雲取山【三峰ルート日帰りピストン】 積雪で難易度アップの三峰ピストン、下山時アンテナ犬を救助する

2014年01月12日(日) [日帰り]

• GPS: 09:42
• 距離: 21.8km
• 登り: 1,958m
• 下り: 1,945m

コースタイム

秩父市市営駐車場(6:25)⇒登山口鳥居(6:33)⇒炭焼平(7:17)⇒地蔵峠(7:40)⇒霧藻ヶ峰(7:51-7:59)⇒お清平(8:07)⇒前白岩の肩(8:37)⇒前白岩山(8:51)⇒白岩小屋(9:11-9:15)⇒白岩山(9:33-9:40)⇒芋ノ木ドッケ(9:44)⇒大ダワ(10:14)⇒雲取山荘(10:33-10:40)⇒雲取山(11:04-12:17)⇒雲取山荘(12:31)⇒大ダワ(12:50)⇒芋ノ木ドッケ(13:35)⇒白岩山(13:43)⇒白岩小屋(13:55-14:00)⇒前白岩山(14:14)⇒お清平(14:44)⇒霧藻ヶ峰(15:03-15:10)⇒炭焼平(15:31)⇒登山口鳥居(15:59)⇒秩父父市市営駐車場上(16:07)【ピストン】

