奥武蔵 大平山（長瀬山）

2022年02月23日(水) [日帰り]

• GPS: 07:04
• 距離: 13.7km
• 登り: 702m
• 下り: 690m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:46
• 休憩: 1:13
• 合計: 6:59

8:14 武蔵横手駅
8:45 8:46 五常の滝受付
9:37 9:40 北向地蔵
11:23 11:24 タカサギ
11:33 12:24 大平山
13:16 13:24 鎌北湖第1駐車場
14:10 14:21 北向地蔵
14:49 14:49 五常の滝受付
15:14 15:14 武蔵横手駅
15:18 ゴール地点

天候

晴れ、風はほとんどなし。

アクセス

利用交通機関：

電車

武蔵横手駅

コース状況／危険箇所等

ルートの中に地図に載ってない部分があります。でも大半がよく踏まれた歩きやすい道。

写真

2/23 8:15

今日は武蔵横手駅からスタートです。
いつも乗降客数は少ない駅なのに、今日は同じ電車から20〜30人が下車しました。

2/23 8:19

五常の滝入り口から北向地蔵へ向かいます。
今日は日和田山周辺の登山道整備ボランティアの方から、大平山周辺の道を教えていただけます。
楽しみ〜！

2/23 8:21

文字は読めませんが6角の石造物がありました。

2/23 8:31

沢筋の岩の上に小さな祠。
隣の木にはモモンガが来るそうです。

2/23 8:39

左側にはお茶畑の跡。今は民家もまばらですが、かつてはたくさんの人が暮らしていたのでしょう。

2/23 8:48

道路から五常の滝が見えます。
いつもスルーしてばかりだな。

2/23 8:49

この舗装路は切通しの道なんですね。

2/23 8:54

今日はここから北向地蔵へ向かいます。この道は初めて歩きます。

2/23 8:56

民家の横に出ました。

2/23 8:56

大きな桐の木

2/23 8:57

こんな山の上に集落がありました。

2/23 9:04

かつて民宿を営まれていた啓明荘さんです。
泊まらなくても日帰りの餅つき体験が好評だったと聞きました。閉鎖されたのは残念ですね。

2/23 9:05

石垣の下に今シーズンお初、ショカツサイの花です。

2/23 9:10

啓明荘さんの横にあるグラウンド？広場？

2/23 9:11

小さな水仙も咲いていました。

2/23 9:11

こんな道を登って行きますよ。

2/23 9:12

古い道案内。正面横手、右権現堂、左土山とあります。裏には建立昭和十二年とありました。

2/23 9:17

結界？
この界隈は私有地が多いようです。

2/23 9:19

見晴らしのよい場所に来ました。大山や丹沢主脈の稜線がはっきり見えました。

2/23 9:30

入り口は細かったけどしだいに広くて歩きやすい道になりました。

2/23 9:32

そしてロープを潜って舗装路に出ました。

2/23 9:32

林道・権現堂線だそうです。

2/23 9:36

そして見慣れた北向地蔵に出ました。

2/23 9:37

お地蔵さまは赤い帽子と前垂れ、お揃いのマスク着用です。

2/23 9:48

送電線と鉄塔越しに筑波山もくっきりと！

2/23 9:49

半分伐採されて、半分は立木の不思議な場所を歩きました。送電線の関係でしょうか？

2/23 9:54

樹林の中を歩きます。

2/23 9:58

落ち葉がいっぱい。

2/23 10:09

と、突然急坂になりました。

2/23 10:12

坂を下り切ったところから振り返って。かなりの傾斜でした。

2/23 10:12

さっきから不思議な音が聞こえています。何か見えてきた！

2/23 10:13

これは⁉︎

2/23 10:14

武甲山から高麗川のセメント工場まで石灰岩を運んでいる、地下のベルトコンベアの点検施設のようです。ゴトンゴトンという音はあの中から聞こえるようです。

2/23 10:14

この先は車は通行止め。
私たちも折り返して下って行きますよ。

2/23 10:20

途中すごくたくさんの実を付けたアオキがありました。

2/23 10:22

権現堂公会堂

2/23 10:23

右側の高台には墓地らしき施設がありましたが、そこが大師寺のようです。

2/23 10:24

公会堂を左に曲がり、また山道に入ります。

2/23 10:26

立派な長屋門のお宅。

2/23 10:30

右手に石垣が見えてきました。奥にお寺があるらしいけど‥

2/23 10:32

右手に階段、

2/23 10:32

その奥に石仏があります。
