暴風音に萎え(朝になれば薙ぐこと多いですが)、朝起きての降雪で先に進まず即撤収。
青空の下ならともかく甲斐駒鳳凰の倍近い森林限界越え歩きですからね。
図らずもピンさんと仕上げのタイミングが一緒になりそうですね。
昨年やった一ノ倉沢南稜程度の難易度のルート、も一本新規で登ってみたいもんです。
今年もよろしくお願いします。
冒頭には、受けましたが、めげないところが素敵です。
バットレス目指すLadyに会いましたか。この間、お正月に行くと言っていて、凄いなと思ってたところです。
伝説の方ですね。
厳冬の北岳に限らず、3000m主稜線へは、ハードルがたくさんありますね。
お疲れさまでした。
めげましたよ(笑)
ゲート潜る時から芳しくない天気予報が頭にあって登頂難しいなぁって思ってました。
残雪期ならともかく年末以降の3,000峰は登らせてもらう山ですね、痛感しました。
登攀の女神様、昨年のバットレスで写真頂いていてまさかの下山の林道歩き途上での再会で沈んだ心がおかげさまで明るくなりました。
パーティーの皆さんもオーラが違いましたよ。
最後農鳥小屋のおやじさんも遭遇出来ましたし、これはこれで楽しかったです。
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