ピラミッドピーク
- GPS
- 05:27
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 517m
- 下り
- 731m
コースタイム
2日目 西穂山荘〜丸山〜独標〜ピラミッドピーク〜独標〜西穂山荘〜西穂高口
天候 | 1月6日 曇り 1月7日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
gpsログは2日目のみ ロープウェイ料金 JAF会員割引利用 |
写真
感想
西穂山荘で一泊して、ピラミッドピークまでの往復
夜が明けるまでのほんのわずかな時間が、言葉にできない。
その余韻も下山するとすぐ忘れてしまう、だからまた山に行きたくなるんだろうな。
一日目
今回は日帰りじゃないので、駐車場でのんびり仕度をする。
小屋泊りだが、スノーシューまで担いだのでやや重めだ。
ロープウェイは天気も良くないので、観光客もまばら、空もどんよりしている。
日帰りなら絶対登らない天気だが、明日の天気は確実に晴れと判っているので、足取りは軽い。
ゆ〜っくりアイゼンの感触を思い出す様に登ってゆく、それでも以外に短時間で西穂山荘。
宿泊の受付をして、すぐに部屋へ転がり込むと、寝っころがりながら読書タイム、時折凍った窓から外を見るが、真っ白で変わり映えしない。
のんびりしていたら、程なく青空がちらちらしてきたので、丸山まで散歩に出かける、途中で真っ白い雷鳥がハイマツをついばんでいた。 ようやく白い雷鳥が見れてうれしかった。
束の間の晴れ間を堪能して、山荘へ戻る。 雷鳥は同じ場所で寒さに耐えていた。
大して体力も使っていないが、夕食はごはんを三杯も頂いた。
二日目
まだ真っ暗な中、起床してスナック類を朝食代わりに、紅茶で流し込む。
ヘッドランプ一つで雪面を歩いて行く、日が昇る前の地平線の色の変化が好きだ。
静かな北アルプスの稜線は、全く非日常的。
たとえようの無い幸福な時間が過ぎてゆく、写真に収めてもこの空気感は記録できない、記憶するしか無いんだよなあ
この余韻は下山すると数時間もすると薄れていってしまう、だからまた登りたくなるのかなあ、なんて考えながらゆっくり歩いた。
独標に辿りつく前に日が昇ってしまった、独標で休憩もそこそこに先へ進む、岩混じりの雪面が続くので油断はできない。
ピラミッドピーク直前は急な雪面の登りだ、慎重に攀じ登って到着、積雪期二度目のPPだ、今日は時間的にも天候も申し分ない条件だが、今回もここまでとした。まだまだ確実に還ってくる技術は無い。
独標まで戻り、長い休憩をする、いつまでも見ていたい景色が広がっている。
西穂山荘まで帰り、今回はラーメンを食べて大満足で下山した。
さて次はいつ、どんな行程で訪れようかな。
いいねした人