記録ID: 3980274
全員に公開
アイスクライミング
蔵王・面白山・船形山
日程 | 2022年02月06日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | , その他メンバー2人 |
天候 | 雪ときどき止む。(日陰磐司左ルートは風の通り道で強風がずっと吹いていて寒かったです。) |
アクセス |
利用交通機関
・車は秋保ビジターセンターの登山者用駐車場に駐車しました。
車・バイク
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 8時間7分
- 休憩
- 33分
- 合計
- 8時間40分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ▶ルート状況(2022年2/6現在のものです。) ◆アプローチ ・先ずは秋保ビジターセンターの登山者用駐車場から二口林道を歩いていきます。(この日はトレースがありました。先行者の方々ラッセルありがとうございます。) 橋を越え水場を過ぎるとショットカットがあり、そこを登るとカーブ2つを省略できました。さらに歩いていってピンクテープの印があったのでそこでワカンを付けながら後続別パーティー(Kさん達のパーティー)を待ち話を聞くと、この取付きは奥蔭エリアへの取付きで日陰磐司エリアへの取付きは通り過ぎているとのことだったので少し戻りました。(日陰磐司エリアへの取付きは2つ目のカーブのところになります。) ・林道から山の斜面に入ると壁にぶち当たるまではほとんど膝ラッセルでした。谷筋を登るより少し遠回りだけど尾根筋を登ったほうが安全とKさんからアドバイスをもらっていたのでその通りに登りました。壁にぶち当ってからは左へトラバース。途中で明瞭な沢筋を横断してさらに左へトラバースしていくと日陰磐司左ルートの基部へ到着しました。 ・林道から壁にぶち当たるまでの山の斜面ですが下山時にさくさく下りていると20cm程度厚の表層が下の断面としっかり接合してなくて崩れるところもありました。状況により雪崩の注意が必要だと思います!! ◆日陰磐司左ルート(4級 +〜此檗法淵襦璽肇哀譟璽匹六温佑砲靴榛膿靴離肇歐泙らで、あとは個人的な感想です。) 全体的に ・氷は硬めですが蔵王仙人沢の氷よりは硬くないと思います。 ・トポの+〜此櫃離札ションはF3上の氷の部分だと思いますが今回の氷の状態なら后銑+ぐらいだと思います。 1P目(F1〜F3の途中まで)(フォロー) ・F1(トポの1P目、出だしの傾斜のある氷を5mを登り傾斜の緩いルンゼ、15m)とF2(トポの2P目、ルンゼから左に分かれチョックストーンまでそこそこ傾斜のある氷を登ると平らになる、25m)とF3の途中まで(トポの3P目、傾斜のある氷を15mほど登るとバンド状になり、そこから傾斜のある氷を10m登ると傾斜が緩みルンゼを登る、50m。のうちバンド状になる5m下のところ)を繋げて登りました。 ・チョックストーンはヌンチャク回収からの自然な流れで左から乗越っそうとしましたが氷が薄く雪面にアックスが決まらないので右側から乗越っしました。チョックストーンを左から右へと移動する動きは悪かったです。 ・氷のセクションは特に問題なく登れました。 ・Sさんのロープ側のスクリューのうちSさんが回収している余裕がなさそうなところのものは残置してもらって私が回収しながら登りました。 ・終了点はF3途中(バンド状になる5m下のところ)でアイススクリュー4本(メイン3本とバックアップで1本)で構築。 ・OさんはF3途中のバンドまで登ってピッチを切ろうとしてたようですがロープ結び替え等を考慮してF3基部でピッチを切ったほうが良かったと思います。(風が強く残りロープのコールが聞こえなかったと言ってました。) 2P目(F3途中からF3終了点まで)(フォロー) ・1P目はOさんリードだったので次は私がリードだとは思ってましたが、1P目の終了点をF3の途中で構築していて足場が安定していませんでした。(3人が横に並んでいて私のセルフのスリングは支点から斜めになっていて荷重すると左隣のSさんと接触するのでSさんのセルフがしっかり取れるまで上に刺した2本のアックスを握ってしばらく体勢を保ちました。その後、私の手前にあるバックアップ的なアイススクリューにからセルフとは別のものでテンションを取りハンギングビレイの体勢を取れました。)強風で寒く早く登って下りたい&ロープ結び替えの時間ロスを考慮してそのままOさんにリードしてもらいました。 ・ビレイ中&フォローの時は少し大きめのグローブを使ってますがスクリュー回収の時にアックスが持ちにくかったのでアックスを無意識に握ってしまっていて少しパンプしました。 ・登りに関しては特に問題なく登れました。 ・F3上の10mはしっかり凍ってました。 ・終了点はルンゼ内左岸の残置スリング&カラビナ2枚がある灌木にスリングを巻いて構築。 ◆下降 ・60mダブルロープを2本使って懸垂下降2回で下りました。 ・1回目の懸垂下降はルンゼ内左岸の残置スリング&カラビナ2枚でチョックストーンの支点まで懸垂下降しました。 ・2回目の懸垂下降はチョックストーンの支点の残置スリングを使用して懸垂下降しました。 |
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過去天気図(気象庁) |
2022年02月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | アイスアックス×2 60mダブルロープ V字スレッド用アイススクリュー 捨て縄 ストック ワカン その他登攀装備1式 |
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共同装備 | アイススクリュー×16 クイックドロー×16 |
写真
撮影機材:
感想/記録
by yama_pound
2/5〜6でOさんとアイスの計画を立ててましたが天気予報等で二転三転。先日の栃木WCMで知り合いになったKさんが2/6に二口渓谷にアイスに入る予定で取付まで案内していただけるとの事だったので日帰りで二口渓谷へアイスに行くことになりました。
Climbing‼
ヾ響
・二口林道はトレースがあり歩きやすかったです。(先行者の方々ラッセルありがとうございます。)
・二口林道から山の斜面に入るとノートレースでラッセルとなり時間がかかりました。
・日陰磐司左ルートは風の通り道で強風がずっと吹いていて寒かったです。
・気象条件が悪くアイスを楽しむ状況ではなかったのでさっさと登ってさっさと下りてきました。
・F3上の氷はビレイ点から見上げてロープ結び替えに時間をかけてまで登りたいような感じの氷では無かったのでOさんに2P目もリードしてもらいました。実際フォローで登ってみると面白くやっぱりリードすればよかったかなーとも思いましたが早く下りれたのでそれが正解だと思います。
・Kさん、取付への案内ありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。
反省
・F3上をリードしなかったことについて、リードしたい欲よりも早く下山したいを優先したのは結果的に良かったと思いますが、もう少しガツガツ欲を出したほうがいいのかなーとも思いました。ここに再訪する機会があるかどうかなんて分からないわけだし・・
Climbing‼
ヾ響
・二口林道はトレースがあり歩きやすかったです。(先行者の方々ラッセルありがとうございます。)
・二口林道から山の斜面に入るとノートレースでラッセルとなり時間がかかりました。
・日陰磐司左ルートは風の通り道で強風がずっと吹いていて寒かったです。
・気象条件が悪くアイスを楽しむ状況ではなかったのでさっさと登ってさっさと下りてきました。
・F3上の氷はビレイ点から見上げてロープ結び替えに時間をかけてまで登りたいような感じの氷では無かったのでOさんに2P目もリードしてもらいました。実際フォローで登ってみると面白くやっぱりリードすればよかったかなーとも思いましたが早く下りれたのでそれが正解だと思います。
・Kさん、取付への案内ありがとうございました。また機会があればよろしくお願いします。
反省
・F3上をリードしなかったことについて、リードしたい欲よりも早く下山したいを優先したのは結果的に良かったと思いますが、もう少しガツガツ欲を出したほうがいいのかなーとも思いました。ここに再訪する機会があるかどうかなんて分からないわけだし・・
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コメント
この記録に関連する登山ルート
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この記録で登った山/行った場所
- 大東岳登山口 (360m)
- 秋保ビジターセンター
- 姉滝
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