生駒山系・「くろんど園地〜東尾根道〜八丁岩〜むろいけ園地〜生駒山麓公園」

2014年01月19日(日) [日帰り]

• GPS: 08:36
• 距離: 21.4km
• 登り: 939m
• 下り: 623m

コースタイム

08:30 河内磐船駅
10:00 東照山
11:00 くろんど園地（昼食休憩）
13:30 八丁岩
14:45 薬尾寺池
16:00 枯木地蔵
17:00 生駒山麓公園

天候

くもり（一時弱い雪）時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JR学研都市線・河内磐船駅
復路：生駒市コミュニティバス（山麓公園→近鉄生駒駅）

コース状況／危険箇所等

ハイキング道から外れて旧道や鉄塔巡視路を歩いています。
整備されていませんので、道迷い・滑落・ヤブ漕ぎなどのキケンがあります。
実際、この日は何度かルートミスしています。間違えた場合は慌てずバックしましょう。

写真

1/19 8:35

天田神社にお参りしました。境内を抜けて、山根の道を進みました。神社前の道は獅子窟寺へのルートです。

1/19 8:50

昨年の台風で大きな被害がでた山根街道（山根の道）ですが、ほとんど工事は終了したみたいです。

1/19 9:05

新しい道が建設中でした。道幅から車道のようです。交通量が増えると歩きにくくなりますね。静かなよい道なのに。

1/19 9:05

密漁禁止のプレートは分岐のマーキングです。ここから三角点を経てショートカット路を進みました。

1/19 9:08

途中の三角点（森小松169.78m）です。ここを越えて道が続いています。

1/19 9:10

この区間の山根の道は大きく南側へ迂回していますが、真直ぐ樹林帯を登っていきます。

1/19 9:12

予想通りの箇所に合流しました。電信柱が目印です。

1/19 9:13

向い側に、ショートカット路の続きがありました。この先の南山遺跡からの道と合流します。

1/19 9:17

山根の道を進んで、国見岩に立ち寄りました。眺めが良い場所です。

1/19 9:20

ここから上が南山遺跡群です。

1/19 9:24

石標の直ぐ先の斜面を登りました。地図ではこのポイントですが、分かりにくいです。

1/19 9:27

巨石の上へでました。山根の道を見下ろすポイントです。

1/19 9:31

巨石付近は崩落していて危険なので、迂回して少し先で尾根道と合流しました。巨石方向から道が登ってきています。

1/19 9:32

前方の尾根道。明瞭な道です。ここからは、危険箇所はありません。道迷いは経験値により、多少あります。

1/19 9:36

遺跡の一部でしょうか。脇を抜けて進みました。

1/19 9:47

木漏れ日の尾根道です。歩いていて気持ちイイです。癒されます。

1/19 9:54

導水管沿いに東照山を目指しました。伐採林のバリケードをすり抜けて進みます。

1/19 9:55

東照山到着。振り返って出てきたところです。夏場は、もっとヤブで覆われています。山頂にあるのは北河内線鉄塔67号です。

1/19 10:02

かいがけの道を北上しました。

1/19 10:05

見つけました。大峯登山記念碑です。ほぼ道の真ん中に立ってるのに、なんで気がつかなかったんだろ。これを見落とすなんて、かなりのボンクラですね。

1/19 10:08

ここから、ヤブ漕ぎです。背丈ほどの笹が茂っています。道があると知らないと引き返すかもしれません。

1/19 10:09

ヤブ漕ぎで出てきました。ただ、踏み跡ははっきりしています。ヤブを漕ぐというより、掻き分ける感じです。

1/19 10:22

歴史のありそうな石仏です。この奥は墓地のようです。

1/19 10:32

ポットホールですね。道のど真ん中です。

1/19 10:41

昔はハイキング道だったようです。

1/19 10:42

広くて歩きやすい。今は鉄塔巡視路として使われているようです。

1/19 10:44

くろんど園地のキャンプ地を横断します。

1/19 10:48

設置されてるフェンスが真新しいです。

1/19 11:23

沢渡りの道から東尾根道に進みました。

1/19 11:29

マーキングもあり調子よく進んでいましたが、方位がズレてきたので、この少し先で後戻りしました。

1/19 11:35

この看板あたりが分岐になっていました。

1/19 11:40

巡視路としてはこちらが正解です。また、旧ハイキング道としての名残なのか、道幅もあって歩きやすいです。

1/19 11:48

私市渓谷を横断して、東尾根道を進みました。このあたりは、巡視道のためプラ階段が設置されていました。

1/19 11:51

ピーク手前で巡視道が山腹方向へ分岐しています。巡視道の方が整備されていますが、尾根道をチョイスしました。

1/19 11:57

地図にもある、破線の分岐道です。下っています。

1/19 12:00

山腹を巻いて来た巡視道と合流しました。

1/19 12:08

朽ちかけた道標です。京阪交通のハイキング道だったんですね。

