初春の北高尾山稜プチ縦走（陣馬高原下〜堂所山〜関場峠〜富士見台〜八王子城跡〜高尾駅）

2022年01月09日(日) [日帰り]

• GPS: 07:32
• 距離: 18.6km
• 登り: 1,314m
• 下り: 1,464m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:07
• 休憩: 1:58
• 合計: 8:05

7:34 陣馬高原下バス停
7:56 7:57 林道分岐
8:04 8:09 尾根出合
8:42 8:48 底沢峠
8:49 8:49 赤岩山
9:01 9:01 堂所山南巻き道分岐
9:09 9:09 堂所山中央分岐
9:11 9:17 堂所山ピーク標柱
9:45 9:46 関場峠
9:56 10:31 三本松山
10:37 10:38 偽三本松
10:41 10:42 74番鉄塔
10:54 10:55 大嵐山
11:11 11:12 湯ノ花山
11:18 11:25 黒ドッケ
11:33 11:34 杉ノ丸
11:56 11:57 狐塚峠
12:04 12:10 板当峠
12:22 12:23 板当山
12:41 12:47 高ドッケ
13:02 13:07 杉沢ノ頭
13:11 13:21 富士見台
14:00 14:15 八王子城跡本丸
14:20 14:22 八王子城山
14:38 14:43 城跡入口
14:51 14:51 八王子城跡バス停
15:02 15:02 八王子霊園南門バス停
15:09 15:09 霊園前八王子城跡入口バス停
15:13 15:13 宮の前バス停
15:27 15:28 多摩森林科学園前
15:39 JR高尾駅

天候

終日ほぼ快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

（往路）高尾駅北口より西東京バス（始発便）で陣馬高原下へ
（復路）JR高尾駅まで徒歩

コース状況／危険箇所等

・陣馬高原下よりキャンプ場まで、最初の舗装道が早朝一部凍結、スリップ注意
・キャンプ場（林道分岐）から底沢峠までの区間、一部北側斜面に若干残雪あり（連日の寒さで融解→再凍結はしておらずサラサラ、軽アイゼン持参するも使用せず）

