勝尾寺・最勝ヶ峰・天上ヶ岳・堂屋敷・みのお記念の森

2022年01月15日(土) [日帰り]

• GPS: 05:18
• 距離: 14.3km
• 登り: 654m
• 下り: 914m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:47
• 合計: 5:19

9:52 勝尾寺参道一町石
9:57 10:00 勝尾寺 山門
10:03 10:11 勝尾寺
10:39 10:39 最勝ヶ峰
11:15 11:15 東海自然歩道ぎふちょう橋
11:18 11:19 道標 東海自然道と研究路4
11:23 11:24 東海自然歩道 西の起点
12:13 12:15 天上ヶ岳
12:34 12:39 堂屋敷
12:55 13:22 エキスポ’９０みのお記念の森
13:33 13:33 堂屋敷
14:54 14:54 瀧安寺
15:11 15:11 箕面駅
15:11 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路：阪急千里線 終点の北千里駅より
　　　阪急バス(粟生団地線)29系統にて勝尾寺(かつおうじ)で降車
帰路：箕面駅から阪急箕面線に乗車 石橋阪大前駅にて宝塚本線に乗り換え

北千里駅から勝尾寺へのバスは土日祝日の始発は8:50で、勝尾寺着は9:33です。
路線バスだが、途中で止まるバス停が少ないので、早く着きます。

コース状況／危険箇所等

・標高が少し高かったり日陰になる斜面では雪が残っていた。
・雪が残る車道はタイヤで踏み固められた雪で滑りやすく、自転車の人も乗らずに押していた。
・エキスポ'90みのお記念の森を抜けてからようらく台園地に入るまでは長いアスファルト道。
・随所に道標や案内地図、ルート記号の看板があるので、ルート自体は複雑でも道に迷うことはない。

その他周辺情報

滝道から箕面駅までは土産物屋が中心だが、駅の南東側は商店街もあり食事処が多い。

写真

1/15 9:54

(kumakumo)勝尾寺山門と最勝ヶ峰。山門前には雪が残る

1/15 9:55

(kumakumo)弁天堂。最勝ヶ峰山頂へは、左上に見える二階堂の左側を抜けていく

1/15 9:57

(kumakumo)知惠の環。ちょっと(ムーミンの)ニョロニョロみたいな達磨ちゃん

1/15 9:59

(kumakumo)弁財天の御前にて、達磨の奉納群舞！？

1/15 10:02

(kumakumo)勝ちダルマ奉納棚。エリートの達磨！？

1/15 10:04

(kumakumo)間者達磨(勝手に命名)

1/15 10:08

(kumakumo)鎮守堂の同伴達磨(勝手に命名)

1/15 10:09

(kumakumo)本堂

1/15 10:11

(kumakumo)監視達磨(勝手に命名)

1/15 10:11

(kumakumo)達磨の集い

1/15 10:17

(kumakumo)二階堂左手から上って行く

1/15 10:28

(kumakumo)脱走達磨集団(勝手に命名)

1/15 10:34

(kumakumo)奥に石段が見える

1/15 10:36

(kumakumo)開成皇子(かいじょうおうじ)の墓

1/15 10:41

(kumakumo)開成皇子の墓を迂回して少し下ったところが最勝ヶ峰山頂 540m

1/15 10:43

(kumakumo)山頂とされる場所の方位盤と、その奥に開成皇子の墓(立ち入り禁止の黄色いテープが見える)

1/15 10:54

(kumakumo)雪が残る道

1/15 11:06

(kumakumo)南東に千里のガスタンクが見える

1/15 11:14

(kumakumo)ぎふちょう橋。角が少し壊れているステップがあった

1/15 11:16

(kumakumo)橋の上から見下ろす府道と箕面川ダム

1/15 11:20

(kumakumo)東海自然歩道 西の起点

1/15 11:35

(kumakumo)箕面川治水ダム

1/15 11:35

(kumakumo)奥は鉢伏山？

1/15 11:42

(kumakumo)どんどん上ってきた

1/15 12:07

(kumakumo)天上ヶ岳山頂にある役行者の像。天上ヶ岳は「箕面山 瀧安寺」の奥の院にあたる

1/15 12:07

(kumakumo)天上ヶ岳山頂 500m

1/15 12:08

(kumakumo)役行者(役小角)はここで亡くなったらしい

1/15 12:10

(kumakumo)北千里駅前で買ったハワイ風ドーナツ「マラサダ」で糖分チャージ
※sayup18撮影

1/15 12:26

(kumakumo)大阪梅田高層ビル群

1/15 12:35

(kumakumo)三等三角点「堂屋敷」

1/15 12:35

(kumakumo)堂屋敷山山頂 553.2m

1/15 12:36

(kumakumo)鉄塔に吸い寄せられる

1/15 12:38

(kumakumo)山下線一七

1/15 12:38

(kumakumo)鉄塔は双子だった！

1/15 12:41

(kumakumo)車道まで続くプラ階段

1/15 12:48

(kumakumo)雪が圧縮され、スケートリンクのようになった道路

1/15 13:05

(kumakumo)「エキスポ’90みのお記念の森」の展望塔。中の階段登り口には「通行止」の看板が。現在はまだ補修調査のため使用できないとのこと

1/15 13:22

(kumakumo)壊れた木道

1/15 13:37

(kumakumo)振り返った展望塔は、いばら姫が囚われている塔のよう

1/15 13:56

(kumakumo)ようやくアスファルト道から解放されようらく台園地へ

1/15 13:59

(kumakumo)ようらく台園地

1/15 14:01

(kumakumo)偽の檜皮葺き(疑心暗鬼 実は落ち葉が載ってるだけ)

1/15 14:15

(kumakumo)大阪梅田高層ビル群と金剛山

1/15 14:16

(kumakumo)「健脚向」が英訳では「for expert hikers」となっている。エキスパート……(^^;)

1/15 14:18

(kumakumo)罠(被害妄想)

1/15 14:19

(kumakumo)親子岩(勝手に命名)

1/15 14:29

(kumakumo)ソファー岩(勝手に命名)

1/15 14:32

(kumakumo)四本丸木橋(橋がなくとも渡渉可能)

1/15 14:32

(kumakumo)渡渉後、別ルートと合流

1/15 14:33

(kumakumo)来た道と渡った四本丸木橋を振り返る

1/15 14:33

(kumakumo)幹のあばら

1/15 14:35

(kumakumo)三往復したくなる三択橋(勝手に命名)
左は短い橋と斜面。中央は長い橋と小さな階段。一番右は少しグラグラする太い丸太橋

1/15 14:35

(kumakumo)三択橋(勝手に命名)を振り返るとさらに選択肢が増えた！？

1/15 14:42

(kumakumo)できたての階段を行く

1/15 14:44

(kumakumo)渡渉後、振り向くと古い階段

1/15 14:45

(kumakumo)来た道を振り返ると「落合谷サブルート(健脚向)」

1/15 14:48

(kumakumo)落合谷橋と滝道へのトンネル

1/15 14:48

(kumakumo)先週同様、西側の道は通行禁止のようだ

1/15 14:49

(kumakumo)振り向けば、一週間前に見た光景

1/15 14:51

(kumakumo)見上げれば野口英世

1/15 15:00

(kumakumo)「手を振ると、お猿は向こう岸の景色の中へと溶け込んでいった。」(感想文/記録 末尾より)

1/15 15:35

(kumakumo)「中華屋 KurumA」にて海鮮あんかけ焼そば

1/15 15:39

(kumakumo)花醤を使った本格四川麻婆豆腐の定食
※sayup18撮影

1/15 16:09

(kumakumo)「菓子工房エピナール」で評判の生チョコ調達
※sayup18撮影

1/15 16:13

(kumakumo)「松本珈琲」にて豆調達
※sayup18撮影

1/15 16:14

(kumakumo)コクと甘みの「ペルー サンペドロ ブルボン」
※sayup18撮影

1/15 16:14

(kumakumo)「中華屋 KurumA」
※sayup18撮影

1/15 16:19

(kumakumo)「箕面デニッシュ サトウカエデ」でデニッシュ食パン調達
※sayup18撮影

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ10 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

sayup18

　東海自然歩道を京都から箕面まで2回踏破したが、
勝尾寺には寄ったことがなかった。
　kumakumoが勝尾寺はだるまがいっぱいで、
行ってみたいというので先週に続いて箕面に。
勝尾寺は本当にだるまがいっぱいだった。

　積雪が心配だったが、山道だとまだなんとかなった。
みのお記念の森に向かう車道は圧雪されていて少し危険を感じた。
せめて、軽アイゼンぐらいは持ってないといけないと思った。

　箕面の滝周辺に降りてくると、打って変わっての陽気。
つい先ほどまで雪道を歩いていたのに。
陽気に誘われたのか滝道で野生の猿が出て来てびっくり。

　箕面駅周辺には何もないところだと思っていたら、
少し東南に商店街があるようなのでいってみる。
中華を食べて、ケーキ・コーヒー豆・デニッシュパンを
購入して家に帰ってまで楽しめた一日となりました

kumakumo

たくさんのダルマがあるとのことで、ぜひ訪れてみたいとかねがね
思っていた勝尾寺。実際に行ってみれば想像以上。世にダルマの国
があるとすればこんな感じなのだろう。境内のさまざまな場所でダ
ルマ達(達磨達)はそれぞれの役割を担っていた。
境内の裏手から最勝ヶ峰に向かえば、標高が上がるにつれて山道に
残る雪の量も増えてくる。東海自然歩道にさしかかると、ここにも
ダルマ。雪だるまではなく、顔つきが勝尾寺のそれである。集団で
脱走してきたに違いない。

雪の山道にはすでに足跡がついており、斜面ではその跡を参考にし
て足を置く。平坦な道では、踏み跡のないところを音を立ててリズ
ミカルに歩いた。
箕面川ダムから天上ヶ岳、堂屋敷山頂を通過して「みのお記念の森」
へ向かう道は、タイヤで踏み固められた雪の車道だ。傷んだスケー
トリンクのようになっていて、マウンテンバイクを押して歩いてい
る人もいた。
蹴り出すような早足では歩けないので時間がかかるが、なんだか懐
かしい。昔、子どもの手を引いて、このような道を歩いて保育園へ
送っていった雪の朝を思い出す。

「みのお記念の森」の展望塔や木道の一部は、老朽化して使えなく
なっていた。仕方がない。それにしても、木造のものは壊れていて
も不思議な魅力。小綺麗なテーマパークなどにはない風情がある。
長いアスファルト道を辿ってようやく「ようらく台園地」に到着。
ようらくとは？　この固有名詞の秘密がわかるかと思ってやってき
た。しかし、駐車場、広場のあずま屋にも、「ようらく」の秘密の
鍵は見当たらない。先週訪れた、六個山近くの謎の「ハート広場」
を想起した。

肩すかしを食らった気分だが、ここからは山道を行く。しばらく歩
くと、やはり先週通りがかった見晴らしの良い分岐点にやって来た。
滝道への分岐は(健脚向)と書き添えてある方へ行ってみる。これが
もう、実におもしろコースであった。奇想天外な形の木の根、見上
げるほど大きな岩、水の音。苔でコーティングされた何か、渡る場
所に目移りする丸太の橋、鳥の声。雪はほとんど解けていた。
おもしろおかしく下っていくうちに、山道を補修している一人の男
性。軽くお礼を述べてすれ違うと、少し先に補修の道具が置かれて
いた。そこから、角に木材をあてがった階段が延々と下の方まで続
いている。途中の土手には階段の材料が積まれていた。
いかにも作りたての階段を一段一段降りていくと、もう落合谷だ。

落合谷のトンネルをくぐり、先週は箕面の大滝まで歩いた滝道を、
今度は逆に辿っていく。
野生のお猿に出会ったのは瀧安寺も過ぎてから。一匹の大きな猿
が衆人環視の中、ゆっくり木から木へと伝い、箕面川の向こうで
こちらを振り向いた。思わず手を振ると、お猿は向こう岸の景色
の中へと溶け込んでいった。