撤退)積雪の青笹尾根〜破風山あと200m登れず

2022年01月15日(土) [日帰り]

• GPS: 12:50
• 距離: 12.8km
• 登り: 1,167m
• 下り: 1,164m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:22
• 休憩: 0:27
• 合計: 12:49

6:32 道の駅みとみ
6:51 7:02 鶏冠山大橋西
8:51 8:54 三角点(ナレイ沢)
10:39 10:39 三角点(ナメラ沢)
16:09 16:18 三角点(ナメラ沢)
17:18 17:19 三角点(ナレイ沢)
18:59 19:02 鶏冠山大橋西
19:21 道の駅みとみ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

1/15 6:32

道の駅みとみからスタート

1/15 6:44

神奈川ではほぼ体験できない気温

1/15 6:51

鶏冠山大橋直前の左手より上がります。
この土手の手前から上がれそうですが、安全に通過できるか不明です。

1/15 6:52

いきなり急登の積雪有り
チェーンアイゼンを着けました。

1/15 6:59

他にピッケルやストックやワカンも持参
ワカンのスパイラルチューブは雪がつきにくくなるのと、素手で触った時の凍傷予防。赤いのは…量産より30%はやく…by.GUNDAM

1/15 7:05

金網のネットで覆われてる細尾根
崩壊予防のためかな？

1/15 7:09

上がると山火事用の防火帯らしい
ここからずーっと続く

1/15 7:27

日の当たる場所には雪がない
ここかなりの急登です

1/15 7:28

途中で振り返ってみた

1/15 7:42

ここまでは3~5センチの積雪

1/15 7:42

急登の途中だった

1/15 7:48

空が綺麗

1/15 8:00

ここの付近で積雪10センチくらい

1/15 8:09

先が見えない💦

1/15 8:16

トラのつもりだけどネコにしか見えないなぁ(笑)

1/15 8:23

動物と自分の足跡だけ🐾👣

1/15 8:23

わお！富士さま〜！
富士さま〜と言うのは登山女優の釈由美子が夜会(2015年の番組)で三ツ峠山から叫んだのを観て自分も使うようになった💦

1/15 8:23

アップ

1/15 8:23

1/15 8:29

ひいたのも太陽が入っていい感じ

1/15 8:40

甲府の冬山と飛行機雲
この付近で深い時に15センチの積雪

1/15 8:43

んっ？

1/15 8:43

PeakFinderが役に立つ♪

1/15 8:52

立派な三角点

1/15 8:52

破風山〜雁坂嶺の見事な山容
まだまだ先は長い

1/15 8:52

破風山〜雁坂嶺の見事な山容
まだまだ先は長い

1/15 8:53

この先で防火帯は終わり

1/15 8:54

地図だとこの∇辺り！P1657.2
この画面は地図ロイドと言うAndroidのアプリ

1/15 8:57

樹林帯を歩くことに

1/15 8:58

20センチの積雪

1/15 8:59

この付近はピンクテープも繋がっていて、それを目印に行動出来た

1/15 9:20

我慢できずにワカン装着！
自己責任でチェーンアイゼンのまま装着。相性が良く歯には掛からない。

1/15 9:27

次は下ろされるみたい💦

1/15 9:31

ワカンでこんなに沈むとは💦
積雪は30センチを越えた

1/15 10:14

ピンクテープが見つからないのでGPSで方向確認

1/15 10:17

積雪45センチくらい

1/15 10:37

今考えるとここで引き返すべきだった…

1/15 10:40

かなり降ろされて…

1/15 10:43

積雪は50センチを越えた！

1/15 10:45

1/15 10:52

自然の芸術♪

1/15 10:54

はい！積雪が60センチ越えてます。

1/15 11:20

多分、熊。新しいのか？

1/15 11:30

周囲を確認したが登山には関係ないメッセージっぽい

1/15 11:30

場所はこの辺り
ここで林道に近いので駄目だったらそっちに降りれば良いと安易に考えてしまったが、良くみると土壁なので下山時に利用しなかった

1/15 13:13

木が邪魔だけど

1/15 13:14

こう言う山々が見えている(^o^)

1/15 13:56

こう言う山々が見えている(^o^)

1/15 14:10

13:51に下山することを決め、下山中でのビューポイント

1/15 14:11

この高さで丹沢大山まで見えてる

1/15 14:31

チェーンアイゼンは外れることがあるので気を付けましょう
20mくらい戻ったけど、早く気づけて良かった

1/15 14:57

まだまだ歩くので、10本爪アイゼンとワカンの組合せに変更
これも爪が掛からない組合せ

1/15 17:22

この尾根はauの電波が入るポイントが何回かあって、16時には状況の連絡を済ませてます

1/15 17:23

月齢12日だったらしく助かりました

1/15 17:25

こう言う風に見えるんだ

1/15 17:33

日没後の行動は、早く降りることより怪我せず無事に降りることが重要
毎回非常時用に1個パンを購入しているので、今回は本当に役立った！

1/15 19:10

今朝より随分暖かいが、この左にあるショート道は今朝より凍ってる場所が増えてた

1/15 19:22

無事に到着しました
雪が無い季節にリベンジしてみたいです

撮影機器：

Galaxy A32 5G SCG08 au サムスン

感想

baru

そもそも積雪期にこのルートは向いてないかも知れません
無雪期でも利用する方は少ないみたいで、今回はたまたま見つけてチャレンジしようと…無謀でした
鶏冠山林道東線を使うルートで登り、雁坂峠から降りてくるルートにすれば良かったと後悔しています

歩いてみてP1657.2までの往復なら、アイゼンやワカンやスノーシューの練習には良いかも知れない

最終的に撤退を決断したのは、2000mを越えた急登の全体に倒木が重なっている場所
それまでは全く平気だったのに、雪質の変化であっという間にアイゼンの裏に雪団子が出来る
その為、爪先での踏ん張りが効かなくなり、雪団子を払いながら進むと時間が掛かりすぎた
また山頂直前には岩場があり、その場の状況が不明なので、下山の体力が残っているタイミングで決めた

失敗したので反省点はいっぱい
・初めて使うバリエーションルートは引き返す事を考えて、行動予定時間の半分で判断する
　→先の状況も知らないのに安易な考え(判断)で進んでしまった
　→ルートを決めた時、雪の装備に気を使いすぎて、複数の方のルートログを調査をしていなかった
　→避難小屋でも泊まれる最低限の準備もしていたので、登りきればどうにかなると言う甘い考えがあった

・利用経験もなくトレースの無い積雪期のバリエーションルートは選ばない
　→後半はピンクテープが殆ど見つけきれず、地表が見えない状況は致命的だった
　→倒木が重なった場所の通過ルートが全く判断出来なかった

・雪に慣れてないのだから、膝を越えた積雪は実力以上と考えて引き返す
　→そもそも日当たりが良さそうな尾根だったので、10センチくらいの積雪しか考えてなかった
　→ちょうど6年前に三本槍岳手前の清水平で撤退したのは、天候悪化と積雪量も原因だったことを今更思い出した

良かったのは、
・腰の高さは初めてだったので、膝を使う対処方法が経験出来た
・ラッセルが長く続いた時の体力(エネルギー)の無くなり方が半端じゃない事を経験した
・ルート確認時に携帯の電波が届くポイントがある事を解ってたので、家族への連絡が早く出来た
・ナイトハイクや日没後の行動を経験していたので、無理せず落ち着いて行動出来た

悪い見本ですが、良い経験になりました

失敗例として役に立てば良いのですが…