三国山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 427m
- 下り
- 540m
コースタイム
- 山行
- 3:10
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 5:00
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2002年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
カタクリ会の第99回山行で、三国山に登った。三国山は甲州、駿河、相模の三国の境にある山で、ブナやミズナラに覆われた、山中湖南畔に横たわる、ゆったりとした山稜のピークに位置している。標高1100mの籠坂峠までバスで入り、此処から歩き始めるのだが、バスを降りると気温はたったの2℃。木曜日ごろまで好かった天気予報は外れて、厚い雲に覆われた空が寒々しい。風が無いのがせめてもの救いだ。
霊園の脇から始まった登山道は黒っぽいスコリアで、如何にも水はけが良さそうだ。辺りのブナやカエデは既に葉を落しており、晩秋から初冬に移りゆく山景色がもの悲しい。緩やかな斜面を登っていくと、綿雨の様なガスに包まれ始めた。角取山への分岐を過ぎた辺りは「アザミ平」と呼ばれ、夏はお花畑になる開けた場所だ。天気が良ければ、雪を纏いはじめた富士の高峰を望める筈なのだが、深い霧の向こうに聳え立つ姿を想像するしかなかった。
籠坂峠からの道は、大洞山、楢木山、三国山と緩やかにアップダウンを繰り返す。予定では三国峠を越えて、展望の良い「鉄砲木の頭」まで登って昼食の予定であったが、今日の天気では展望は望むべくも無い。三国山で昼食を取ることとした。刺身を摘まんだ後は、焼肉、焼イカ、焼エビ。さっぱりとしたサラダも美味しい。だが何といっても美味しかったのは、熱々の味噌汁。吐く息が白く、寒い山頂では熱い味噌汁は最高のご馳走だ。寒かったせいか、二升の熱燗と、ホットウイスキーがあっと言う間になくなってしまった。
三国山からは僅かの距離で三国峠に降りる。此処からはコースを変更して、車道を歩いて山中湖畔の平野へ下るのだが、平野に辿りつくと、平野始発の新宿行き高速バスが丁度発車するところであった。渋滞も無く、一眠りすると18時には新宿に到着、温泉に立ち寄れなかったのが残念だが、帰宅してからのんびりと湯に浸かることにしよう。
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