イチャンコッペ山

2014年01月06日(月) 〜 2014年01月07日(火)

• GPS: 19:40
• 距離: 5.1km
• 登り: 460m
• 下り: 475m

コースタイム

1日目　14:00登山口-16:00785mピーク-テント設営、撮影、夕食
2日目　5:00朝食-6:00撮影、テント撤収-8:20下山開始-9:40登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

土日の好天でたくさんの登山者が入ったと推測されます。しっかりとしたトレースが残っておりとても歩きやすかったです。

写真

遂に冬季のテン泊星景写真撮影計画を実行しました。フル装備のザックは16kgほどになります。

重さをずっしりと感じながらポロピナイ展望駐車場を午後2時に出発しました。

月曜日ということで前日までのトレースがしっかりと残っていたので助かりました。重いザックを背負って深雪ラッセルは辛すぎます。

途中のビューポイントです。次はここでテン泊もいいですね。

だいぶ日が傾いてきました。中央から左へ長く伸びる影は恵庭岳の岩塔です。

2時間弱でやっと目的地に到着しました。予定通りですがすでに日陰になっています。

西の空が焼けてきました。素晴らしい！

こちらも絶景！今日はこの構図で星景写真を撮るために来ました。ゆっくり眺めていたいところですが、テント設営や着替えを早くしなければ。

何とか暗くなる前にテント設営ができました。

そして星空！東の空にオリオンが昇ってきました。前景は紋別岳と苫小牧市街の街明かりです。

西の空には夏の大三角が沈んでいきます！前景は恵庭岳と漁岳です。

そして本日のメイン！イメージ通りの構図なのですが薄雲がずっと通過しておりなかなかすっきり晴れません。冬の大三角が写った一番いい画像がこれです。ひたすらこの画角で撮り続けましたが薄雲はとれず、テントで待機しながらチャンスを待ちましたが結局ダメでした。ま、雲も作品の一部と前向きに考えてこれで良しとしましょう。

写真では真っ暗闇ですが実際には月明かりや街明かりがあるのでほんのり周囲は明るいです。鹿が来るかと思いましが1匹も姿を見せませんでした。

夕食準備中です。テントの中は風もなく想像以上に快適です。お湯を沸かしながら濡れた帽子を乾かしていました。冬季に縦走する場合はこれで衣類を乾燥させながら翌日に備えるのでしょうか。

翌朝の日の出を待ちます。

静寂の中、凜とした空気が流れます。氷点下10度以下はあったと思われますがダウンに身を包んでいるので寒さは感じません。

紋別岳から日が昇ってきます。山頂には雲がかかっています。

太陽が姿を見せました！

恵庭岳上空の雲も焼けてきました。

絶句！素晴らしい〜！

ぐっとワイドで！

縦構図もGood！

朝焼けショウタイムも終わりました。

朝日を浴びるイチャンコッペ山。

ホテル785mピークを入れて。

充実の笑顔です。ダウンは暖かい！

雲も広がってきたので撤収します。

パノラマも作ってみました。

無事に帰還しました。ザックの重みで肩がメッチャ痛い。

感想

ポジティブ

初めてのテン泊が冬山ということで入念な準備をして計画を実行しました。冷え込みましたが風もそれほど強くなかったので快適に撮影、山行を行えました。細かな反省点もあったので次に活かしたいと思います。

コメント

yah

無事でなにより！
イチャンコッペにテン泊すると掲示板で見て気がかりでした。
その晩千歳はチラチラと雪も降ってましたし、大丈夫かなぁと。
もしくは天気がイマイチだったので中止したかな？とも。
でも支笏湖方面は雲はあれども千歳市内よりは天気はよかったのかもしれませんね。
ものすごく寒い思いをしてるのかと思いきや、ダウンの威力でしょうか、それほど寒くもなかったようでなによりでした。

しかし冬のテン泊はなかなか敷居が高いです。。。

ポジティブ

Re: 無事でなにより！
yahさんお気遣いありがとうございます。
いきなり冬のテン泊とは遭難しないかと気になりますよね。事前に練習もしましたしこれなら行けると確信しての実行でした。とりあえずテントと冬用の寝袋さえあれば凍死はしないと分かりました。後は到着後の着替えですかね。私は汗かきなので着替えないと汗冷えでダウンを着ても寒さをしのぐは難しいと思いました。風が強いことも想定していましたが風はほとんどなくて快適でした。少々風があってもスノーアンカーで固定していれば大丈夫だと思いました。すっかり自信がついたので（過信は禁物ですが）次は紋別岳か風不死岳で星景写真を撮ってみたいと思っています。先日はゆっくりお話もできなかったので今度紋別岳で宴会でもしながらお話しませんか（笑）