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Yamareco

記録ID: 4046032
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

ひので野鳥の森

2022年03月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:52
距離
17.0km
登り
790m
下り
801m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
0:40
合計
6:13
7:44
11
中平井バス停 スタート地点
7:55
7:55
10
史跡高札場
8:05
8:10
25
妙見宮七星殿
8:35
8:40
50
道標番号23
9:30
9:30
10
入口3
9:40
9:40
30
馬頭観音
10:10
10:15
50
熊野神社
11:05
11:10
15
猿取山
11:25
11:35
0
谷の入展望台(圏央道・八王子方面)
11:35
11:35
25
2等三角点
12:00
12:00
5
小広場
12:05
12:05
40
山の神
12:45
12:55
30
谷の入展望台(富士山方面)
13:25
13:25
32
西ルート・東ルート分岐
13:57
中平井バス停 ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き JR福生駅から中平井バス停(スタート)
帰り 中平井バス停(ゴール)からJR福生駅
コース状況/
危険箇所等
「ひので野鳥の森自然公園散策路マップ」に従って歩きましたので、危険箇所はありません。
ただ、「足下田」への道標に従ったところ、足下田川沿いの道から、どのように宮本古道へ復帰すればよいかを迷いましたが、何とか、社を経由する小径を見つけ、宮本古道に戻ることができました。
明治初期まで高札場(現在の掲示板)として使用され、石垣が積まれています。 日の出町指定史跡になっています。
2022年03月03日 07:55撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 7:55
明治初期まで高札場(現在の掲示板)として使用され、石垣が積まれています。 日の出町指定史跡になっています。
東光院の裏から急な階段か、ジグザグ道をひと登りしますと、妙見宮七星殿に出ます。韓国風(百済様式)の極彩色の建造物です。北極星と北斗七星が祭られています。
2022年03月03日 08:06撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 8:06
東光院の裏から急な階段か、ジグザグ道をひと登りしますと、妙見宮七星殿に出ます。韓国風(百済様式)の極彩色の建造物です。北極星と北斗七星が祭られています。
朝霧が去って薄日が差しますと、いろいろな小鳥の鳴き声があたりに響き、鳥影が木から木へと飛び移っています。小鳥の出迎えがうれしく、「野鳥の森」と銘打っているのも頷けました。柔らかい土の感触をいとおしみながら、歩を進めます。
2022年03月03日 08:21撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 8:21
朝霧が去って薄日が差しますと、いろいろな小鳥の鳴き声があたりに響き、鳥影が木から木へと飛び移っています。小鳥の出迎えがうれしく、「野鳥の森」と銘打っているのも頷けました。柔らかい土の感触をいとおしみながら、歩を進めます。
そよ風が爽やかに吹き抜け、明るく開放的な気分に浸りました。
空は春めいていますが、真冬のような透明感はなく、遠望は得られません。
2022年03月03日 09:23撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 9:23
そよ風が爽やかに吹き抜け、明るく開放的な気分に浸りました。
空は春めいていますが、真冬のような透明感はなく、遠望は得られません。
ひので野鳥の森には4カ所の入り口があり、散策路マップに「入口3」とある場所です。
2022年03月03日 09:41撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 9:41
ひので野鳥の森には4カ所の入り口があり、散策路マップに「入口3」とある場所です。
安永5年(1776年)の馬頭観音は、青梅へ抜ける古道であったことを物語っています。
2022年03月03日 09:55撮影 by  SO-01L, Sony
1
3/3 9:55
安永5年(1776年)の馬頭観音は、青梅へ抜ける古道であったことを物語っています。
道標は足下田を指しており、この森を隈なく歩こうと心に決めましたので、左に直角に折れて足下田に向かいました(このルートは散策マップには表示されていませんでした)。
2022年03月03日 09:57撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 9:57
道標は足下田を指しており、この森を隈なく歩こうと心に決めましたので、左に直角に折れて足下田に向かいました(このルートは散策マップには表示されていませんでした)。
足下田川沿いの道を北に進み、右奥の熊野神社はひっそりとした佇まいを見せていました。
2022年03月03日 10:08撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 10:08
足下田川沿いの道を北に進み、右奥の熊野神社はひっそりとした佇まいを見せていました。
宮本古道に戻りたいのですが、何とか、この社を経由する踏み跡をたどって戻ることができました。
2022年03月03日 10:22撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 10:22
宮本古道に戻りたいのですが、何とか、この社を経由する踏み跡をたどって戻ることができました。
宮本古道に戻るとそこは展望地、目の前を遮るものは何ひとつなく、西方に静かな連なりが広がります。安らぎを覚え、自らの健康に心を込めて礼を言いたくなりました。
2022年03月03日 10:58撮影 by  SO-01L, Sony
1
3/3 10:58
宮本古道に戻るとそこは展望地、目の前を遮るものは何ひとつなく、西方に静かな連なりが広がります。安らぎを覚え、自らの健康に心を込めて礼を言いたくなりました。
猿取山(285m)は展望なしの頂上です。
2022年03月03日 11:06撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 11:06
猿取山(285m)は展望なしの頂上です。
季節の微妙な移り変わりのなか、雑木は春色を増そうとしているようです。明るい雑木の長閑な小径を行きますが、この道は平成新道と称されています。
2022年03月03日 11:16撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 11:16
季節の微妙な移り変わりのなか、雑木は春色を増そうとしているようです。明るい雑木の長閑な小径を行きますが、この道は平成新道と称されています。
テルモスの温かいコーヒーを飲みながら、陽だまりの憩いを楽しみました。
2022年03月03日 11:21撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 11:21
テルモスの温かいコーヒーを飲みながら、陽だまりの憩いを楽しみました。
谷ノ入沢左岸の稜線上には5カ所の「谷の入展望台」があり、この展望台からは圏央道・八王子方面が望めます。
2022年03月03日 11:28撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 11:28
谷ノ入沢左岸の稜線上には5カ所の「谷の入展望台」があり、この展望台からは圏央道・八王子方面が望めます。
尾根道は「日の出アルプス」の一部でもあり、278.5m点は2等三角点(点名:菅生村)です。
2022年03月03日 11:40撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 11:40
尾根道は「日の出アルプス」の一部でもあり、278.5m点は2等三角点(点名:菅生村)です。
今も整備が進んでいて、「私たちのためにありがとうございます」と、内心、お礼を申上げました。
2022年03月03日 11:54撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 11:54
今も整備が進んでいて、「私たちのためにありがとうございます」と、内心、お礼を申上げました。
6つのコースがこの小広場に集まり、ほぼ中央部に位置する結節点になっています。
2022年03月03日 11:59撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 11:59
6つのコースがこの小広場に集まり、ほぼ中央部に位置する結節点になっています。
山の神の石祠ですが、山を守ってくれる神様に、そして愚妻に感謝です。
2022年03月03日 12:03撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 12:03
山の神の石祠ですが、山を守ってくれる神様に、そして愚妻に感謝です。
木漏れ日のなか、さえずる小鳥の歌と落ち葉を踏む音ばかりが、この静寂を領していました。
2022年03月03日 12:25撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 12:25
木漏れ日のなか、さえずる小鳥の歌と落ち葉を踏む音ばかりが、この静寂を領していました。
右側が管理棟、左側がトイレです。管理棟は閉鎖されていましたが、清潔なトイレは心地よく快適でした。
2022年03月03日 13:02撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 13:02
右側が管理棟、左側がトイレです。管理棟は閉鎖されていましたが、清潔なトイレは心地よく快適でした。
木立は美しく気品があり、鳥のさえずりは「美しい鈴」のようです。
2022年03月03日 13:14撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 13:14
木立は美しく気品があり、鳥のさえずりは「美しい鈴」のようです。
西ルート(小熊沢右岸)と東ルート(同左岸)に分かれます。
2022年03月03日 13:29撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 13:29
西ルート(小熊沢右岸)と東ルート(同左岸)に分かれます。
東ルート上の道標が「ヤブラン群生地」を指しており、立ち寄ってみました。夏から秋にかけて青紫色に彩られることでしょう。
2022年03月03日 13:33撮影 by  SO-01L, Sony
3/3 13:33
東ルート上の道標が「ヤブラン群生地」を指しており、立ち寄ってみました。夏から秋にかけて青紫色に彩られることでしょう。

感想

予備知識なしで「ひので野鳥の森」を訪れたところ、現地のボックス内に散策路マップが用意されていました。その時、山歩きの先輩たちが「赤線病」のことを熱っぽく語っていたことを思い出しました。白地図に自分の歩いたコースを赤線で引き、赤線が縦横に繋がっていく。自分の赤線密度がいかに濃くなっているかを仲間に自慢げに披露し合うという、それを「赤線病」と呼ぶとのことでした。
今回、遊び心から、私もそれにならってみようと思いましたが、それは「ヤマレコ」という最新アプリを駆使できるからです。何とか、80%はカバーできたと満足しています。
歩きながら痛感しましたが、一筆書きができることが理想となりますが、そう易々とできる訳はなく、重複して歩かざるを得ない区間も多くなりました。私は、松浦本の愛読者ですが、『新バリエーションハイキング』のあとがき(P380)でも、松浦氏がその苦労に触れられていました。今回の経験から同感しました。
ほぼ隈なく歩くことができ、「ひので野鳥の森」が里山ハイキングとしての好条件を完全に備えていることを実感しました。さして標高もない丘陵地ですが、長閑な里山歩きに最適であり、好展望スポットも数多くあります。整備してこられた方々には頭の下がる思いでいっぱいです。

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