1/19 12:12

ここからも、尾根道と巡視道に分岐します。ひたすら尾根道を追求しました。

1/19 12:14

尾根道は上り下りが激しいです。下りは落ち葉で滑りやすい。

1/19 12:20

ゴルフ場の境界線が尾根道となっており、時々ゴルフ場が視界に入りました。

1/19 12:24

標杭にケモノのうんちです。ヤツラの目印でしょうか。

1/19 12:37

ここから、尾根がゴルフ場の縁になるため、山腹を迂回するように進みました。

1/19 12:41

ゴルフ場の排水口です。ここで、方角を間違えてウロウロしました。山林作業道が四方に伸びていました。

1/19 13:01

開発放棄地に出ました。昨年9月に来たときは、雑草が背丈ほど伸びていたのに、すっきりしてルートが明瞭です。

1/19 13:03

三角点ルートが整備されたようです。三等三角点（八丁岩266.67m）です。プレートが落ちていました。

1/19 13:09

八丁岩のあるピークを北側から眺めました。八丁岩はまだ見えません。

1/19 13:11

出口付近もマーキングされていました。

1/19 13:13

開発放棄地の道路へ出る手前の水路付近も草刈がされて、すっきりはっきりしていました。マジ助かります。

1/19 13:17

八丁岩への登り口です。

1/19 13:18

恐らく開発工事で寸断されたのでしょう。尾根道に出ました。まっすぐ八丁岩に向かいました。

1/19 13:28

八丁岩です。デカイです。デカ過ぎてカメラに収まりません。よほどの広角レンズが必要です。

1/19 13:30

プレートがありました。砦跡なんですね。ココは開発されずにこれからも保存されるのでしょうか。

1/19 13:49

北田原から見る八丁岩付近です。

1/19 13:53

歴史を感じさせる石仏です。「大角墓地」でしょうか。ゆっくりできなかったので、確認できませんでした。

1/19 14:07

振り返って、北田原方向の眺望です。

1/19 14:08

四等三角点・小松です。2009.12.08付で柱石毀損で報告されていました。現在は傾斜ということで、処分が保留されています。

1/19 14:09

そばに小さなプレートがかかっていました。状態から廃点処理される可能性が高いですね。

1/19 14:38

薬尾寺池への下り道です。一定間隔でマーキングされています。

1/19 14:45

薬尾寺池です。ここは釣り禁止です。

1/19 14:49

尾根道へ池奥の谷筋を登っていきました。

1/19 14:53

登りきると立派な尾根道が続いていました。

1/19 15:10

野外活動センターの遊歩道にでました。以前は、整備されたハイキング道だったようです。

1/19 15:31

うっかり、新池の展望休憩所に出てしまいました。

1/19 16:05

霊園を抜けて枯木地蔵さんにご挨拶しました。

1/19 16:33

鉄塔巡視路となっている旧道を急ぎ足で山麓公園目指しました。どこかで出口を通り過ぎたようです。標石があるので、強行突破です。

1/19 16:33

前方にヤブが立ちはだかります。正直、足元はフラフラですが、力技でここを抜けました。

1/19 16:37

かなり中途半端なところへ出たようです。しかし、遠回りにはなっていません。

1/19 16:44

峠地蔵への参道入口です。

1/19 16:47

お参りする前に道の続きを探索しました。旧石切場と先ほど通ってきた道が眼下に見えます。

1/19 16:49

最後に、峠地蔵さんにご挨拶しました。

撮影機器：

LUMIX DMC-SZ7 パナソニック

感想

Ikoma Nature Walk

南山遺跡群〜東照山ルート
入口付近は遺跡周辺の崩落でルートが一部消滅しています。迂回すると東照山までは歩きやすい尾根道です。
枝道が何本かあるので、テープなどのマーキングに注意してください。
かいがけの道側からの登り口に手書きの地図を記したプレートと火の用心がたっています。
火の用心には「行って来い」とありますが、鉄塔奥に道の入口があります。
たしかに、鉄塔巡視路としては、行き止まりで前後の鉄塔へ行くには降りてくるしかないでしょう。ルート的には「行って来い」ではありません。
ただし、夏季になると鉄塔付近は雑草が茂っているので、判別できないかもしれません。

四等三角点・小松
墓地参道の角地にありました。写真のように毀損していますので、廃点予定となっています。
三角点は大切にしましょう。そのうち、撤去されるものと思われます。

峠地蔵
現在も篤く信仰されているようで、この日も新しいお花が供えられていました。参道から北へ伸びる道は石切場跡（現在のモトクロス練習場）に通じていました。立地的に峠地蔵の呼び名がふさわしい場所であること確認できました。

大角墓地
岩井谷池から竹林を抜けて天の川を越えて下田原へ向う途中で立ち寄った墓地です。石仏の様子から古くからある墓地と思われますが、「大角墓地」なのかどうか確信がありません。ご存知の方は、コメントいただけるとありがたいです。
2014.01.30追記
大角墓地であることを確認しました。