また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 388461
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
アジア

絶景 東南アジア最高峰 キナバル山 4095m

2013年12月28日(土) 〜 2013年12月30日(月)
 - 拍手

コースタイム

12月28日 キナバル公園本部宿泊

12月29日 8:00 Timpohon Gate(スタート) - 8:35 Kandis shelter - 8:53 Ubah shelter - 9:24 Lowii shelter - 10:10 Mempening shelter(昼飯) - 11:00 Layang Layang hut - 12:50 Laban Rata Resthouse -13:00 Gunting Lagarden Hut (宿泊)

12月30日 1:45 Gunting Lagarden hut - 2:45 Laban Rata Resthouse(夜食&スタート) - 5:15 Low's Peak(登頂) - 10:00 Layang Layang hut (朝飯)- 12:50 Timpohon Gate(下山)
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2013年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 飛行機
コース状況/
危険箇所等
前半戦は普通の山道、後半戦から岩場の道が続く。危険な難所などはなかった。
初日とまった公園本部のホステル。
部屋には2段ベッドが2つある4人部屋。
なかなか快適だった。
1
初日とまった公園本部のホステル。
部屋には2段ベッドが2つある4人部屋。
なかなか快適だった。
登山ルート
キナバル山の全景。
2
キナバル山の全景。
Thimpohon Gate ここから登山が始まる。
1
Thimpohon Gate ここから登山が始まる。
登山口付近の滝。
登山口付近の滝。
最初のシェルター。ここからだいたい1キロおきにこのようなシェルターがある。
2
最初のシェルター。ここからだいたい1キロおきにこのようなシェルターがある。
Gunting Lagarden Hut での宿泊。
山小屋独特の湿りぽさがあるけど、十分な設備。
水でシャワーを浴びたら、あまりの寒さに頭が痛くなった。
1
Gunting Lagarden Hut での宿泊。
山小屋独特の湿りぽさがあるけど、十分な設備。
水でシャワーを浴びたら、あまりの寒さに頭が痛くなった。
3300メートル地点での宿泊。
高度順応ができてよかった。
Laban Rata Resthouseまでの移動は少々やっかい。
階段道が足にくる。
1
3300メートル地点での宿泊。
高度順応ができてよかった。
Laban Rata Resthouseまでの移動は少々やっかい。
階段道が足にくる。
Laban Rata Resthouse での食事。
山小屋とは思えない豪華なビュッフェスタイル。
2013年12月29日 17:15撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
4
12/29 17:15
Laban Rata Resthouse での食事。
山小屋とは思えない豪華なビュッフェスタイル。
Low's Peak へ登頂。
最後ははいつくばって山頂へ。
3000mからの登山は息もきれて肉体的にも結構限界だった。
3
Low's Peak へ登頂。
最後ははいつくばって山頂へ。
3000mからの登山は息もきれて肉体的にも結構限界だった。
この周辺は混んでいて、ゆっくり写真がとれなかった。
1
この周辺は混んでいて、ゆっくり写真がとれなかった。
日の出。頂上からはキナバルの他の小さなピークが邪魔してきれいにみえなかった。
1
日の出。頂上からはキナバルの他の小さなピークが邪魔してきれいにみえなかった。
日が出てからの絶景が広がる。しばらくこのあたりでただずんだ。
6
日が出てからの絶景が広がる。しばらくこのあたりでただずんだ。
ピーク付近。
ここで初日の出を拝んだ。
2
ピーク付近。
ここで初日の出を拝んだ。
Low's Peak を下から撮影。
1
Low's Peak を下から撮影。
朝日とピークのコラボがかっこいい。
1
朝日とピークのコラボがかっこいい。
地球じゃないどこかの惑星にいるような気分になった。
6
地球じゃないどこかの惑星にいるような気分になった。
うつくしい。
絶景。この景色は一生忘れないと思う。
7
絶景。この景色は一生忘れないと思う。
ここの景色も絶景だった。
1
ここの景色も絶景だった。
登るときは夜中で見えなかったけど、こんな岩場を歩いてきたんだ。。。
1
登るときは夜中で見えなかったけど、こんな岩場を歩いてきたんだ。。。
2013年12月30日 08:05撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
12/30 8:05
食虫植物のウツボカズラ。あんまり植物は興味ないけど、生のウツボカズラをみれてうれしかった。
2013年12月30日 10:51撮影 by  iPhone 5, Apple
3
12/30 10:51
食虫植物のウツボカズラ。あんまり植物は興味ないけど、生のウツボカズラをみれてうれしかった。
登山後に登山証明をもらえる。(購入)
世界遺産のマークいり。
(*名前は消しています。)
2014年01月01日 10:33撮影 by  iPhone 5, Apple
2
1/1 10:33
登山後に登山証明をもらえる。(購入)
世界遺産のマークいり。
(*名前は消しています。)
登山ID
登山中は常に携帯。チェックポイントで管理されている。
2014年01月01日 10:29撮影 by  iPhone 5, Apple
2
1/1 10:29
登山ID
登山中は常に携帯。チェックポイントで管理されている。

