残雪歩くカイカン 鍋森 離森山
- GPS
- 04:26
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 764m
- 下り
- 777m
コースタイム
天候 | これ以上ない穏やかな晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
前日の石見堂・赤見堂山に続き,日曜日も好天の奇跡の週末。宿はご家族の急病でキャンセル,急遽車中泊になるも,ビール・新潟地酒をセブン食材を肴に堪能。さて,日曜はどこに登るかとなり,やはりこの時期のこの好天を最大限活かすには冬季限定コース,鍋森に決定。候補の湯殿・月山は今シーズン既に2度撤退しリベンジもあるが,早朝で志津温泉奥に駐車はできなくもないが激混みになるだろうし,コースも賑わっているだろうと初めての鍋森に。第一トンネル脇の駐車スペースは広々でありがたい。直下の沢がこの季節柄心配だったが問題なく通過。途中の気温の道路標示はマイナス3℃で,しっかり締まっていてスノーシューは担いでツボ足で,薄目のトレースを辿る。ブナの広々した疎林が清々しく,ツボ足でサクサクなのだが,いかんせん,昨晩空けた四号瓶の中身が体内で効いている。左の沢状に自然に入り尾根にでるがやや分かりにくそうと思って登ったが,その通り帰りに外してウロウロしてしまう。
登りは終始緩やか,広々した雪原のような尾根,樹林も薄く,残雪ハイキングという言葉がぴったり。スキーもさぞかし気持ちよいだろうと言っていたら,確かに復路にスライドした5人のうち,1人がスノーシュー,後4人はスキー。曲がりくねった尾根を大展望の中ひたすら緩く高度をあげていくと鍋森。昨日登った赤見堂山がまじかに見えるところまで,サクサクきてしまう。あまりに早いのでその先の離森山に足を延ばす。最後の斜面は恐る恐るのぞき込むと4m以上はある深いクラックが入っており,ここばかりはクラックの延長も回避して慎重に通過。その山頂は尾根のどんずまりで360度の見事な展望。以東岳も指呼。山名はどうにも地味だが,ここまで来てよかったあと感じる山頂。帰りは月山,鳥海山をみながらの大漫歩。二日酔いも抜けてきて,ハア〜カ・イ・カ・ンと繰り返しながら歩く。緊張感なく歩いていたら,間違えやすそうなところで見事に外してウロウロしたがご愛敬。11時前には駐車場に戻り,大満喫の2日を終え,相方は新潟に,こちらは仙台に分かれる。早めに戻れて,急遽詰め込んだ車中泊用品含め,片付け,日干しですっきりとビールが本日もうまい。
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