古い街道のようですが、この先の峠が荒れていて通れないと聞きました。

2/23 10:36

これは供養塔かな？

2/23 10:36

案内板もあります。

2/23 10:37

正面に大きな屏風のような岩！

2/23 10:37

鎌北集落です。

2/23 10:43

皆さん鎌北の姓を名乗られているようです。

2/23 10:46

こちらも鎌北家

2/23 10:49

日陰にはまだ雪が残っていました。ここを正面の山方向へ進みます。

2/23 10:50

やや荒れた道

2/23 10:50

まずはあの鉄塔まで！

2/23 10:55

一つ目の鉄塔

2/23 10:57

オオイタドリの木だそうです。

2/23 10:57

手入れをされた柚子畑がありました。

2/23 11:00

今度は歩きやすい道です。

2/23 11:05

露出している岩が増えてきましたね。

2/23 11:08

途中毛呂山町の基準点がありました。

2/23 11:11

二つ目の鉄塔

2/23 11:12

向こうに見えるのはスカリ山です。

2/23 11:18

また樹林の中を歩いて

2/23 11:24

2/23 11:34

三つ目の鉄塔

2/23 11:34

鉄塔の周囲は茅がすごいです。歩きにくい。

2/23 11:34

三角点がありました。ピーク感はないけれどここが大平山のようです。

2/23 12:26

そして樹林を歩き

2/23 12:26

また下ってますよ。

2/23 12:28

これは鹿が角を研いだ跡。

2/23 12:29

モミの木です。モミの木は枝が太いので、枯れ枝も太い。だから風の強い日は樹下に長居をしない方がいいそうです。

2/23 12:33

大谷ツ山？

2/23 12:43

途中大きなシラカシの木がありました。

2/23 12:49

露出した岩の横を通ります。

2/23 12:50

下り道にも岩が多いですね。

2/23 12:56

四つ目の鉄塔

2/23 13:01

大きな岩の横を通ります。

2/23 13:02

小さな洞穴がありました。

2/23 13:02

上を見るとすごい迫力！

2/23 13:06

ここへ下りてきました。

2/23 13:10

鎌北湖へ向かう道です。

2/23 13:13

鎌北湖に着きました。農業用水のための人造湖です。
長い間水を抜いて修復工事をしていましたが、どうやら終わったようです。

2/23 13:13

春は桜の名所で、昔はすごく賑わったのだとか。

2/23 13:26

今は周囲にあった観光施設も閉じられています。
なんだか悲しい。

2/23 13:32

奥武蔵自然道で北向地蔵へ向かいます。

2/23 13:35

道のすぐ横を沢が流れています。

2/23 13:36

しだいに斜度が急になってきました。

2/23 13:54

毛呂山町の団体さんの運動施設だそうです。
地図にはこの先にトイレのマークがありますが、現在は撤去されているようです。

2/23 13:58

再び鉄塔越しの筑波山を見た場所に戻ってきました。

2/23 14:07

北向地蔵を通り武蔵横手駅へ向かいます。

2/23 14:24

ロープがありますが車は通行止め、登山者は通行可能です。

2/23 14:33

ユガテとの分岐に立つホウノキ。いつ見てもモニュメントのようです。

2/23 14:45

舗装路と合流したらまもなく武蔵横手駅です。
身近なのに知らなかった道を教えていただき、ありがとうございました。

撮影機器：

iPhone 12 mini 128GB au Apple

感想

みーやん🐕‍🦺🐕

日和田山周辺登山道の整備ボランティアをしているＯさんに、大平山を案内していただきました。
大平山という山はたくさんありますが、今回行ったのは日高市と毛呂山町の市境付近、鎌北湖の北側にある低山、長瀬山とも呼ばれているらしいです。
何がおもしろいって、自分の地元でありながらほとんど知らなかった峠で結ばれたかつての生活道を、辻や道端に置かれた石仏や道標などを見つけて歩くこと！
今は私有地が多くそういった道の整備状況は所有者によって様々ですが、Ｏさんはとにかく歩く人がいなければ歴史ある道が消えてしまうと言われます。
案内していただいたルートは一部を除きよく踏まれた道なのに、地図には載ってない部分が多く、先はどこに繋がっているのか、ワクワクしどおしでした。
私は自分のことだけで精一杯、ボランティア活動もできないし、歴史や石碑なども不勉強でわからないことだらけです。でも遠くの名山だけ見るのではなく、身近な郷土の山も知っていきたいと思っています。
楽しかったです。Ｏさん、ありがとうございました。