感想

お正月休みの日本帰国チケットをとり損ねたので、急遽前から気になっていたマレーシアのキナバル山登山を計画した。山小屋の宿泊もとれそうだったので、旅行会社を通してすぐに予約した。

12月27日
午前中仕事をして午後にはバンコクからクアラルンプールへ移動。そのままコタキナバルへ移動。コタキナバルについたのは夜中だった。

12月28日
コタキナバルのホテルからキナバル山の麓にある公園本部のホステルに移動。
この日は特にすることもないので公園本部でゆっくりと一日を過ごした。

12月29日
公園本部のホステルで登山ガイドを紹介してもらい登山口まで車で移動。
Timpohon Gate からいよいよ登山開始。この日は終日ひたすら山道を登る。
特に大変な箇所もなく体力さえあればなんとかなる道。
昼過ぎにはこの日宿泊するGunting Lagarden Hut へ到着。
到着後、汗を流したかったので水シャワーを浴びた。
水というか冷水。死ぬかと思った。体中が感じたことのない危険な反応をした。
こんなところでシャワーをあびるものではない。外国の人もあびていたが、思い切りシャワールームから叫び声が聞こえた。部屋で笑ってしまった。
ここは3300mで若干の頭痛を感じ、明日からの4000mまでの道のりが不安になる。
食事は少し道をもどってLaban Rata Resthouse でとる。
とっても素敵な山小屋でここは予約が埋まってとれなかった。
食事も豪華なビュッフェ。こんな高いところでこんな料理が食べれるとは思わなかった。
早く食事をとり19時過ぎには就寝。

12月30日
早朝1時に起きて、準備をしてまた Laban Rata Resthouse へ移動して夜食をとる。
その後ガイドと合流して頂上をめざす。自分は2時45分に出発。前の日の様子を見てガイドが時間を決めているようだ。登山開始してすぐに登山渋滞。後から来る人は早い人が多いので、階段の横の道なき岩をよじ登って追い越していく。自分もその流れにのった。みんなすごいペースで登るので息が続かなかった。
20分もすれば人がまばらになる。
ここからはマイペースで高山病が心配だったので少々スピードを落として、深呼吸を多めにとりながら登頂。
夜だから見えないけど途中から岩山に変わっていくのがわかる。
空を見上げると満点の星。
岩山にきてから、息があがり肉体的にもきつくなってきた。この時点で富士山の高さをすでに超えていた。
10歩あしを進めてひと呼吸。これを繰り返しなんとかLow's PeaK の麓まで上がってきた。
最後のLow's Peak は見て心が折れた。通常時なら何ともないかもしれないが、ここまで体力が消耗しているなかでのPeakへの登頂。
麓で一回休みを入れ登頂。岩をよじ登った。最後の力を振り絞りながら。
気付いたら頂上が見えた。畳数枚程度の狭い頂上は人がごった返していた。息も整えるのを待たないまま頂上で写真撮影。
すぐに頂上したの岩の上に座り込んだ。
ここで日の出まで約1時間弱待った。さすがに止まると寒い。冬山並みの防寒着を来ていたが、寒さを感じた。
日が出てからは、日の出の感動よりもキナバル山の絶景に心が奪われる。
こんな世界見たことない。
疲れが一気に吹き飛んだ。
見た人でないとこの感動は伝えられない。
ここに来てよかった。生きてて良かったと思えた。

下山はひたすら風景を楽しみながら。

登山口に着く頃にはさすがに足が棒になっていた。

とてもいい旅だった。2013年の締めくくりにふさわしい、良い思いでが出来た。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1720人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら