記録ID: 3943689
全員に公開
アルパインクライミング
大山・蒜山
| 日程 | 2022年01月22日(土) [日帰り] |
|---|---|
| メンバー |
,  nishibuto(CL) yuzuringoo(SL) |
| 天候 | 晴れ！最高でした。 |
| アクセス |
利用交通機関
車・バイク
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|
GPS
距離
登り
下り
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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
| 過去天気図（気象庁） |
2022年01月の天気図 [pdf] |
|---|
写真
参道からしっかり雪がある！2022年01月22日 06:04撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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シーズン初の北壁が見えた！2022年01月22日 06:49撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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別山尾根をラッセルし登って行く2022年01月22日 07:46撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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北壁が疲れを癒やしてくれる2022年01月22日 07:52撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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By sarushippo明るくなってきました！
2022年01月22日 07:58撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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By sarushippo三鈷峰もカッコイイ！
2022年01月22日 08:03撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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別山が正面に見えてきた2022年01月22日 08:17撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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珍しく雪が多く付いていてルートが判りにくい2022年01月22日 08:17撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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By sarushippo朝焼け
2022年01月22日 08:33撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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取付手前の急登は特に大変2022年01月22日 08:48撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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By sarushippo1P目の取付きから
2022年01月22日 09:46撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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By sarushippo弥山尾根を行く長い列
2022年01月22日 11:28撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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このあたりからチリ雪崩が多かった2022年01月22日 12:14撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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ボロボロの残置スリングをナイフで切って回収2022年01月22日 13:27撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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最終ピッチ。ここも厳しかった2022年01月22日 15:55撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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陽が当たる弥山山頂別山には一日中、陽は当たらない
2022年01月22日 15:55撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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登ってきたトレースが見える2022年01月22日 16:03撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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By sarushippo別山山頂から
2022年01月22日 17:41撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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By sarushippo別山山頂から
2022年01月22日 17:42撮影 by COOLPIX AW130, NIKON
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別山山頂！間もなく陽が落ちる
2022年01月22日 17:26撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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最後の1人が渡り終えた頃には真っ暗になった！2022年01月22日 18:00撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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あとは夏道まで急登のラッセル2022年01月22日 18:01撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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夏道に到達由比ヶ浜の景色に感動する
充実の山行だった
2022年01月22日 19:18撮影 by TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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充実の山行だった
感想／記録
by nishibuto
シーズン初北壁は予定通り、別山バットレス中央稜。
元谷で久しぶりに北壁の対面し弥山沢を避け、別山尾根を交代してラッセルしていく。取付手前の急登のラッセルは中々だった。それにしても、どこを見ても最高の景色、透明感のある真っ白な神々しい北壁に何度も心を奪われる。取付でアイゼンに履き替え、いよいよ登攀開始、雪は多いがアックスもアイゼンも効きにくい、支点を作るにも雪を払いのけ探さなくてはならないし、1ピッチ目から予想以上に大変、時間を忘れ必至で登攀するも、ペースはあがらない。4ピッチ目ぐらいで初めて時計を見た時に、時間は14時！今まで登ったペースとこれからの核心を考えると、ヘッデン下山になるのは間違いなさそうだった。ここからラッペルで降りるのも考えたがラッペル支点も上手くあるかわからないので、上まで抜け明るいうちに吊尾根を越え、あとは落ち着いて夏道までラッセルしていこうと決める。5ピッチ目も6ピッチ目も悪い、雪を払いのけながらの登攀、ビレイをしていても大量のチリ雪崩が凄い、たまに落石も混じっている。日本海に夕日が沈みかける前に別山山頂に到達！時間に余裕もないので1枚だけ写真を撮り、吊尾根を目指そうと先を見ると山頂が今までなく狭い、雪が積もり三角になっている。ビレイをしてもらったまま、ビビリながら吊尾根へバランスをとりながら進む。最初の10歩ぐらいが特に怖かった。吊尾根も同じように超細い、先頭を交代し相棒が両手にピッケルを持ちヤジロベーのように進んで行く。前半部は雪の下に動く細かい石があり怖かった。3人目が吊尾根を越えた時には遂に日が落ち真っ暗、空を見ると星が綺麗に見えた。ここからも中々の急登、過去に雪崩の記録もあるので、ロープは解かずコンテでラッセルを交代しながら夏道を目指す。安全圏の夏道に全員が揃った時には充実した達成感で皆、最高の笑顔がヘッデンの明かりに照らされている。3人で握手をし、ここからは急がずゆっくり夏道を降りようと話し、空の星と近くに見える街の夜景を見ながら下って行くが、やはり疲れきたのか時々、休憩も入れモンベル大山店の明かりの下で漸くアイゼンを外し15時間に及ぶ山行を終えた。3時間半睡眠からの15時間山行、集中力を切らさず暗くなっても焦らず落ち着いた行動、最高のパーティーで多くの経験ができた想い出に残る山行でした。
元谷で久しぶりに北壁の対面し弥山沢を避け、別山尾根を交代してラッセルしていく。取付手前の急登のラッセルは中々だった。それにしても、どこを見ても最高の景色、透明感のある真っ白な神々しい北壁に何度も心を奪われる。取付でアイゼンに履き替え、いよいよ登攀開始、雪は多いがアックスもアイゼンも効きにくい、支点を作るにも雪を払いのけ探さなくてはならないし、1ピッチ目から予想以上に大変、時間を忘れ必至で登攀するも、ペースはあがらない。4ピッチ目ぐらいで初めて時計を見た時に、時間は14時！今まで登ったペースとこれからの核心を考えると、ヘッデン下山になるのは間違いなさそうだった。ここからラッペルで降りるのも考えたがラッペル支点も上手くあるかわからないので、上まで抜け明るいうちに吊尾根を越え、あとは落ち着いて夏道までラッセルしていこうと決める。5ピッチ目も6ピッチ目も悪い、雪を払いのけながらの登攀、ビレイをしていても大量のチリ雪崩が凄い、たまに落石も混じっている。日本海に夕日が沈みかける前に別山山頂に到達！時間に余裕もないので1枚だけ写真を撮り、吊尾根を目指そうと先を見ると山頂が今までなく狭い、雪が積もり三角になっている。ビレイをしてもらったまま、ビビリながら吊尾根へバランスをとりながら進む。最初の10歩ぐらいが特に怖かった。吊尾根も同じように超細い、先頭を交代し相棒が両手にピッケルを持ちヤジロベーのように進んで行く。前半部は雪の下に動く細かい石があり怖かった。3人目が吊尾根を越えた時には遂に日が落ち真っ暗、空を見ると星が綺麗に見えた。ここからも中々の急登、過去に雪崩の記録もあるので、ロープは解かずコンテでラッセルを交代しながら夏道を目指す。安全圏の夏道に全員が揃った時には充実した達成感で皆、最高の笑顔がヘッデンの明かりに照らされている。3人で握手をし、ここからは急がずゆっくり夏道を降りようと話し、空の星と近くに見える街の夜景を見ながら下って行くが、やはり疲れきたのか時々、休憩も入れモンベル大山店の明かりの下で漸くアイゼンを外し15時間に及ぶ山行を終えた。3時間半睡眠からの15時間山行、集中力を切らさず暗くなっても焦らず落ち着いた行動、最高のパーティーで多くの経験ができた想い出に残る山行でした。
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- 五合目 (1250m)
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- 行者谷分かれ (1250m)
- 石室方面との分岐 (1613m)
- 石室 (1588m)
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