山行記録: No.32 二ッ箭山 海の見える岩山

過去天気図（気象庁）	2013年09月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車常磐自動車道利用で ●常磐自動車道・いわき中央IC➡〈国道49〉➡〈県道133〉➡〈県道248〉➡〈県道135〉➡〈県道248〉➡〈国道399〉➡二ッ箭山登山道入口（約13.1km・約24分）アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	「二ッ箭山」とは、二つの矢を立てたような山という意味で、男体山、女体山と呼ばれる特徴的な二つの岩峰です。また、古くから海の男たちに守護神として信仰の対象とされていました。　コースは、難しい箇所もありますが、岩峰からの眺望は素晴らしく、何といっても太平洋の大海原が秀逸です。朝暗いうちに登り、岩峰で朝日を拝むにはもってこいの場所です。地味な阿武隈高地の中で、この二ッ箭山は沢などもあり、変化に富んだ山歩きを味わえます。　トイレも完備された根本集落の大駐車場から歩き始めます。広い道をたどっていくと沢音が間近に聞こえ、御滝沢が現れます。沢を渡りさらに進むと月山への分岐に出合います。ここを左へ進めば御神体の御滝が現れます。沢を渡り杉林を抜け、沢に沿って登っていけば、〆張場にたどり着きます。ここから道は一変して急坂に変化します。要所にはクイや足場がありますが、注意して登りましょう。尾根コースに進み、尾根に出れば岩場の連続に。息もつかせぬほどに男体山への登りが続き、北側の2カ所の鎖場を伝って進めば、祠の建つ女体山に到着します。そこからは輝く太平洋、平地区の街並み、阿武隈高地の山々が望めます。　帰路は三角点のある二ッ箭山山頂に立ち寄り、アカマツの尾根をたどって月山へ向かいます。月山からは、登ってきた男体山・女体山の岩峰が望めます。ここからは急な尾根を慎重に下って駐車場へと戻ります。 ※男体山・女体山には、岩場を越える岩場コースと、迂回する一般コースがあります。初心者は一般コースをたどりましょう。