写真

1/9 6:46

連休中日の日曜、高尾発陣馬高原下行きバスは満員盛況。臨時の急行バス増発！

1/9 7:27

陣馬高原下着。うっすら雪が残ってます。ほとんどのハイカーが陣馬山方面へ向かう中、小生は1人スパッツ付け、いざ北高尾山稜へ。

1/9 7:35

キャンプ場までは車道歩き。朝方はビミョーに滑るので要注意…

1/9 7:47

マス釣り場通過。三月まで冬季休業中です…

1/9 7:54

林道分岐通過。奈良子峠方面は、未だ通行止めの由…

1/9 7:56

さて、ここから本格的な峠道へ。日当たり良いせいか、残雪は今のところナシ…

1/9 8:18

標高550mを越え、北側斜面に少し残雪出現。コース上は雪ほぼゼロ、助かります。

1/9 8:19

吹き溜まりに少々残雪出現。

1/9 8:22

この区間、残雪多め。落ち葉の上に積もっており、凍結していないので、今のところ比較的歩きやすいです…。

1/9 8:37

底沢峠手前のトラバース路、朝陽が差し込みキラキラ光ってます。雪がうっすらと残っており、スリップ注意…

1/9 8:42

底沢峠到着。ここで一旦陣馬〜高尾縦走路に合流、ハイウェイのような立派な道に…。トレラン風ハイカーも通過していき、暫くはマスク必携です…〈冷汗〉

1/9 8:49

冬枯れの樹林越しに、奥多摩・大岳山方面が見えてきました。見た目、雪はさほど積もっていないようです。

1/9 8:51

伐採地通過。相模湾が朝の光にキラキラ…

1/9 9:01

堂所山巻き道分岐。陣馬〜高尾縦走の時は、いつもここは巻いちゃいますが、本日は尾根筋を忠実に堂所山へ。

1/9 9:09

陣馬〜高尾縦走路との分岐通過。ここからいよいよお待ち兼ね、北高尾山稜プチ縦走開始です。

1/9 9:11

恐らく本日の最高点ピーク、堂所山着。高尾縦走路から少し外れただけで、人の行き来がパッタリなくなりました…。いつもの山頂自撮りです。

1/9 9:13

ウヒョホーイ、冬枯れの樹間から、壮麗な富士のお姿が拝めました。真冬ならではの眼福…。

1/9 9:16

歴史ある御料局の三角点あり。

1/9 9:35

関東平野の彼方に、筑波山〜加波山の立派な山体が鎮座。視界良好です！

1/9 9:40

木の間越しに、奥多摩三山（右から大岳、御前、三頭山）揃い踏み。三頭山はチラ見え程度ですが…

1/9 9:45

関場峠着。こんな低山でも、クマが出るのですね…

1/9 9:54

小ピーク着。カワイイ案内標識あり、城山まではまだタップリ距離あり…〈汗〉

1/9 9:56

「三本松山」という立派な山名も付いている模様。少し展望も開けているので、早めですが、ここでランチ休憩にします。

1/9 9:58

奥多摩三山〜雲取方面の展望もまずまず。

1/9 10:03

真冬の必須アイテム、カップしるこ。お餅入りでGood！

1/9 10:09

少し正月っぽいプチ弁当に温かいお汁粉＋カフェラテ。至福の瞬間です…

1/9 10:37

昼食スポットのピークから尾根を歩き約10分弱、ここに「三本松山」の超立派な標識あり。城山までの距離がなかなか減りません…〈汗〉

1/9 11:10

ここは「湯ノ花山」という小ピークのようです。ダラダラ登りが断続的に続き、結構足に乳酸来てます…〈汗〉

1/9 11:18

かなりの急登をクリア、ようやく黒ドッケ（ふれあいの里分岐ピーク）着。ここでしばし休憩…〈ゼーゼー…〉

1/9 11:34

小ピーク・杉ノ丸通過。黒ドッケからの急降下→急登で、ここもかなりシゴかれました…〈汗…〉

1/9 11:52

高尾の城山方面を裏から仰ぎ見て。あちらは本日、さぞかし賑わっていることでしょう…

1/9 11:56

狐塚峠到着。ようやく城山まで残り3km…〈汗〉

1/9 12:02

林道出合。案内標識に従い、再び右の山道へ。

1/9 12:04

林道脇のこの辺りが板当峠のようです。

1/9 12:21

小ピーク・板当山通過。背後の高尾山稜より少し低めの標高になってきました…

1/9 13:03

本日後半のヤマ場、直下の急登をクリアし、三角点の建つ杉沢ノ頭に到着。もう登りはお腹一杯、というぐらい、昼メシ後も繰り返しのアップダウン攻撃にはさすがに辟易…。

1/9 13:12

富士見台着。八王子城山もグッと近づきました。道標の彼方を見ると…

1/9 13:13

その名に相応しく、霊峰富士のお姿ドーン！

1/9 13:14

裏高尾縦走路方向へ少し進むと、こちらがどうやらホンマモンの富士見台のようです。

1/9 13:15

南面が開け、こちらの展望はバツグン、文句なしに本日随一！

1/9 13:39

ザレた斜面を下った後、少し登り返して、八王子城の領分に入ってきました。ここが詰め城の天守閣跡のようですが、大変険しく狭い山城だったようです…

1/9 13:45

本日のコース中唯一のお花、ツバキが一輪…

1/9 14:00

ついに本日のラスボス、八王子城山到着。こちらが正面の松木曲輪跡のようです。

1/9 14:02

花の都・大東京も一望できます！スカイツリーもうっすらと見えてます…

1/9 14:16

少し傾いてますが、外囲いのある立派な八王子神社にて、安全登山御礼＆祈願のお詣り。

1/9 14:28

ここが8合目のようです。観光客も多数登ってくるので、慌ててマスク着用…〈汗〉

1/9 14:38

八王子城入口に無事下山。ここからは舗装道歩きにて、さすがにクマ鈴はもう不要でしょう…

1/9 14:44

この辺り、すっかり観光地の雰囲気。「日本百名城」の危険な匂いのするキャンペーンあり…

1/9 14:46

屋外に結構立派なジオラマあり。こうして見ると、天守の詰め城は相当な山奥ですね。

1/9 15:22

高尾街道左のフェンスの向こうは、歴代天皇を祀る多摩御陵ですね…。

1/9 15:27

多摩森林科学園前を通過。展示内容がちょっと気になりますが、午後3時半で営業終了のようです…。

1/9 15:29

長い日帰りツアーも終わりに近づき、ゴールの高尾駅が見えてきました！バックに高尾山と巨大な金色の仏塔…

1/9 15:38

高尾駅にゴール！沿線観光ガイドによると、この駅舎は、明治天皇の御苑駅舎を移築した由。今まで知らなかった…

おまけ：連休最終日は実家にて休息日。この日も寒く、半家ネコもコタツで丸くなる…（人間みたいに寝てます…〈呆〉）

撮影機器：

arrows Be F-04K docomo FCNT

感想

さとなお

松の内も明け、このところ（想定外の積雪はあったものの）関東は冬晴れが続いて、低山逍遙ハイクには絶好のシーズン到来です。ところが、新年の仕事始めとほぼ同タイミングで、首都圏にもコロナ第6波が襲来。またもや自粛・巣ごもり生活に逆戻りする前の駆け込みにて、3連休中日の日曜、朝5時起きして実家から電車を乗り継ぎ、高尾駅からのバス始発便で陣馬高原下へ。さすが人気のエリアだけあり、真冬でも臨時増発便の出る賑わいぶり、ところが当方チョイスした北高尾山稜コースへ足を踏み入れると、他にハイカーは皆無です。学生時代以来およそ40年ぶりの再訪ながら、相変わらずのマイナーぶりに感心するやら、不安が募るやら…。ともかくも、思ったより残雪少なめの北斜面を登り詰め、底沢峠で陣馬〜高尾の縦走ゴールデンコースに合流すると、朝イチの時間帯は次々にやって来るトレランナーとスライド。慌ててマスクやハンカチで口を覆いつつ「おはようっす」の短いご挨拶を交わします。
　以降のコース状況等詳細は本文・写真キャプション記載の通り。午後にかけて思ったより多くのハイカーやトレランの人々と行き会い、高尾山エリアの余りの人気・混雑ぶりに嫌気して本コースをチョイスする方が多くなっていることを実感。意外にもアップダウンの激しい稜線歩きに、このところの運動不足・体重過多も災いし、当方は小走りなどとんでもない亀足ペースで少しずつ前進。後半一番の長い登りをクリアし、杉沢ノ頭に着く頃には文字通りのヘロヘロ状態でしたが、そこから一投足で登り着いた富士見台からは、その名の通り本日随一の富士の大展望という何よりのご褒美がもらえました。以降は、クールダウンかたがた一般向けハイキングコースを快調に進み、これまたお久し振りの八王子城跡の雰囲気を楽しんだ後、車道をノンビリとJR高尾駅まで歩き切りました。
　今後、現下の「オミクロンウェーブ」がどこまで拡がるのか、週末の山歩きはじめワーク・ライフ両面への影響は予断を許さぬ状況ではありますが、当方も運動不足克服と心身のストレス解消に努めながら、次なる山行にしっかり備えたく思います。
［2022年1月10日記］