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

※芋ノ木ドッケ〜大ダワ間の狭い箇所は非常に危険です。滑落された跡がありました。

写真

1/12 6:10

駐車場到着後の極寒の中、雲取山シルエット（画像中央奥）を確認しながら準備に取り掛かかる。

1/12 6:27

霧藻ヶ峰〜白岩山〜芋ノ木ドッケのアップダウンを消化していくハードコースの三峰ルート登山口

1/12 6:33

石鳥居を潜る

1/12 6:35

登山届投入箱に日帰り三峰ピストンと記入して提出

1/12 6:38

チェーンスパイカーとして雲取アタックに立ち向かう。

1/12 6:45

進行方向右手には和名倉山

1/12 6:53

三峰ルートは一定間隔で距離付の道標が備えてあるので、現在地を把握する上での目安になる。

1/12 6:58

チェーンスパイクで積雪を粉砕しながら登り込む。

1/12 7:28

標高1400m以降から登り込みが厳しくなる。

1/12 7:35

グイグイ標高を稼ぐ

1/12 7:40

標高を稼ぐに比例して積雪量もアップ
そして地蔵峠に到達

1/12 7:44

豪快な和名倉山

1/12 7:44

ギザギザヘッドの鎖場王国「両神山」

1/12 7:44

噴煙王の「浅間山」

1/12 7:45

草津・志賀方面

1/12 7:45

妙法ヶ岳

1/12 7:51

秩父の宮レリーフ前を通過

1/12 7:51

霧藻ヶ峰に到達
売店が営業している

1/12 8:07

霧藻ヶ峰より約80m降下して鞍部のお清平に到達

1/12 8:08

前白岩山まで高低差320mの登り返し

1/12 8:51

前白岩山

1/12 8:52

遠方に北岳の頭

1/12 9:11

無人の白岩小屋に到達

1/12 9:14

白岩小屋は終始日陰に位置する場所に建っている。でら寒みぃ〜！

1/12 9:26

積雪量のアップで脚部への負荷も増大

1/12 9:33

白岩山にアタック

1/12 9:34

非常に難易度の高い奇偶なサプライズが発生！
なんと！別々に訪れた三人が会話を交わしたら同じ市内在住者

1/12 9:44

東京で二番目に高い山「芋ノ木ドッケ」

1/12 9:45

樹間に雲取山を捉える

1/12 9:48

谷側に滑落した跡

1/12 9:53

狭く凍結した登山道ではハイカーとの擦れ違いには要注意

1/12 10:05

空は気持ちよく青空が広がる

1/12 10:07

陽だまりの中、トレースがしっかりある道を歩いていく

1/12 10:14

大ダワの男坂と女坂の分岐

1/12 10:14

雪の深い男坂を選択してグイグイ登り込む

1/12 10:27

男坂を脱した後は廃墟と化した雲取ヒュッテを通過

1/12 10:34

300人収容可能な立派なログハウス風の雲取山荘

1/12 10:35

1/12 10:38

玄関入口前にはかまくら

1/12 11:03

急登をゆっくりと登り上げて山頂にアタックを仕掛ける。

1/12 11:05

三峰ルートでは4回目、通算7回目の雲取山登頂成功！

1/12 11:07

右側から甲斐駒ヶ岳〜仙丈ヶ岳〜北岳

1/12 11:07

塩見岳〜悪沢岳〜赤石岳〜聖岳〜光岳・・・南アオールスターズを一望

1/12 11:07

深Q大絶賛の「甲斐駒ヶ岳」

1/12 11:07

南アルプスの女王「仙丈ヶ岳」

1/12 11:07

国内第2高峰「北岳」

1/12 11:08

悪沢岳、赤石岳

1/12 11:08

甲武信三山、中央奥が「甲武信ヶ岳」

1/12 11:08

北奥千丈ヶ岳、国師ヶ岳

1/12 11:41

大菩薩嶺

1/12 11:41

世界遺産の「富士山」

1/12 11:18

雪上でマイクロストーブ点火

1/12 11:18

富士山に向けてチャルメラ味噌味を美味しく頂く

1/12 11:52

避難小屋の裏側よりゲレンデのような石尾根を見下ろす

1/12 11:52

大岳山・御前山

1/12 11:53

三頭山

1/12 12:27

山頂で70分強滞在し大展望を満喫
下山開始

1/12 12:37

女坂はトレースが狭く歩きづらい

1/12 12:50

大ダワを通過

1/12 13:20

危険地帯に突入、一歩ミスを犯せば確実に谷側に滑落

1/12 13:30

気を抜いた瞬間、谷側スレスレの深みで踏み抜くところであった

1/12 13:42

三峰ルートの特徴は登り返しがあるため、下山していても登っている感覚が強い。

1/12 13:48

白岩山より雪深い道を下っていく

1/12 13:57

白岩小屋の展望台で雲取山を振り返る

1/12 14:37

グイグイ標高を下げていく。
膝への破壊型下りに難儀する。

1/12 14:44

鞍部のお清平より霧藻ヶ峰に登り返していく途中にイベントが発生

1/12 14:54

迷い込んでいたアンテナ犬を発見

1/12 15:00

トラバースさせながら登山道に下ろす

1/12 15:03

アンテナ犬を登山口まで下山させるつもりであったが・・・。

1/12 15:12

売店のオヤジに付いていき、小屋で預かるから下山したら係の者に伝えてくれと託される。

1/12 15:42

チャッチャカ下ってアンテナ犬の保護の話を伝えに向かう

1/12 15:59

石鳥居に到達し、チェーンスパイクを解放する

1/12 16:02

車内から3体のハンターが現れる。
アンテナ犬保護の経緯を説明すると飼い主であった。
ハンターらは大変驚き、今から霧藻ヶ峰に引き取りに行くことになる。

1/12 16:16

パワースポットで知名度上昇中の三峰神社に向かう。
立派な随身門を潜る

1/12 16:19

初詣も兼ねて今年1年間の安全祈願を込めて参拝する。

1/12 17:27

下山後は約17キロ走行し、道の駅に併設されている大滝温泉に立ち寄る。
雪山の三峰ルートで疲弊した脚部を思う存分癒してから帰る。

撮影機器：

COOLPIX S9300 ニコン

OLYMPUS SZ-14 オリンパス

感想

OhMy_Naru

★三峰ルートは鴨沢ルートに比べると体力・技術力等の難易度4割増と感じました。ダラダラ登り込む鴨沢とは異なり、登り返しながらの強烈なアップダウンを消化して踏破する三峰はM的嗜好ハイカーにはお勧めです。

★昨年末より山頂の積雪量が増えていました。2週間の間に1度降雪があったものと思われます。今年は厳しい寒さで雲取にもまだまだドカ雪が期待できそうです。へたに荒れた地域に行くよりは私的には丁度良い雪山ハイクでした。

★難易度の高まった三峰ピストンでもチェーンスパイクで歩き通しましたが、決して保証している訳ではありません。できれば6本爪以上の方が安全と思われます。しかし、チェーンスパイクも結構な安定度を感じました。

★前半では山ガールにパワーを頂き、山頂では快晴の中、素晴らしい絶景を特に南アオールスターズに感動しました。下山時はアンテナ犬の保護などイベント盛りだくさんの大変充実した山歩きとなりました。